ある数学愛好者のひとり言

数学好きな私がひとり言をつぶやきます。

射影作用素

2023-10-20 00:00:35 | 数学・数学教育

2023年10月20日(金)

 

 射影変換とは、n次元ベクトルからへの線形変換

    P:V→V

があるとき、

    P²=P

を満たす写像のことを言う。この変換による像

    Pv=v

vの射影である。

 本文の冒頭に射影作用素について具体的な例で説明されているが、若干補足する。

   一般的には、ベクトル空間V

    V=U⊕W

直和分解されているとき、P²=Pを満たし

    P:v=u+w   → u     (u∈U,w∈W)

となる作用素Pを射影作用素というのである。

 本文の冒頭では、直交分解で説明されている。

   

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

放送大学の今学期の履修科目についての感想 ~今までの学び

2023-10-18 00:00:44 | 放送大学等の学び

2023年10月18日(水)

はじめに

 2023年1学期までに所属している「情報」コースの必要単位数を満たし、今学期末での卒

見込みとなっている。したがって、今学期は「情報」コースの科目は履修しなかった。学校教育

第105条の科目群履修証明制度に対応した放送大学エクスパートのひとつ「環境科学の基礎」

取得を第一に考えて、履修科目の選定をした。それが、『生活環境と情報認知'20』『生物環

科学'16』である。

 

 これら2科目の現在までの私の学びについて、自由に述べてみたい。

 

『生活環境と情報認知'20』

 科目『生活環境と情報認知'20』は『生活と福祉』コースに属するもので、私にとって初めてのこ

コースの履修科目である。

 科目『生活環境と情報認知'20』についての私の正直な感想、「科目選択をまちがえた」というべき

だろう。医学・保健・福祉・情報など多くの予備知識を必要とし、講義内容も私にとって難しすぎる。

放送授業を今までに第10講まで聴講したが、ただ聞いているという感じで理解できたという感じが

持てない。もう少し講義概要をよく読んで、履修すればよかった。

 この科目の講義概要は、次のようになっている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【講義概要】


 私たちは、生活の中でさまざまな情報を扱い、生活に役立てている。生活環境の中で、私たちがど

ような情報を認知し、私たちの発する情報は生活の中でどのように役立っているのか、情報収集の手法

や情報の流れ、処理の方法を中心に説明する。近年急速に普及したモバイル機器やユビキタス機器の運

用について、消費者の視点から論ずる。また、高齢化社会において、生活の大きな部分を占めてくると

思われる医療・福祉分野における、最新の情報技術について解説し、日常生活における利用や応用可

性について論ずる。

【授業の目標】

 生活環境において、収集され運用されている情報にどのような種類のものがあるのか理解し、その

報の収集手法、処理方法について、具体例を通して学ぶことを目標とする。高齢化した日本の社会の生

活において、医療・福祉分野も含め、消費者が恩恵を受ける情報のあり方、扱い方についても学ぶ。

【履修上の留意点】

 日常生活における情報の扱われ方について日頃から関心をもつことを勧めたい。また、馴染みの薄

話題が提供されたら、是非、インターネットや関連図書を用いて背景知識を積極的に調べ、知識の幅を

拡げていただきたい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 私自身がこの分野に関心がないから、今ひとつ熱が入らないのかも入れない。

 とにかくインターネット配信で開講されている放送授業を、印刷教材と照らしながら最後まで視聴

ることをしよう。そして、わからないところは繰り返し視聴して、問題となっていることが第何講の学

習内容か知っておきたい。単位認定試験のために・・・・。単位認定試験といえば、この科目の平均点

   2022年度2学期(81.2点)    2022年度1学期(87.2点)

と、結構高い。講義が難いい割りには、単位認定試験はやさしいのだろうか?

 

