SUSHI ROCKS

「真音通信」(まおんつうしん)
写真と音楽。猫や鳥や草花、
時に酒に纏わるよもやま話など・・・。

浮気はやめた

2014-01-05 15:11:57 | 日記

浮気はやめた

☆年末にお正月の三が日用にスタンダード・ジャズの
女性ボーカルものの三枚組コンピCDを買いました。
ディスク一枚に20曲収録されていてトータル60曲。
気になるお値段は中古品かつ、年末10%オフ・セールにて
780円から一割引かれた702円なり。

安いですね。一曲あたり11.7円です。
しかもこのコンピにはご丁寧に歌詞カードと
楽曲の簡単な解説までついています。
60曲も入っていれば、お正月休みの三日間、
じっくり聴きこんで勉強にもなるというわけです。

RCA Female Standard Vocal Collection


ところで皆さん、この誰もが知るところの有名な
老舗レーベルのRCAがRADIO CORPOLATION OF AMERICAの
略だということを知っていましたか?僕は知りませんでした。
付属のライナー・ノーツを読んで初めて知った。

収録されたスタンダード曲も、半分くらいは知ってるけど、
歌っているシンガーは初めて聴く人も結構いるし、
よく知っている歌も歌い手の表現とアレンジによっては、
まったく違う曲のように聞えるし・・・
これはなかなか勉強になるコンピでした。

CDのプラスティック・ケースの裏側に
それぞれのシンガーのアナログ・ジャケットが添えられてて
こういうのがまたそそられるわけですね。

 

 


 

 

 

 

しげしげと眺めているうちに、これらのアルバムを
アナログ・レコードで集めたくなってきます。
(いや、レコードの収集は引越しの際にきっぱりとやめたけどさ)
どれも戦後の(1945年~60年頃)のLPレコードばかりで、
アルバム・ジャケットのセンスがとてもいい。
眺めているだけでも、ほっこりとした気持ちになる。

紙の手触りと匂い。ビニール盤のまろやかな音質と・・・
やめとこうね。またレコード収集熱が出ると、
それはとても困る。

「浮気はやめた」
音源はCDでいいから、よい楽曲をちゃんと聴いて
理解して楽しく心豊かに至福の時間を過ごそう。
4th. JAN.2014

ところで、RCサクセションのRCはどういう意味なんだろう?


DAFT PUNK

2014-01-05 15:08:54 | TOKYO SUSHI RADIO

DAFT PUNK

☆ちょっと前にWEB上のニュースでDAFT PUNKのアルバムが
グラミー賞の何かしらの部門でノミネートされた事を知ったが
それ以来、早く聴いてみたくて気になってはいたものの、
なかなかCDを買うタイミングがなくて忘れかけていた。

普通は・・・というか、最近の多くの人たちは、
そういう気になるCDやDVDの存在があれば、仕事の
お昼休みなんかにamazon.co.jpをぽちっとクリックすれば、
たちどころにお目当てのブツが出てくる。
しかも店頭で買うより結構安いお値段で。
買いに行く手間と電車賃まで含めると
「こりゃあまあなんと便利だ!」となるわけですね。
(残念な事に僕はそうならない・・・)

おまけにクロネコさんが迅速にブツを家まで
ご丁寧に届けてくれるんだから。
ホントご苦労様です。クロネコヤマト様。


年が明けてようやく彼らのアルバムを僕はCDショップで買った。
音楽をアマゾンで買う事はほとんどないな。
数年に一度くらいかな・・・
店頭でアルバム・ジャケットと、お値段をしげしげと眺め、
ひょっとすると彼らのアルバムではなく、
じつはこの可愛い顔の子のアルバムを買ったほうが
結果的に家で聴いてより幸せになれるんじゃないのか? 
などと、妄想したりするんです。
でもやっぱりDAFT PUNKにしよう。
このきゃりーなんとかって子の顔が気になって仕方ないけど。

 

