SUSHI ROCKS

「真音通信」(まおんつうしん)
写真と音楽。猫や鳥や草花、
時に酒に纏わるよもやま話など・・・。

週刊ねこちゃんねる予告編

2014-02-27 14:44:33 | ねこちゃんねる

週刊ねこちゃんねる予告編


3月半ばから「週刊ねこちゃんねる2014」が始まります。
暖かくなった春の、江の島パトロールが楽しみです。

2月終わり、まだ肌寒い日々が続いていますが、
近所の猫ズたちは、すでに春の足音を感じてる様子です。
昼間の出没率が俄然上がってきています。

今日は「週刊ねこちゃんねる」再開に先駆けて
ご近所の皆さんをぱちり。


 

久しぶりに東中野の猫ズたちと遭遇。
こいつ、暫く見ない間にずいぶんとでかくなってるぞっ?

 

 

 

 

気持ちよさげ。

 

 

 

 

やや肌寒い日だったけれど、
陽だまりの中で春の足音が聞こえてきてる。

 

 

 

 

ヒゲさん,こんにゃちは~


 

 

 

 

看板は白だけど、道行くのはクロネコさん。

 

 

 

 

おや・・・この影は?


 

 

 

中野の組長です。

 

 

 

 

 

三食昼寝の家つき。
雨の日には傘もあります。おまけに自転車もついてる。


ROLLING STONESは8年ぶりの来日公演が昨夜からスタート。
プロ野球も各地でオープン戦が始まり、
「ねこちゃんねる」は間もなく再開。
そして3月のDJ PARTYはてんこ盛り!忙しくなるな。

そんなこんなしているうちに春の高校野球なんかもあります。
梅はすっかり咲いてるし、河津桜ももうすぐ。
長く厳しかった冬は終わりました。さよならロンリネス。
新しい季節が始まった。

SEE YOU SOON!


新宿BAR ACQUA Z

2014-02-27 14:39:21 | 日記

新宿BAR ACQUA Z

今週末です。3月1日(土)
OPEN 8:00PM  START 9:00PM-朝まで。

DJ's:MAI/MASAMI the YOUNG/SUSHI
DOOR:1000YEN/w.1DRINK


 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

HEY HEY,MY MY, BYE BYE MAIMA

 

オーストラリアの女、マイマのフェアウェル・パーティ。
出会ってからいろんな楽しい思い出がいっぱいある。
そんな彼女も、ついに日本を離れる事になった。
この夜は思いっきり、いままでの感謝の気持ち全開で
DJをやります。DJ MAIのFACEBOOKでのイベント告知では
すでに70人以上の人たちが参加表明してくれているそうな。

今年春の第一弾!こりゃあ、熱い夜になるな。

 

MIMA & SUSHI


 

 

 

 

DJ MAI


そして翌週3月8日の夜は、
久しぶりに百人町のBAR 「BIGTIME」にてROCK RADIO!
先週突然に出演が決まりました。
僕は夜の9時くらいに仕事を終えて、いったん家に戻り
終電前くらいに新宿到着予定です。
なので、僕のDJスタートは夜中ですね。

DJ's:MAI/HIROYO/TUZYa.k.a/YUY/SUSHI 他。

NO COVER CHARGE.

もちろん、揚げますとも~。


 

3月29日(土)は再び新宿BAR ACQUA Zにて。
DJ's:PIKO/MAI/SUSHI
DOOR:1000YEN/w.1DRINK

PIKOとの共演は数年ぶり。
こちらも、とても楽しみです。

皆さん、スケジュール合わせて下さいね。
よろしくお願いします。

注:ACQUAは新宿歌舞伎町界隈に数軒あります。
「BAR ACQUA Z」を目指してくださいね。
西武新宿駅近くの交番から入ると解り易いです。
地下一階。手前にあるHAMMOND ORGASUMという
プログレ・バーの看板が目立ってます。

道に迷った時は、この詳細な地図を参考に。


東京ドームへ

2014-02-27 14:36:17 | 日記

東京ドームへ

昨日行ってきました。東京ドームへ!
THE ROLLING STONES...ではなくて、
プロ野球の前売りチケットを買いに・・・(笑)

