にゃんこと黒ラブ

猫達と黒ラブラドール、チワックスとの生活、ラーメン探索、日常について語ります

夜の柴又帝釈天なな散歩

2019-12-11 19:23:00 | 黒ラブなな

 もう12月中旬に突入したというのに何という暖かさだ。明日はもっと暖かくなるらしい。あと2週間あまり頑張れば年末年始のお休みに入れる。少しまとまった時間が取れるので読みたい本も読める。

昨夜は8時半過ぎからなな散歩へ。仕事終わり寄り道もしないで50分電車に揺られて直帰するようになった。なな散歩がなければ、職場近くの本屋に寄ったり安いコーヒー屋に寄ったりと仕事疲れをリセットするかのような帰り道だった。











 夜は帝釈天の中には入れないが、参道は人がいなくても明るくて絶好の散歩道だ。帝釈天から柴又駅へ向かう。人や自転車や車に注意しなくてもいいので写真が撮れた。

そういえば、何日か前のNHKで山田洋次監督と男はつらいよの映画作成秘話やドキュメンタリー風の若かりし山田監督、渥美清が登場していた。

昭和40年代の帝釈天や参道のお店の様子、矢切の渡しある江戸川河川敷の風景が映し出されて驚いた。でもなんだろう、あの懐かしい人情溢れた時代の人々の活気は。

山田洋次監督という人がいかに凄まじい映画作りをしてきたかがよくわかる番組だった。28年間で49本もの「男はつらいよ」シリーズを原作、脚本から手がけて撮影、編集まで世に出してきた。

半年で一本の映画作品をゼロから完結させて上映までこぎつける事を20年以上か‥‥。狂気の沙汰としか思えないようなバイタリティだ。小説家や芸術や音楽に携わる本物の創作家はやはりこの狂気がないと産み出せないのだろう。











 おいおいななよ、寅さん像になんてことするのだ。誰だと思って匂い嗅ぎをしてるのか、周りにいる女性陣お2人組に笑われてしまった。

駅からの帰り道、和風居酒屋の前を通ると女将さんが、あらラブちゃん、まだ若い子ねとすぐ寄って来た。今年の春先まで15年も黒ラブを飼っていたとのこと。お店の中の犬好きのお客さんまで呼んでななをあやしてくれる。

どこに住んでるの?
また連れて来てねと下町らしい初対面の会話。予期せぬ面白いワンちゃんつながりがあるもんだ。