DAFT PUNK / RANDOM ACCESS MEMORIES


DAVID BOWIEと一緒に買ったんだ。
まさか、BOWIEときゃりーなんとかを一緒に買うような、
50歳をとうに過ぎたロック好きなオッサンなんて信じられますか?
僕は信じません。そんなわけでDAFT PUNKは我が家の
プレイヤーのトレイにめでたく乗っかる事が出来て、
めでたい新春の朝から高らかに♪GIVE LIFE BACK TO MUSIC♪と
極上の音を鳴らしているのです。


なるほど。これはいいね。
さすがはグラミーにノミネートされるだけのクオリティがある。
世界的に大ブレイクした空前のヒット・チューン
「ONE MORE TIME」のような煌びやかな解り易い楽曲とは
また違うけれど、確固たる制作意思のもと、
お金とずいぶんたくさんのミュージシャンがレコーディングに
関わってる様子だし緻密な音創りだけど、
完成した音は意外にも一聴すると、とてもシンプルに聞える。

最新型にチューンアップされた高級車の乗り心地。
そうだ、音楽の聴き心地と言うより、
乗り心地と言ったほうがよりピッタリくるな。

なんだかよく解りませんが、よい乗り心地です。
ひょっとするとこれは、僕にとっては去年リリースされた
アルバムの中でいちばん好きな音かも知れない。

5th. JAN. 2014


ストライクだぜ!STRYPES!!

2014-01-05 15:05:51 | TOKYO SUSHI RADIO

ストライクだぜ!STRYPES!!

☆PARTY HARD!を永らく一緒にやってる同志のDJ-YUGOくんが、
去年のうちに早々と2013年のベスト・アルバムと公言していた。
the STRYPESのデビュー・アルバム「SNAPSHOT」


 

 

the STRYPES / SNAPSHOT


僕も「ロックンロール・ニュー・カマー部門」なら
彼らに一票投じてもいいな。JETやHIVESやDATSUNSなんかを
クラブで大音量で聴いていた、あの頃の理屈抜きに楽しくて
カッコ良くて突き抜けてたガレージ感。
そして妙にちょっと懐かしいグルーヴが満載だ。

デビュー・アルバムにして完成度かなり高い。
ソングライティングの才能もなかなかあるね。
アルバム・ジャケットを見る限りはかなり若そうな感じだし、
ルックスもなかなかよさげで、こりゃあガールズたちが
ほっとかないな。

Dr.FEELGOODとUNDERTONESとIGGY POPと
ミッシェル・ガン・エレファントを鍋にぶちこんで、
クリス・トーマスが味つけしたような音だ。
うん、こりゃあまあ美味しいな!


「SUSHI! 1981年にthe STRYPESって言う、
こんなイカしたバンドがいたんだぜ。
あの頃はニュー・ウェイヴやディスコ・ブームに隠れて
こいつら、全然ブレイクしなかったけどさ。
とにかくカッコイイ。むしろこりゃあ今の音だよな!」

なんて言われたら妙に納得していまう、
そんな2013年デビューのとてもTIMELESSなバンドです。

課題はただ一つ。次のもう一枚、
こんなイカしたアルバムを作れるかどうかだ。

物事、二つ目を獲るのが大事なんです。
野球なら初級ストライクをとった後の二球目の配球。
ゴルフなら、はずしてしまった一打目から軌道修正すべく
起死回生の第二打。競馬なら二着目の馬を当てれるかどうかね。

女の子とのデートなら肝心なのは二回目だ。
これが大事なんだ。
一回目はなんたってお互いに心浮かれてる。
多少の粗は見過ごしがちだ、あまり気にしなくていい。
とにかく、勝負の分かれ目は二回目だ。

大事だよセカンド・アルバム。
化ける予感は充分にあるね。

初球、ど真ん中のストレート!
どストライクだぜ!STRYPES!! 4th. JAN.2014


BOWIE's KEEP SWINGING

2014-01-05 15:01:16 | TOKYO SUSHI RADIO

BOWIE's KEEP SWINGING


☆さて、年が明けて元旦、二日、三日と
家でのんびりと一人で過ごし昨日から初仕事でした。
何処へ行くわけでもなく、久しぶりに閉じ籠った部屋で
僕は元旦の朝から三日の夜までに36枚のCDを聴いた。

なぜそんな枚数をきっちり覚えているのかというと、
聴き終えたCDを棚に戻す事なく積み重ねてて、
あとで数えてみたら36枚あったという、ただそれだけの事です。
でもこれは近年まれにみる快挙です。
普段は何かと忙しくて、ゆっくりと音楽を聴く時間どころか、
寝る時間も、食事に費やす時間さえ充分にとれないような
状況も、ここ数年は多々あったからね。

36枚のうち、KATE BUSHのAERIALとDAVID BOWIEの
THE NEXT DAYとDAFT PANKのRANDOM ACCESS MEMORIESは
それぞれ二回づつ聴いた。そして件のワーグナーのCDもね。

DAVID BOWIEのTHE NEXT DAYと
DAFT PANKのRANDOM ACCESS MEMORIESは当面、
ヘビィ・ローテーションになるな。期待以上のとても良い内容だ。

去年リリースされたこれらのCDを僕は年明けになって、
ようやく買えたのだ。「お年玉でね」
うむ。我ながらなんたる狼藉者なんでしょう・・・
でも、仕方ないです。いろいろある「大人の事情」ですから。

 

DAVID BOWIE / The Next Day

意味深なジャケットだね。

 


 

 



開けてびっくり玉手箱。
おおっ!ボウィも歳をとるんだ・・・?
10年という歳月が誰にも平等にきっちり流れたわけだ。

皆さん、今の自身の年齢から10歳引いてみて下さい。
ねっ!あたり前の事だけど、びっくりするでしょう?
HAPPENINGS TEN YEARS TIME AGO.


☆このアルバムの内容を語るのはやめとこう。
そんな大それた事は出来ない。でも買ってよかったな。
90年以降のBOWIEでは、いちばん聴けるアルバムだと思う。


いつもそうだけど、DAVID BOWIEのオリジナル・アルバムは
スパゲティを茹でながら聞き流す・・・あるいは
コーヒーを沸かしてる合間に新聞の朝刊に目をやって
「ふーん、泉谷しげるも紅白歌合戦に出たんだ」なんて
そんなBGMに聴くともなく聞き流すなんて事が出来ないのだ。
(1976年のアルバムLOW以降、僕はそうだ)

すべからく、スピーカーの前で向き合う事を前提とする。
不思議にBEATLESやSTONESだと別に特にそんな感情はないんだよな。
これがDAVID BOWIEの持つ、なんとも不思議な僕にとって
カリスマたる由縁だ。

ただし、僕は発売から10ヶ月も過ぎて
ようやくアルバムを手にするような、コアなBOWIE信者からは
石を持って打たれても仕方ない狼藉者です。
(しかも、今だってこれを書きながらじつはBGMで聴いてるからさ)

なので、The Next Dayを持っているのに、
年末に出たDVD付きのBOX SETまで追加で再び買われた皆様、
お疲れ様です。これはそれなりに高額なお布施になりましたね。

でも、日本でのそれらの売り上げ枚数いかんによっては、
来日公演の可能性もあるでしょう。
だって、去年PATTI SMITHが来てPAUL McCARTNEYが来て
今年春にはROLLING STONESが来てBOB DYLANが来るなら、
DAVID BOWIEが来てもなにも不思議じゃないですもんね。
僕も体調整えて仕事頑張って稼いどこう。
せめてBOWIEのチケットが買えるくらいには。
(こればっかりは10ヶ月遅れ・・・じゃ間に合わないもんね)