数時間後、間もなく初日の開演を迎えるドーム前で
老若男女たくさんのストーンズ・ファンで賑わう中、
入場ゲートをチラリと横目で眺め、
羨ましさ全開モードで、僕はチケット売り場へと
スタスタと歩き、今週末に行われる
ジャイアンツvsスワローズのオープン戦と、
そしてジャイアンツvsタイガースの2014年公式戦の
開幕チケットを買いにきたのだ。

こんな日に限って、いかにもそれっぽい、
細身の黒のパンツとコートなどを着てきたので、
回りの人からはストーンズを観にきたようにしか
見えないだろうな・・・
とても残念です。僕はBASEBALLなのだ。
そう、永かった冬も、もうすぐ終わり
春の訪れとともに、新しいシーズンが始まる。

 

東京ドーム前では、午後3時過ぎなのに
ストーンズのグッズ売り場は早くも長蛇の列です。
もの凄く人が並んでマス。思わず僕も並ぼうかな・・・
などと一瞬、血迷ってしまった。

違う・・・野球のチケットを買いに来たんだってば。

グッズをお求めの皆さん、覚悟しといて下さい。
ここは結構な時間がかかりそうな気配です。

チケットを買った帰りに立ち寄ったラクーア横の
パブ「HUB」もストーンズ・ファンで賑わってた。
さすがにこの日はBGMも全部ストーンズだし。
で、こんなたくさんのストーンズ・ファンで賑わう
東京ドーム前で出会った知り合いの人たちが二組。

一組は大阪のバー「ストーンズとブルースで飲んで屋」こと、
ファニー・メイのマスター(笑)
呼んじゃいますね~、会っちゃいますね~
あの人、もの凄いブルースなオーラ出してますから・・・

そして、もう一組が、去年10月に初めて行った、
鎌倉のロック・バーRAMのマスター(笑)
呼んじゃいますね~、覚えてますね~お互いに。

なぜ、何万人もの人が集まっている場所で
選りすぐったかのように、飲み屋のマスターたちに
出会うのだろう・・・きっと動物ですね、これは。
匂いで出会うという・・・酒とロックのオーラとアホ臭。

そんなこんなで、ストーンズを観にこられた方、
お疲れ様でした。楽しかったでしょ?
そして、これから観に行かれる方、楽しみですね。

 

みんな、こんな歳まで生きててよかったです。
激動の60年代から2014年まで、永い坂道を転がり続け、
いまなお、ロックンロールの頂点に燦然と輝く石。

ストーンズ日本公演残りは3月4日と6日。
僕は3月6日に観に行きます。
そうです。あれだけ行けない宣言をしておきながら、
結局行く事になりました。

不思議です。10何年も会っていない大阪時代の友人である、
ケンジからある日突然電話があって
「SUSHI,STONES観に行く?」ってさ。
この、ケンジには大阪を離れ、東京へ出て来る前に、
愛車のROVER MINIを二万円で売った(笑)
そして17年後に、18000円のチケットだ。
この話は書くと長くなるので、ここでは割愛するが、
まあ、とにかくチケットがそんなふうに転がってきた。

こりゃあストーンズを「観とけっ!」って事でしょう。
一緒に転がっとけっ!てね。
ケンジとも久しぶりに会って酒飲んどけっ!ってね。
神様が転がすダイスの出目はGOING TO A GO GO!

そんなこんなで楽しみです。
そして昨夜、帰りに立ち寄った大久保の
SOUL BAR「STONE」でCURRENT時代のメンツと遭遇。
危うく終電逃すとこだったけれど、楽しかったなあ。
写真を何枚か撮ったので、アップしようと朝に
チェックしてみたら、あれれ・・・一枚もないぞ?
そっか、昨夜使ってたカメラは、まめちゃんのだった。
あれまっ! 写真ないけど、でも「どんまい」
懐かしい顔ぶれが揃い、みんなの笑顔心に映して。

THANK YOU FRIENDS. I LOVE YOU ALL!!


HAVING A PARTY!

2014-02-17 13:40:13 | 日記

HAVING A PARTY!