『生物環境の科学'16』

 『生物環境の科学'16』は『自然と環境」コースに属する科目である。講義名からわかるように、生

学の生態学の分野の科目である。2016年に開講された科目であるから、今年度で8年目となる。

年度も開講予定であるから、開講される予定であるから放送大学の学部の授業のなかではかなり長寿

科目である。

 この科目の講義は生態学での専門用語も多く難しいところもあるが、身近な生物が話題になるだけに

白い授業である。私は第1講まで視聴したが、思わず引きつけられた。生物学に対しては私は苦手で放送

大学では『初歩からの生物学'18』しか履修していない。けれど、『生物環境の科学'16』は私自身とっ

て印象深い授業になりそうである。

 この科目の講義概要は、次のようになっている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【講義概要】

 生物のそれぞれの個体を取り巻く全てのもの、すなわち環境は、生物の生息のありようを大きく左右す

る。環境の構成要素として、非生物的な条件がもっぱら認識されるが、周囲にいる他の生物もまた、環境

の構成要素である。というのは、生物はほとんどの場合単独では生きておらず、同種あるいは他種の生物

と密接な関係を保ちながら生きているからである。本講では、生物の生息に影響を及ぼす環境条件につい

て、生物的条件や景観に関わる条件なども含めて説明する。さらに、長期的な視点に立った場合に、環境

が進化や種分化にどのように関わり得るのか、その概要を紹介する。

【授業の目標】

・生物にとっての環境とはどのようなものであるのか、生物的環境も含めて理解すること。

・生物個体の相互の関係が、生物の生息、生存にとって重要であることの概要を把握すること。

・人間が他の生物の生活に大きな影響を及ぼしていることについて、都市、農村、河川などにおける具体

例を通じて認識を深めること。

・生物にとっての環境を理解することは、生物の進化を考える上で不可欠であることを学習すること。

【履修上の留意点】

 本講義を履修するにあたっては、学部での導入科目の「初歩からの生物学」を履修しておくこと、ある

いは同水準の生物学を既習していることが望ましい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 残りの講義をしっかり視聴して、単位認定試験に臨みたい。単位認定試験は2024年1月16日から

であるから、まだ大分時間がある。その前に、通信課題の問題を今月中に解いておきたい。 

 この科目の単位認定試験の平均点は

   2022年度2学期(83.3点)    2022年度1学期(82.7点)

と、結構高い。渡すなりに努力して、高得点を目指したい。

 

 

 

 

ちょっと休息  10月16日のFacebook投稿

(1)

 独立行政法人大学改革支援・学位授与機構に学士の申請をするために、今まで学んだ岐阜大学教育学部、

玉川大学通信教育学部、岐阜聖徳学園大学教育学部、大学院国際文化研究科、放送大学に卒業証明書や成

績(単位修得)証明書などを求めつつあります。岐阜大学と玉川大学からは既に取得済みです。放送大学

には、卒業後の来年4月に申請する必要があります。

 きょうは、岐阜聖徳学園大学教育学部、大学院国際文化研究科に申請しました。最初に教育学部の教務

課に電話をしたあと、申請方法を聞きました。証明書発行システムに登録する必要があるとのことですの

で、システム登録用の仮パスワードをもらいアクセスしました。あとはシステムの指示に従って、入力し

て請求を完了して支払いをクレジット決済を済ませました。郵送で受け取ることにしました。さて、うま

くいったでしょうか。不都合があれば、教務課に再度問い合わせます。

 

 放送大学の場合は正式な成績(単位修得)証明書がなくても、履修科目と取得単位数はわかります。こ

れらを大学支援・学位授与機構に申請する様式に合わせて、科目数と単位を2023年度中には整理した

いと思います。(来年の申請には、2024年度用の申請書類が必要です。)

 

2023年度の「新しい学位の道」と申請書類

 

(2)

 10月10日(火)から週1回、岐阜学センターの視聴覚スペースでの放送授業の視聴を再開したいと思っ

ている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

複素数の一次分数変換に関する基礎的な問題 ~2023年前期日程の佐賀大学理工学部入試問題

2023-10-16 00:00:29 | 数学・数学教育

2023年10月16日(月)

 

 複素数の1次(分数)変換

               w=f(z)=(az+b)/(cz+d)   (a,b,c,dは実数)

に関する問題である。1次分数変換の性質

    円は円に写される       (直線は半径が無限大の円と考える。)

ことを知っていると、小問(3)(解法)には役立つであろう。少なくとも自分の(解法)の見直しに

はなるだろう。

 いずれも基本的な問題なので、計算ミスのないように小問の誘導に乗って順に解いていけばいい。

 

 小問(3)は、

    z=x+yi   x,y∈

に直さないで共役複素数を利用して解くことにした。(別解法)として上のz=x+yi を用いた(解法)

示した。 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

県教委教育管理課に提出した5月25日付の「苦情等対応審査申立書」が一部受理される

2023-10-14 00:00:42 | 教育問題全般

2023年10月14日(土)

 