BOYS&GIRLS KEEP SWINGING.
みなさんもご自愛ください。 5th. JAN.2014


AERIAL / 母になった小悪魔

2014-01-05 14:57:59 | TOKYO SUSHI RADIO

AERIAL / 母になった子悪魔

☆元旦の朝から二日の夜までに22枚のCDを聴いた。
こんなに音楽をたっぷり、しかもアルバムを通しで聴くなんて
事は正月以外にまずないだろうな。

好きな時間に起きて、酒を飲みながら聴いて、
お腹が空いたら食べて寝て、起きたら酒を飲んで聴いて、
また寝て起きたらまた飲んで聴いて・・・
のんべんだらりとはまさにこれだ。

 

ところで、数日前に入ったCDショップで
KATE BUSHが新しいアルバムを出していた事に気がついた。
買おうかな・・・と思ったんだけど、暫し考えてやめた。

2005年リリースの二枚組CDの「AERIAL」も、
確かその後にリリースされた「DIRECTER'S CUT」も
僕は持っているけど、まるで聴いてないんだもん。

なのに新しいアルバムを買うのはどうかなと思い、
家に戻りとりあえず「AERIAL」をじっくり聴いてみる事にした。
なんと二枚組を通しで二回も聴いたんだ。

 

で、結論から言うと僕にはこのアルバムの音は必要ないな。
そりゃどこをどう聴いてもケイト・ブッシュのアルバムだし、
彼女の声は相変わらず心地よい。
何もしないで時間がたっぷりある時に流しっぱなしで、
聴くともなく聞えている・・・くらいがいいかも知れない。

楽曲も歌詞も非常にプライベートな内容で、
ある意味、このKATE BUSHのアルバムはKATEのためのアルバムだ。
そんな印象がある。音の好みは人それぞれって事になってしまうけど、
でもこのアルバム、あらためて隅々まで眺めてみると、
アートワークがとても素敵で、これは手放せない一枚でもある。

 

 

 

 

 

 


インナー・スリーブに収められた写真がとても素敵で。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

とても興味をそそられる写真や絵画が挿入され、デザインも綺麗だ。
ちなみに、ケイト・ブッシュの他のアルバムは
70年代後期~80年代初期に発表された4枚や、
80年代後半のHOUNDS OF LOVE,SENSUAL WORLDなど
SOUNDはもちろんVISUAL面も含めて、どれも秀逸です。

3rd.JAN.2014


ワーグナーはお好き?

2014-01-05 14:56:11 | 日記

ワーグナーはお好き?


☆およそ、我がお友だち関係の中で
「ワーグナーが好きだ!」という人に未だかって出会った事がない。
かく言う僕も別に好きでもないし、好きでもないと言うか、
あまり聴いた事もないし、ワーグナーも、クラシックの
後期ロマン派についてもよく知らない。
積極的に聴いてみようという気にもならなかった。

では何故に今日はワーグナーの話なのかと言うとですね、
じつは大晦日の昼間、仕事に出かける前に立ち寄った近所にある
リサイクル・ショップの軒先でCDが売っていたのです。
CDラックに100枚くらい入ってて一枚200円で。

どうせ、ろくでもないCDばっかりだろうと思いながらも、
何気に覗いてみたら意外にもちょっと興味をそそられるものも
少しあった。エンニオ・モリコーネのサントラやら
ラスト・タンゴ・イン・パリのサントラ、
スティーブ・ライヒのアルバムやジョージ・ハリソンの
ブレインウォッシュなんか、DVD付きの箱入りであるし、
ジェーン・バーキンのベストやら・・・
その中に例のキング・クリムゾンのSLEEPLESSとワーグナーの
「トリスタンとイソルデ」があったわけ。


レナード・バーンスタイン指揮。アルバム・ジャケットも
悪くないので、思わず買ってしまいました。
ドイツ盤CDなので解説など皆無どころか、
楽曲表記さえドイツ語です。(まあ、あたり前の話だけど・・・)
もちろん、僕は長い人生の中でワーグナーの楽曲を
真剣に聴いたことがない(多分みんなもきっとそうだろうと思うけれど)
なので、これはちょっと勉強も兼ねて
いっちょ聴いてみますか・・・とあいなったわけだ。
お正月はまるまる三日間休みがあるし時間はたっぷりある。
というわけで、そのリサイクル・ショップでCDを10枚買った。