パーテイのお知らせ。

☆2月21日(金曜日)

やっぴー店長、平次も働いている新宿のバー「AQUA」にて
DJ MAIとPIKOのコラボ・イベントがあります。
僕は出ませんが、このパーティには遊びに行きます。
この二人のコラボでどんな夜になるのか楽しみです。
顔出せる人は一緒に楽しみましょ。


 

 

DJ MAI SAN

 

 

 

 

DJ PIKO SAN

 

 

そして、3月1日(土)の夜は同じくAQUAにて
オーストラリアのちゃんねえ「マイマ」のさよならパーティ。
いよいよ仕事を終えて帰国するみたいだ。

この何年間のうちに、いろんな楽しい思い出が
いっぱいある。寂しい限りだが、フェアウェルは
思いっきり飲んで騒ぎたいと思います。

 

DJはSUSHIとYOUNG the HORNEYとYAPPYかな。
ドアは1000円/W.1DRINKです。
僕はこの日は、ちょっとクサめの
ダンス・チューンを中心に廻します。乞うご期待。
お友達お誘いの上みんなで遊びにきてくださいね。


☆3月28日(土)もAQUAにて
ここはSUSHIとPIKOのコラボで。
PIKOとの競演は数年ぶりだ。楽しみで仕方ない。

この日はロックを中心に、ソウルやブルース、
ダンス・チューンまで総括して廻したいな。
時期的にも、すっかり暖かくなっているだろうし、
熱い夜になる事は間違いない。
みなさん、スケジュール調整よろしくお願いします。

☆で、我らがホーム・イベント「PARTY HARD!」は
4月か5月頃に、FROM DUSK TILL DAWNあたりで
出来ればいいな・・・と絶賛企画中。
MORE INFO, COMING SOON.
 


週刊ねこちゃんねる

2014-02-17 13:33:07 | ねこちゃんねる

週刊ねこちゃんねる

毎日寒い日々が続いてて、
冬はなかなか猫たちに出会う機会が少ないです。
そんな中、自転車の陰に隠れてたのをぱちり。

クロネコさん、こんにゃちは~

 

 

 

 

 

 

 

ぶちねこさんもこんにゃちは~


 

 

 

そして、ささみさん。
暖ったかな陽だまりの中でこんにゃちは~

 

今年の週刊ねこちゃんねるは春から連載予定です。
もう少し暖かくなったら江の島パトロールも再開。
全国1448人の「ねこちゃんねる」ファンの皆さん、
いましばらくのお待ちを。

15th FEB.2014


冬京 FEB. 2014

2014-02-17 13:33:07 | 日記

冬京 FEB. 2014

数十年振りという大雪に、しかも二週続けて
みまわれた今年二月の東京。
大都会があっと言う間に真っ白く覆われてゆく。

先週末のドカ雪、そして今週バレンタイン・ディもドカ雪。
すごかったですね。雪と風の寒さ、そして雨。
翌朝の出勤途中、中野通りを数歩歩いただけで、
靴の中が雪解けの水溜りに浸かってしまい、
びちゃびちゃになってしまった。
足がとっても冷たい。極めつけは木から落ちてきた
雪のかたまりが傘を直撃・・・。
本当に骨が折れるってのはこの事だ。

風は吹き荒れ、冷たい雨が心まで濡らしてく。
駅のホームに辿り着いても電車はこない・・・
もう、いっそ仕事なんか放り投げて
中野駅から家に引き返えしちまおうかと思いました。

朝の七時に中野の自宅を出て、東京駅の職場に
辿り着いたのが八時半・・・。
やれやれ、なんとも遠い雪の道程でした。

 

ST.VALENTINE'S DAYの夜。中野通り自宅前で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西新宿の大ガード交差点にて。
昔、この先にROCK INN CURRENTというバーがあった。

 


 

 

 

ここはフィンランドですか?オスロですか?
いやいや西武新宿駅の二階の窓から眺めた歌舞伎町だ。
ちなみに、このすぐ近くにフィンランドという名の
サウナと、オスロという名のバッティング・センターが
アリマス。なんだか妙な感じですね。

 

 

オレン・スオーミ・ライネン、トッタカイ!
オレン・ヤパニ・ライネン.サータナ!
マリメッコ、ミタ・ヴィットゥアー!
そしてDJスシ、ペルケレ~! まあ、そうですね。


 

東京が寒いなんて言っても気温はたかだか0℃前後です。
北欧の人たちから言わせればたぶんね。


寒い日々が続いているけれど、
降り積もる雪の中に埋もれているのは暖かさだ。
そして、誰もが春の訪れを夢見て待っている。
2月もようやく半ばを超えて、もう少しの辛抱です。

