耳は節穴

レコード・CD・オーディオ・歌・楽器などの音楽関係のことを書いていきたいと思います。

リッピングに躓く

2011年12月18日 | オーディオ

CDをデータとしてパソコンに取り込んで再生させるようにすれば、たくさんのディスクを手元に置かなくても済むという「PCオーディオ」に手を出そうとしているのですが、この取り込み(リッピングといいます)で躓いてしまいました。

i-Tunesで、ネットを通じて曲目情報がダウンロードできるはずなのですが、その情報がない。
フランスのSyriusというレーベルですが、ここのはどれもダメでした。
手作業で登録するなんて面倒くさくてやってられません。

「Allegro」とか「Agagio」とかの楽章の速度を表す言葉しか出てこない。
このパターンは結構多いです。後から何の曲なのかわからなくなってしまいます。

これはややマシで「Concerto in D major Allegro」などと出てきました。でも曲名・作曲者などはわからない。

これはちょっと変わった例。6曲目が5曲目と同じ題名になってしまっています。これは登録データの誤りか?

この他にも、バッハのオルガン作品全集のある盤を取り込んでみたら、途中でデータの方が1曲抜けていて、以降ずっと1トラック違いのデータが登録されていたというのもあります。

このようなわけで、ワタシの聴いているようなマイナーなものはPCオーディオには不向きのようなので、諦めることにしました。
USB-DACを買おうかと思っておりましたが、止めにします。


ミニマムオーディオ

2011年12月04日 | オーディオ

先に「最小限システム」と書きましたが、「ミニマムオーディオ」とか「デスクトップオーディオ」などと呼ばれている分野があるようなので、これを使わせていただきましょう。

さて、今日はこんなものを見つけました。

ステレオミニプラグをピンジャックへ変換するアダプタです。
ミニステレオ~ピンコネクタの接続ケーブルはオーディオテクニカのを使っておりましたが、これを使えば手持ちのピンケーブルがそのまま使えます。
たとえばこんなことが。

パイオニアの太めのケーブル。
それこそアンプやCDプレーヤーが振り回されてしまうくらいです。
これで音が一変!音の輪郭がくっきりとして、広がり感も増します。
やはりケーブルは侮れませんな。
ただ、これだとCDのジャックが壊れそうなので、もう少し細めで良さそうなのを探してみようと思います。

こんなものも買ってしまいました。
中国製のデジタルアンプ、Toppingの「TP22」というものです。
このサイズで出力が25W+25W出ます。Dr.AMPは15W+15Wですので、結構強力。
これがAmazonで8,980円(送料込み)でした。Dr.AMPよりも安いのです。

というわけで中華VS韓流の対決(笑)
どちらもクセのない無色透明に近い音ですが、Dr.AMPの方が僅かに柔らかい感じがします。
これが聴きやすさの一因なのかもしれません。
TP22は本当に透明で、やや冷たい感じがあります。
ただ、使用したスピーカーケーブルが違うので、正確なところは何ともいえません。
Dr.AMPはスピーカー端子が標準サイズのマイクジャックなので、差し当たり付属のケーブルしか使えないのです。TP22はモンスターケーブルの安いものを使いました。

次はプレーヤーをDV-SP155に換えてDVDオーディオとSACDを聴いてみます。
これはもうまるで違う世界です。普段聴くのにはもうこれで充分じゃないかな。
今までオーディオに随分と余計ななお金を使ってきたように思えてしまいます。
それにしてもミニコンポのプレーヤが何と大きく見えること!

CDが登場した時に「これからオーディオ機器も小さくなる」と期待したのですが、国産のコンポは一向に幅45cmから変わらなかった。
コンサイスコンポなんかが発展してくれるかと思っていましたが、「シーダーコンポ」というのが出たくらいで終わってしまいました。
輸入品では小型で魅力のある製品がありましたが、いかんせん高価すぎます。
ようやく自分が望むようなものが現れて、しかも値段が安くてそこそこの音が出てくれて、これはうれしい限りです!