苦情等対応審査申立書の受理・不受理の通知

 5月25日付けで県教育委員会教育管理課に申請した「苦情等対応審査申立書」に対する受理・不

受理の通知が10月12日にようやく郵送されてきた。なぜこんなに遅くなったかわからないが、お

そらく昨年度の現北方町立南学園の教員の不祥事のこと(注1)の記載があったからだと思う。

 結果を言うと、岐阜教育事務所学校職員課の対応への苦情処理は受理された(注2)。受理する以

上、教育管理課はある程度下調べをして状況がわかっていると思う。岐阜教育事務所学校職員課も、

そうであろう。9月初旬に県教育委員会のホームページに学校職員課の職務内容を載せて、そこでは

市町の教育委員会への指導・助言や教育長からの報告などの職務が改めて述べられていた。また、9

月27日の午前中に学校職員課の定例の北方町立南学園の人事・管理訪問がおこなわれた。その場で、

教員の不祥事について聴収が行われたかも知れない。いずれも、学校職員課もある程度状況を把握し

ていたように思える。

 義務教育課のPTA担当の職員の対応への苦情処理は不受理になった。不受理の理由の記載部分の

意味が全くわからないわけでない。ある日から突然にPTA担当職員が私との話し合いに応じなくなっ

たことは事実であるが、それは義務教育課の方針あるいは課長からの指示があったからでなく、個人

的な理由らしい。(理由は、わからない。)したがって、岐阜教育事務所学校職員課の場合と違って、

 「岐阜県教育委員会苦情等対応審査実施要綱第2条に定める『苦情等対』に該当しないため」

となるとのこと。ただ今後はPTA担当者が電話に出てくれるようになるとのことだから、不問に付

そう。

 それより、岐阜教育事務所学校職員課への苦情処理が受理されたことが、何より意にかなうもので

あった。受理された結果

  その後の岐阜県北方町立北学園のPTA問題 (2023年9月30日)

で述べたように、「苦情等対応審査のフォロー」にあるような流れで審査がなされる(注3)。どの

ような結果になるのか、見守るしか方法がない。いずれにせよ、受理・不受理の通知はできるだけ早

くほしかった。公文書として残る事実も、私には重要だった。受理された事項の審査にも期待してい

こうと思う。

 

受理通知書・・・岐阜教育事務所学校職員課への苦情

 

不受理通知書・・・義務教育課PTA担当者に対する苦情

 

苦情等対応審査申立書・・・県教委教育管理課で受付

 今まで、一度もブログ等で公表してこなかった苦情等対応審査申立書を公開する。5月25日提出に

して10月10日付けで受理・不受理が決定して郵送されてきたものである。受付から4ヶ月以上経っ

ているので、多少情勢が変化している部分もある。それについては、前述した

  その後の岐阜県北方町立北学園のPTA問題 (2023年9月30日)

  北方町立北学園のあるPTA文書を通じて、入退会自由な任意団体PTAに対する学校の関わり方を考え

     (2023年10月10日)

のブログを参照にしてほしい。

  

 

(訂正)

  読み返したら、「苦情等対応審査申立書」の文面に誤りがあることに気づいた。

  「岐阜教育事務所学校職員課の対応(苦情申し立ての対象)」の部分で、

    (誤) 学校教育課  → (正) (岐阜教育事務所)学校職員課

とすべて訂正していただきたい。公文書として提出したこのような文書で誤植・誤認があったことをお詫

びしたい。提出済みの文書であるが、ここで訂正させていただく。(2023年12月13日記す。

 

 以上が私が5月25日付けで提出して受付がなされた「苦情処理等審査申立書」とその添付資料である。

北方町教育委員会による2022年7月9日の回答を無視する、PTA加入を強制するような当時のPTA

会長(北方町教育委員であった)の「PTA会員登録について」の文書の配布を許可した北学園の姿勢が

問題の発端であった。このPTA問題については、北方町教育委員会に指導・助言のできる岐阜教育事務

所教育支援課と話し合いがついた。教育支援課には自らの職務を執行していただけるとのことであった。

したがって、教育支援課は苦情処理等審査申立の対象から除外した。

 PTA問題の過程で起こった北方町教育委員会への不誠実・無責任な姿勢に対して、岐阜教育事務所教

学校職員課から指導・助言を依頼したが、「北方町のことはやらない」とかで意思統一を図った。そこで、

苦情処理等審査申立を行った。県教育委員会は北方町教育委員会に直接指示・命令ができないので、学校

職員課に指導・助言を求めたのである。またこれもPTA問題の過程で明らかになったことであるが、私

の閉鎖したブログ「身勝手な主張」のコメントに保護者から教員の不祥事の書き込みがあった。無視でき

なかったので、それも苦情処理等審査申立の理由とした。結果、受理されたわけである。

 