 

 

東京駅:新丸の内ビル。一年間通った、このビルとも
契約満了につき、3月半ばでさよならだ。
しかし、丸の内あたりの物価はすべてが高いなあ。

記録的な大雪が降った、今年のこの寒い二月の日々も、
いつかきっといい思い出になるでしょう。

LITTLE DARLIN' IT'S BEEN A LONG COLD LONELY WINTER.
新しい季節の足音が、もうすぐそこまで聞こえてる。

16th FEB.2014


PATTI SMITH

2014-02-14 13:59:37 | TOKYO SUSHI RADIO

PATTI SMITH

さてバレンタイン・ディの朝。いまは6:05AMだ。

今日の関東地方の天気予報は雪。
先週降り積もった雪がまだ溶けきらぬというのに、
再び雪か・・・「神の御加護を」
こりゃあ雪の中、道なき道をまた行かねばならぬ気配だ。


気を取り直して、パティ・スミスについて。




SECOND ALBUM / RADIO ETHIOPA


美しい。まず、歌を聴く前に彼女の横顔が凛々し過ぎる。
「ストリート・パンクの女王」と呼ばれた時代の
セカンド、RADIO ETHIOPIAのジャケット写真だ。
収録曲「PISSING IN A RIVER」をNHKのFMラジオ番組、
渋谷陽一さんのヤング・ジョッキーで初めて聴いた瞬間、
パティにすべてを持っていかれてしまった。

それ以来、パティ・スミスは僕の絶対的な唯一無比の
ROCK'N ROLL QUEENとして君臨している。
永い歳月を経た今でもそれは変わらない。
僕のblog TOKYO SUSHI RADIOのタイトルはここからとった。


 

1979年、この4枚目の神懸り的なアルバム
WAVEをリリースした後に、彼女は世界にさよならを
告げて忽然とロック・シーンから消えた。
ROBERT MAPPLETHORPEの撮ったアルバム・ジャケットの
二羽の鳩を手にしたパティの姿とインナーの写真にも、
彼女の変貌が如実に表れている。

アルバム一曲目に収録されている「Frederick」とは、
もちろん夫君、フレッド・スミスのことだ。
しんしんと降り積もる雪の日の冬の夜に、
この歌はたまらないな・・・
彼女もついに、愛の前に跪いたのだ。


 

初期の、いかにもPUNKシーンを意識したようなワイルドな
写真と比べると、このあたりで女である事が
かなり強調されているのがわかる。


 

 

 

 

 

 

 

彼女は確か1946年生まれだったと記憶しているから、
僕の13歳上だ。なので、いまは66か67歳だと思う。
しもべとなって35年くらい経って、昨年の来日公演のおりに
彼女と会った。当然の事だけど、彼女は普通の人ではなくて
今も見事なまでにROCK'N ROLL QUEENだった。

彼女の前ではひれ伏すしかない・・・。


 

 


さて、そろそろ仕事に出かける時間だ。
雪のSt.VALENTINE'S DAY またいつの日にか、
思い出すことがあるだろうか・・・

皆さん、風邪などひかぬよう足元に気をつけて。

素敵な一日をお過ごしください


14th FEBRURY 2014

2014-02-14 13:57:17 | TOKYO SUSHI RADIO

14th FEBRURY 2014

やれやれ。今日はSt.VALENTINE'S DAYです。
きっとあなたは今頃、家でDAVID BOWIEのアルバム
The Next Dayの6曲目に収録されている
VALENTINE'S DAYなんかを聴いていることでしょう。

「こんな真昼間に何を眠たい事言ってんだ?」
「仕事してるに決まってるだろっ?」と、
言われるかも知れません・・・でも、じつはこれを
書いている今は2月14日の12:05AMなのです。

そうH・V・Dです。何だか新種のたちの悪い伝染病か
最新の高画質ディスクみたいな名前ですが、
HAPPY VALENTINE'S DAYというわけですね。
まあ、何事もHAPPYなのにこした事はありません。

