ある数学愛好者のひとり言

数学好きな私がひとり言をつぶやきます。

面接授業『地球科学概論』を受講する

2024-06-05 00:00:29 | 放送大学等の学び

2024年6月5日(水)

 

 6月1日(土)・2日(日)には岐阜学習センターで面接授業『地球科学概論』を受講した。講師は、

私が現在参加している岐阜学習センターのセミナー『造山論の歩みと日本列島』の講師でもある小島智

先生である。

 6月1日・2日とも朝7時40分頃に自宅を出て、途中コンビニで弁当を購入してから1時間ほどで

OKBふれあい会館の駐車場に到着した。すぐに岐阜学習センターの学生控え室に行った。ロッカーに

弁当と鞄を入れてから、面接授業の会場であるOKBふれあい会館第2棟の6階の6A研修室に向かっ

た。

 

 

 面接授業は9時30分から始まるので、まだ時間的な余裕があった。研修室の自分の座る席に面接授

業を受講するに必要な筆記道具等をおいて、再び2階の学生控え室に向かった。講義が始まるまで、そ

こで休息する。

 以前にも書いたが、私は地学の分野で宇宙科学は得意で、放送大学でのいくつかの科目を履修した。

科目群履証明制度に対応した放送大学エキスパート「宇宙・地球科学の基礎」を取得している。しか

し、地球科学の方は、『ダイナミックな地球'16』『はじめての気象学’15』、面接授業で「探究型古

生物学 」の3科目しかない。こうした事情もあって、今回小嶋先生の面接授業を履修することにした。

 

 面接授業は、9時30分ちょうどに始まった。講義内容と時刻は、下のシラバスを見ていただきたい。

1日目は太陽系の外観、地球の大気・海洋の発生と進化、生物の発生と進化、岩石(火成岩・堆積岩・

変成岩)についての成因と分類等である。1日目で印象に残ったのは、生物の進化の過程で5つの大量

絶滅についてであった。特に生代新生代の境で起きた5回目の大量絶滅は、カリブ海への巨大隕石

の落下であった。これによって、地球が寒冷化などの大幅な地球環境の変化を迎えたわけである。

 2日目は、最後の授業の前までがプレートテクトニクスについての講義だった。大陸移動説とその否

定論、海底拡大説による大陸移動説の復活、プレートテクトニクスへの発展と講義は続いた。プレート

テクトニクスは、私が最も聞きたかった内容で、満足できた。詳しい内容は、シラバスから想像してい

ただきたい。省略する。ただ、プレートの動く絶対的な測度と方向を決める役割を果たすホットスポット

(これ自体は、プレートの動きとは無関係)について知ったことは、私にとって大きかった。

 8時間目(2日目の4時間目)は、今までの講義のまとめと先生の調査の経験(南極探検隊等)の話、

そして最後にレポートを提出することでした。面接授業の終了時間は、各自でのポートの提出時間に寄る

が、私の場合は16時40分頃に研修室を退出した。

 今回の面接授業は、私が初めて聴講した地球科学のまとまった内容だったので、大変満足できる物だっ

た。受講してよかった、との感想に尽きる。

 シラバスとこの講義の参考書を載せておこう。

 

『地球科学概論』

 

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