(注1)

 保護者の投稿では不祥事を起こした教員が南学園にいるとのことであった。このことは、昨年度の不祥事

が学園発足まえの北方南小学校でおこったことを意味しない。私は、推測であるが北方南小学校でないと思っ

ている。

 

(注2)(注3)

 本文では「苦情等対応審査のフォロー」の記載のあるブログにリンクを張ったが、このブログで再度掲載し

ておくことが適切のような気がする。改めて、掲載しておこう。

 

 

 

 

ちょっと休息  10月12日のFacebo0k投稿

(1)

 今日は、小川陽子先生の『百人一種の世界』の2学期初めてのセミナーでした。私は1学期と同じ10

時からだと思いこんでいましたので、30分遅れて参加しました。

 今日のセミナーの内容は、百人一種に納められている天徳内裏歌合に歌われたの40番・41番の次の
 
2首です。
 
 ㊵ 忍ぶれど色に出にけりわが恋はものや思ふと人の問ふまで     平兼盛
              
 ㊶ 恋すてふわが名はまだき立ちにけり人知れずこそ思ひけり     壬生忠見
              
 和歌の鑑賞とともに、天徳内裏歌合についても深く学ぶことができました。
 
 
(2)

 放送大学の教務システムWAKABAの学籍情報に、今学期での卒業見込みの表示がされました。

 結局情報コースも、前の2コースと同様に2年間で卒業です。卒業後は選科履修生(1年間の科目履修生)
 
として放送大学に在籍する予定です。
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オイラーの多面体定理

2023-10-12 00:00:15 | 数学・数学教育

2023年10月12日(木)

 

 ここでとりあげたオイラーの多面体の定理の証明は、放送大学の印刷教材

   橋本義武著『正多面体と素数』(放送大学教育振興会、2021.0320)

にあったものである。第一章「正多面体に表れる素数」から引用させていただいた。オイラーの多面体定理は、

位相的な性質である。その証明は、位相的におこなうのが一番適していると思ってこの本を参照にさせていた

だいた。なお、この授業は2021年4月から開講されていて難しい内容であったが、私も単位を修得した。

線形代数関連の授業を除くと、放送大学で唯一抽象代数の内容となっている。

 

 

 

 

 

ちょっと休息  10月10日のFacebook投稿

(1) 

 今日は岐阜学習センターへ行くつもりで朝の8時頃に家を出ました。途中に海津市医師会病院によってインフ
 
ルエンザの予防接種をしてから、OKBふれあい会館へ向かおうと思っていました。しかし、混んでいたので待つ
 
こと1時間30分・・・その間、『生物環境の科学'16』の第10講の印刷教材を読んでいましたが・・・遅くなっ
 
てしまいました。
 
 そこで岐阜学習センターへ行くのはやめて、専門書も揃っている大垣イオンタウンの本屋に向かいました。そ
 
の後、イオンモール大垣に行って、文房具を購入。ついでにフォードコーナーで昼食を取りました。
 
 予定は大幅に狂いました。岐阜学習センターでの学習は、10月17日(火)にしようと思います。とにかく、
 
10月4日のコロナに続いてインフルエンザの予防接種を済ませることができたのでよかったです。
 
(2)
 
 記念碑的に、『岩波理化学辞典 第5版』を購入しました。
 
 『岩波数学事典 第4版』の方は、出版からそれほど時間を経ない時期に新品で購入しました。現在、つんどく
 
状態です。ただし、添付されていたCD-ROM(DVD-ROM?)の方は、3版・4版ともパソコンに入れてありますので、
 
ときどき知りたい項目を調べて読んでいます。『岩波理化学辞典 第5版』は、そうしたCD-ROMのようなものは
 
添付されていません。
 
 私が購入したのは,2015年9月に出版された第5版13刷です。定価は、12000円となっています。も
 
ちろん専門外のこの辞典に12000円も払うつもりはありませんでしたので、Amazonで中古本を送料込みで664
 
円で購入しました。状態は、大変よく、新品と変わりません。これほど安かったので,購入する気になったわけです。
 
関心ある項目を調べることにしましょう。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする