耳は節穴

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さぬきうどん巡り(3月7日)

2009年03月09日 | 食べもの

転勤で関西を離れることになったので、讃岐うどん巡りも今回でとりあえずおしまい。

前回までは18インチの小さな折りたたみ自転車で回っていたのですが、さすがに距離が稼げないので、26インチの普通サイズで折りたためるのを購入したのです。
DAHONという米国のメーカーのCADENZAというものです。もう少し安い値段でESPRESSOというのもあったのですが、約1kg軽い方を選びました。
そのデビューがうどん巡りの最後になるとはねぇ。

 神戸からいつものジャンボフェリーに乗って、高松を5時に出発。朝うどんは「さか枝」を選びました。人気のあるお店だけに6時の開店時には、もうお客さんが並んでいました。

実は、ここはかつて私が最初に食べた讃岐うどん。ダシの味が甘くなくてあっさりしているのが印象に残っていて再訪したいと思っていたのです。ああ、記憶のとおりやはりおいしい。
中身が分からないまま取った串揚げはジャガイモでした。これもホクホクでうまかった。

 ここから栗林トンネルをくぐり、国道11号線を走って国分町から府中湖の方へ。有名店「たむら」の前を通りましたが、まだ空いていなかった。そのまま進み、国道32号線を超えると「赤坂製麺所」がありました。

ここはおばあちゃん一人でやっていて、お客がネギをはさみで刻んでうどんに入れるという店。醤油うどんを1杯食べましたが、とても素朴な味でした。
お客は私の他に1組のみ。

 さて、次は東へ。高松空港の横を通り、東かがわ市まで走りました。古い町並みが残る引田(ひけた)で醤油の醸造所の中にある「かめびし屋」が目当てでした。

ここは土日祝日の11:00~15:00の間しか営業していないため、なかなかコースに組み入れづらかったのです。
道沿いののれんをくぐると、奥の方に醤油蔵を改装した実に風情のあるお店があります。屋根瓦が重厚ですね。

3年熟成のもろみをつかった「もろみうどん」と手作りのじゃこ天を食べましたが、これはおいしかった。
八丁味噌よりも濃厚な豆の味と香りでコクのあるもろみの味がうどんに絡んで、これまで食べ歩いてきたうどんとは違った味わいです。
おみやげにこのもろみと3年熟成醤油というのを購入しました。

 

 最後に1軒。高徳線の車窓からもよく見えるオレンジ色の看板の「宮川」へ寄ってみました。
いい加減おなかはいっぱいだったのですけど、これが最後と思うと寄らずには居れません。

昼過ぎというのに、もうトッピングの天ぷら類はほぼ売り切れ。結構人気のある店のようです。
しょうゆうどんとお揚げさんを食べてみました。
ここのうどんはコシが強く、噛み応え十分。これぞ讃岐うどんという麺です。
おいしかった。

今にして思えば、讃岐うどんといえどもお店によって結構柔らかい麺だったりここのように堅めだったりと様々でした。でも、何処もそれなりに楽しめて良かったな。いい思い出になりました。

 次は北関東のうどんでも探訪してみようと思ってます。



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