で、前回の日記のキング・クリムゾンを聴いた話から
このリヒャルト・ワーグナーを聴く話になるわけだけど、
僕はクリムゾンを通して聴いたあとに、このワーグナーの
「トリスタンとイソルデ」をCD全曲通しで
1時間10分32秒も聴いたのです。元旦の朝にね。

結論から言うと、ワーグナーやマーラーやブルックナーの交響曲など、
僕みたいなしろうとには不向きです。
ある意味、スラッシュ・メタルやドゥームに通じるものがあるな。
その精神性のヘヴィネスに至っては。

ただ、楽曲を聴いてみるにあたって、WEBで調べたワーグナーに
ついての経歴などは、とても興味深くて楽しかったな。

 

ある日、ひょんな事から知り合って好きになってしまった
とても素敵な女性から「ワーグナーはお好き?」
「ヴィバルディやモーツァルトはどうも苦手なの」
「わたくし、ドイツ後期ロマン派が好きで特にワーグナーは
心底、敬愛しておりますの」「好きな男性のタイプはヒットラーよ」

なんて言われたら困りますね。
もちろん僕は「ワーグナーは大好きで、今でもトリスタンとイソルデ
なんかはよく聴いていますよ。1981年録音のバーンスタィン盤が
特に好みだな」って言うけどさ。

やめとこう。きっとバレてしまいますね。嘘はよくないし、
それにワーグナーが好きだという素敵な女性なんかいるわけがない。
・・・と思うな。

2nd.JAN.2014


うま・・・馬 HORSES

2014-01-05 14:53:54 | 日記

☆西暦2014年元旦の朝です。
日本でいうところの平成26年・・・えっ!26年だって??
皆さん、信じられますか?平成26年ですよ!
昭和から平成へ変わった頃の事を僕はよく覚えています。

えっ?「知らないって・・・?」ああ、そうですか。
では1999年が終わり2000年代に突入した時の事は覚えているでしょう?

ノストラダムスの予言は外れ、空からは何年待ってみても
何も降ってきやせず、いっその事「こんな世界ならまるごと
潰れてしまいきれいさっぱり終わってしまえばいい」などと
終末思想を抱えてたある種の人にとっては、
ますます生きにくい時代になってきたね。
2000年から数えても、もう14年が過ぎたというわけ。

世界はそう簡単には終わらないのです。
しかし、終わりに向かっているのは確かなんだろうけどね。
まあ、あまり何も考えるまい。

僕らはみんな「最後のワルツを楽しく踊りつづけるしかない」
そういう事だな。


ところで今年は馬年なんだね。
そんなことにさっき気がついて、さて我が家の中に
馬をあしらったアルバム・ジャケットって何かあったっけな・・・と
思いついていろいろ探してみたら数枚出てきた。

 

BOB SEGER / AGAINST THE WIND

 

 

 

 

THE STEVE MILLER BAND / BOOK OF DREAMS

 




 






BRYAN FERRY / MAMOUNA

 

 

 

 

 

KING CRIMSON / SLEEPLESS


うーん、どれもあんまり気の利いた絵じゃないな。
キング・クリムゾンに至っては、よーく見て
あー馬のジャケットだったんだ・・・などと今更気がついた。

で、妙な事になんとなく久しぶりにキング・クリムゾンなんかが
聴きたくなってしまい、このコンパクトな割と気の利いた
ロバート・フィリップ御大自身の選曲/監修による
ベスト・アルバムを全曲通して聴いてしまったのだ。元旦の朝にだよ。

