耳は節穴

レコード・CD・オーディオ・歌・楽器などの音楽関係のことを書いていきたいと思います。

TEAC S-300EXTRA

2006年02月26日 | オーディオ
なんか立て続けに手に入れてしまって困ったものです。
TEACのS-300というスピーカーは昨年5月にハードオフで手に入れて、結構気に入って使っているのですが、これはそのスペシャルバージョンにでも当たるのでしょうか?
ユニットの口径も少し大きく、箱も奥行きが大きくて重くなっていて、そのくせリアダクトは小さくなっています。

入手はYオークションにいつもたくさん出品している山形の古物商から。
ここから何度か購入しているのですが、毎度ながらホコリがひどく、汚れ落としに手間がかかります。

さて、番号は同じでも音は全く別物。雰囲気良く漂うような鳴り方のS-300に対して、エクストラはもっと元気に音が前へ張り出してきます。
一聴して、これは演歌を聴くのに向いているなと思いました。
わが家のスピーカー、普段サブで聴いているImage11で演歌を聴くとまるっきり色気がないんです。メインのボレロも同様で、さらには伴奏の音の悪さが目立ってしまいますし。
それにひきかえ、このエクストラは演歌バッチリです。香西かおりさんが、まぁなんと艶っぽいこと。やはり演歌を聴くにはメドインジャパンでないとダメですかね(笑)

いろいろアンプを取り替えるとそのたびに音が変わります。スピーカーケーブルやピンケーブルの違いにも結構敏感に反応します。今のところはS-300と同じくオーレックスのプリ(SY-C15K)にアイワのパワーアンプ(S-P7)という組み合わせがいい感じです。

マランツLS-5A

2006年02月25日 | オーディオ
小さなアンプの次は手頃な小さなスピーカーを。というわけで、マランツのLS-5Aというのを手に入れました。1980年代終わり頃の製品のようです。当時なかなかの評判でしたが、いま聴いてもこの大きさにしては立派な音です。

もう少し前の時代にパイオニアからCS-X3という小さなスピーカーが出ておりました。これも良い製品だったのですが、オークションではずいぶんとくたびれたようなのしか出品されていなかったので、これはやめにしました。

昨晩届いたばかりなので、まだよく鳴らしておりませんが、SU-CD50との組み合わせではポップス系がよさそう。プレーヤーはPDドライブのLF-1500。パラレル接続なので、パソコンではもう出番がありませんので、もっぱらCDプレーヤーとして使っています。回転音がちょっと気になりますが、音はまあまあ。

ちなみにいっしょに写っているCDは「With みんなの一五一会~フォークソング編」。唄は石川ひとみです!
「まちぶせ」がいいですね。オリジナルは81年に出たそうですから、25年を経ての新録音。でもほとんど印象は変わりません。
石川ひとみさんは確かワタシと同年代のはずなのですが、声が若々しいなぁ。

テクニクス SU-CD50

2006年02月23日 | CD
「昔はおもしろいものがあった」みたいなことばかり言っておりますが、またまたコレクションが増えてしまいました。

テクニクス(松下電器)が1986年に発売した小さなアンプです。
これは当時松下が「世界最小」と謳って発売したポータブルCDプレーヤと大きさを合わせてあるのだそうです。
という情報は、こちらで仕入れました→http://www.maugoten.com/~kumayas/poor_audio/audio.html
小さい物好きな人はやはりいるのですねぇ。

さすがに20年も前のCDプレーヤーはオークションにも滅多に出てきませんし、たとえ出たとしてもジャンクで、完動品が手にはいることはありますまい。
純正組み合わせは望むべくもありません。
といことで、テクニクスではなくパナソニックのポータブルCDプレーヤー、それに自作の箱にテクニクスの7F10をつけたスピーカという松下揃いで聴いてみました。
音はテクニクスらしいサラッとしたもの。手前のCDは保科有里さんの「ブルーパシフィック」ですが、これが大人の雰囲気でなかなかいい感じなのです。
音もさることながら、この外見がたまりません(笑)

今はもっと小さなデジタルアンプもあるのですが、こういった遊び心のある製品というのはないですね。

リコーダーでコレッリ(その2)

2006年02月19日 | CD
これはだいぶ前に入手したCDです。
演奏しているのはアンサンブル・カプリース・シュトゥットゥガルト。
リコーダーがMatthias MauteとSophie Lariviere、ヴィオラ・ダ・ガンバがMichael Spenglar、クラヴィオルガヌムという珍しい楽器をMaria Grossmannというメンバーです。
このグループは、最近カナダのATMAというレーベルからいくつかのタイトルをリリースしていますが、これはそれ以前にオーストリアのANTESから出たもの。

コレッリの合奏協奏曲作品6から3番と8番(クリスマス協奏曲)をトリオソナタにアレンジしたもの、トリオソナタ作品2の5と作品3の8からアレグロ、ソロソナタ作品5から8・11・12番、それにクーナウの聖書ソナタから「ダヴィデの音楽により癒されたサウル」が収められています。

リコーダーのマウテはリコーダー・トラヴェルソの演奏者として現在のトップレベルの奏者の一人でしょう。また、作曲家としても有名なようです。
もちろん他の方々もそれぞれに腕の立つ奏者のようで、これは非常に優れた演奏です。
聴き手に常にインパクトを与え続けるという点で、型どおりのことしかやってない(その1)のCDとは歴然とした差がありますね。

最近のテレマンのCDなども非常にすばらしいので、追々ご紹介したいと思います。

(ANTES BM-CD 31.9111)

リコーダーでコレッリ(その1)

2006年02月19日 | CD
コレッリのトリオソナタをリコーダーで演奏したCDを2枚見つけ、アリアCDへ注文しておりましたが、そのうち1枚が届きました。

トリオソナタの作品2から12番、作品3から5・6・7・8・11番、ソロソナタの作品5から4・7番が収められております。

演奏は「La TURBULENTE」というグループで、リコーダーがSusi MoehlmeierとFederique Thouvenot、チェンバロとオルガンがCatherine Latzarus、チェロがNiclas Hartmannという4人のアンサンブルです。
リコーダーの二人はハウヴェに、チェンバロの方はレオンハルトに学んだとのこと。また、チェロの方はリヨン国立管弦楽団のメンバーで、1986年のマリア=カザルスコンクールで1等を取ったという経歴です。

さて、少々期待を持って聴いたのですが、どうも「良くできたお手本」という感じの通り一遍の演奏で、私としてはあまりおもしろく感じられませんでした。
特に2曲のソロソナタで、その印象が強かったです。リコーダーよりもむしろチェロの方が生き生きとしていておもしろく、低音にばかり耳が行ってしまう始末。
(このチェリストは相当の腕前と見ました。この人のソロが聴いてみたい。)

コレッリはわりと単純でひねりの少ない音楽なので、これをおもしろく聴かせるのはなかなかに難しいものですね。

リリースはフランスのリジア・デジタルから。
オルガニストのオリヴィエ=ヴェルネのCDばかりを出すレーベルかと思っていましたが、こんなタイトルもあってちょっと驚きました。
でも、よく見るとミュージックディレクタ-にヴェルネ氏の名前がちゃんと書かれてありました。

(Ligia Digital Lidi0301027-95)

タンノイ

2006年02月19日 | オーディオ
英国のタンノイから往年の名機「オートグラフ」のミニチュアが発売されています。
昨日、オーディオユニオンの店頭でちょっと試聴させてもらったのですが、これがすばらしい。
音場の広がり・奥行き共に10センチ口径のスピーカーの音とは到底思えません。音量を上げいってても全く崩れがない。
かなり心が動いています。
ただ、21万円というお値段を見るとおいそれとは手が出ません。
第一、充分にならせる部屋がないですしね。

やはりそれなりにアンプを奢ってやらないといい音は出ないとのこと。
そりゃお店としては当然そう言いますよね。
このお店ではアキュフェーズのSACDプレーヤーとアンプで鳴らしておりましたが、スピーカーと合わせて100万円超!
でも、この小さなスピーカーを馬鹿でかいアンプで鳴らすのはあまりおしゃれではないな。
などとどうでもいいことをつらつら考えております。

(写真はTEACのサイトからちょいと借用 http://www.teac.co.jp/av/import/tannoy/autogra_mini/index.html)

室内楽コンサート

2006年02月19日 | 演奏会
昨日、久しぶりに演奏会を聴きに行きました。

といっても、この演奏を聴きに行きたかったのではありません。
今年10月に行う我が合唱団の演奏会場としてこのホールを使おうと考えているので、ホールの下見をしに行ったわけです。
場所は中目黒駅前。アクセスはいいですね。
ホールの広さはお手頃で、使用料も安い。
終了後の演奏会終了後の打ち上げ会場にも事欠かないですし、申し分ありませんね。
床は板張りの平戸間。壁面も半分以上は板壁です。ただ、残響は少なめなのがちょっと残念。

で、演奏会の方はというと、アマチュアながら立派なもの。
みなさんかなり年季の入っている方々と思われ、また練習もきっちりと積まれているようで、なかなかに楽しいひとときを過ごさせていただきました。
特にスメタナのカルテットでチェロを受け持っていた方が上手でした。

弦楽器のように本体が響く楽器ならばこのホールは悪くないのですが、合唱だとどうでしょうかね。

ダイヤトーンのミニアンプ(続き)

2006年02月12日 | オーディオ
このブログはひとつの記事に1枚の画像しかつけられないのでちょっと不便ですね。
仕方なく記事を分けました。

取りあえず手持ちの装置を組み合わせて音を出してみました。
プレーヤーはヤマハのYP-600、カートリッジは最初シュアのV-15Type3で試してみました。
スピーカーは毎度のTEAC S-300です。

これが実にいい音なんですね。見た感じもとても美しいですし。
スピーカーはもう少し大きいのでも充分鳴らせそうです。ただ、わが家ではちょっと難しいですけど。

機器が暖まってきたところでカートリッジをサテンのM-117に交換。
これがまた良く鳴ってくれます。音の鮮度もアップ。
フォノイコライザに力を入れてあるのでしょうか、アナログの音質がとてもいいんですね。

しばらくこのまま置いておきたかったのですが、猫たちが早速イタズラをしにやってきたので、夕方には撤収となりました。
あぁ、部屋がほしい。

ダイヤトーンのミニアンプ

2006年02月12日 | オーディオ
DIATONEといえば三菱電機のオーディオブランドでした。スピーカーが有名でしたね。
ワタシも最初に買ったスピーカーはダイヤトーンのDS-201という機種でした。
でも、これはあまりいい音ではなかったな。

それはさておき、またまた古いミニコンポをYオークションで入手しました。
プリアンプのM-A5、パワーアンプのM-P5、それにチューナーのM-F5という型番の物です。
今回の物は接触不良もなく、ちゃんと音が出ました。
小さいながらデザインも重厚で造りがしっかりしていますね。
特にアナログの音質が優れています。

このテのコレクションが増えましたので、いずれオーディオのページででまとめて紹介したいと思います。

それにしても、このアンプと組になっていたのはどんなスピーカーだったのかな?

「とことんおでん紀行」

2006年02月12日 | 書物
おでんでこんな本があるのを思い出しました。
おでんを求めて単車で日本中を走り回り、果ては韓国や台湾にまでおでんを探しに行ってしまうという、なかなかに破天荒な紀行です。
黒はんぺんのこともちゃんと書かれていました。
ちなみに中部地方では、さつま揚げ全般をはんぺんというらしいです。

(光文社 知恵の森文庫)