もちろんCDの一曲目には、かの名曲が高らかに君臨している。
「21世紀の精神異常者」(21st CENTURY SCHIZOID MAN)だ。
以下、エピタフ/クリムゾン・キングの宮殿/と続き、
以下、レッドやスターレスやエレファント・トークやら
トータル収録時間76分。めいっぱいキング・クリムゾンだ。
(あたり前の話なんだけど・・・)
これはやはり少々疲れた。尋常じゃないよね。

でもこの「KING CRIMSON / SLEEPLESS
 / THE CONCISE KING CRIMSON」は素晴らしいCDです。
興味のある方で、ちょっと聴いてみたいな・・・と思った人は
僕に連絡して下さい。二枚持っているので一枚差し上げます。

 

なんで、二枚も持ってるのか・・・は、またこの次の話で。
説明すると長くなるのと、じつはこのクリムゾンのアルバムを聴いたあと
僕はワーグナーのヘヴィな歌劇「トリスタンとイソルデ」を
1時間10分32秒も通しで聴いてしまうのです。元旦の朝にだよ。
やれやれ・・・。

あ、馬の話を書きたかったのに。
有馬記念でのオルフェーヴルは素晴らしかったですね。
他の追従をまるで寄せつけぬ圧倒的な強さ。いい馬でした。

1st.JAN.2014


FOREVER YOUNG

2014-01-05 14:52:37 | TOKYO SUSHI RADIO

FOREVER YOUNG


☆大晦日の夜。
仕事を終えて家に帰り着き風呂に入り一息ついて、
さてビールでも飲みながら好きな音楽を聴いて
新しい年の訪れをゆったりとした気持ちで待とう。

なにしろ、僕は大晦日の夜にDJをせずに
家でNEW YEAR'S EVEを一人で過ごすというのは
1994年以来、20年ぶりの事だった。

レナード・バーンスタイン指揮、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の「第9番」を聴いて、
クイーンのアルバム「オペラ座の夜」を聴いて、
さて、いよいよ時刻は11:40PM。新年まで残りあと20分だ。

レコード棚からボブ・ディランの1974年のアルバム、
「PLANET WAVES」を取り出してターンテーブルに乗せ、
レコードの溝に針を落とす。そう、アルバムの
A面一曲目から聴くとちょうど新しい年が明ける瞬間には
「FOREVER YOUNG」が流れているというわけだ。

 

 

準備は万端だった。一年の終わり、仕事をやり遂げ
暖かくした部屋で好きな音楽を聴きながら美味い酒を飲む。
そして、DJ-SUSHIから僕自身、つまりSUSHIへ新しい年へ
向けて贈るエール替わりの一曲。
BOB DYLAN / FOREVER YOUNG 「いつまでも若く」

 

ZZZZ....ZZZ.....

☆ふと、気がつけば時計は朝の5時で新しい年がすっかり明けてました。
そう!僕は見事に寝落ちしたのです。
新年のカウント・ダウンを聞くまでもなく眠りに落ちたのだ。

やれやれ・・・。たげど、新しい年は明けた。
そう、僕が寝ててもあなたが寝てても、誰が寝てても
この地球に新しい陽がまた昇る。
「明けない夜はないのだ」あたり前の事だけど、
それはそれで、そんな当たり前な事が素晴らしいですね。


 

 

神の祝福がいつまでもあなたにありますように
ねがいごとがすべてかないますように
いつもひとのためになりますように
ひとがあなたのためになりますように
星までつづくはしごをつくり
ひとつひとつの段をのぼり
あなたがいつまでも若くありますように
(BOB DYLAN / FOREVER YOUNG / 対訳:片桐ユズル)

 

☆いろんなことに感謝しつつ、新たな決意を胸に、
A HAPPY NEW YEAR! そして僕も皆さんも「いつまでも若く」

ボブ・ディランは今年3月の終わりから4月にかけて
来日公演を行うそうな。僕はディランのライブを未だ一度も
観た事がない。どうも縁がないというのか・・・
どうやらそういう星廻りなのかも知れない。もちろん観たいけどね