でも、最初の一行目に「やれやれ」と書いたのは、
このバレンタイン・ディのせいで、ここのことろ、
ただでさえ忙しい仕事がアホみたいに、よりいっそう
忙しくなっているという事。具体的に言うと
僕は、今週11・12・13日の三日間で、バレンタインの
プレゼントのチョコレートであろうと思われる宅急便を
108個も集荷したんです。そう、除夜の鐘と同じ数。

一箱四千円くらいするチョコレートです。
それが美味しいのかどうかは知りません・・・
なんせ、食べた事がないですから・・・。
高いチョコだな・・・とは思うけれど、
でも考えようによっては、四千円くらいで
恋が成就するかも知れないのなら、それはとても
「安い」と言えるかも知れませんね。

まあ、いずれにせよ、いろんな事がうまくいくと
良いですね。残念ながら集荷した宅急便の中に
僕宛てのものは一つもありません。どんまい。


さて気をとり直して切なくも熱い愛の歌を一発。

PATTI SMITH 3rd ALBUM / EASTER


かって、これほどまでに「腋毛」を全世界的に公然と
さらけ出した女性アーチストのアルバム・ジャケットが
あっただろうか?僕は見た記憶がないな・・・。


今夜はPATTI SMITH の「BECAUSE THE NIGHT」を。
どんなLOVE SONGもこのPATTIが歌う、愛の前では
薄っぺらく聞こえてしまうくらいに、彼女の魂の愛は本物だ。
BRUCE SPRINGSTEENと競作したこの歌でPUNKという
ジャンルから、もっと普遍的なROCKへと昇りつめていった。
僕が最初に買ったパテイのLPはこれだった。

ロックンロールの長い坂道への道標のような一枚だ。
このアルバムはすべからく、あなたも持っておいて欲しい。

14th. FEB.2014


ディランに会ったらよろしくと

2014-02-12 14:38:43 | TOKYO SUSHI RADIO
ディランに会ったらよろしくと

2014年2月8日・・・雪・ゆき・大雪。
東京でまれに見る・・・というか、
都会の街中でこんなに積もった雪は初めて見た。

すごかったですね。
僕は夜の7時頃に、代々木二丁目あたりで押していた台車が
ずんずんと降り積もる雪道で、まるで動かなくなってしまい
危うく遭難するところでした。凍死寸前。

しかし翌日の日曜日は、前日の雪からうって変わって、
また驚くほど暖かい一日・・・
今年のお天気は、なんて気まぐれなんだ。

通りでは少しづつ溶け出した雪で足元つるんつるん。
転ばないよう注意しながら、ゆっくり歩いて買い物に出かけ
朝食のパンやミルクを買って家に戻り
久しぶりにBOB DYLANのFREEWHEELIN'を聴いた。



BOB DYLAN / FREEWHEELIN'

なんて素敵なアルバム・ジャケットだろう。
僕は70年代に入ってからのディランのアルバムが好きなので、
このアルバムは、そんなに熱心に聴いたわけではないが、
ジャケット写真を眺めるたびに、いつもほっこりした気持ちになる。

1963年2月、雪が積もったグリニッチ・ビレッジの西四丁目で
若かりし頃のディランが当時の恋人スージー・ロトロと
腕を組んで雪道を歩いている。

皆さん、こんな素敵な自分の写真持ってますか?
持ってないですよね?
もちろん、僕も持ってません。

僕はこのディランのアルバム・ジャケットを眺めるたびに
とても羨ましくなってしまう。
何かしら、一枚・二枚くらいは自分のお気に入りの
写真って欲しいもんです。





BLONDE ON BLONDE
名盤の誉れ高き60年代のディランを代表する一枚。
このジャケット写真もしびれます。
大好きなアルバムでレコードは擦り切れるくらい聴いた、
というか、すっかり擦り切れました。
偉大なる詩人ディランが歌うとても素朴なタイトルの
「I WANT YOU」大阪の小汚いベイエリアの、
ダウンタウンの片隅で16歳の貧乏な子せがれは、
この歌でもえに萌えたのだった。





初めて買ったディランのアルバムがこれ。
DESIRE / 日本語タイトルは「欲望」

このアルバムを毎日毎日何度も繰り返し聴いた。
コーヒーもう一杯どころか、インスタントを
何杯も飲みながら聴きまくった。




今年新年一発目に聴いたアルバムはこれだ。
THE BANDをバックに従えたPLANET WAVES
このアルバムは未だに夜中、草木も眠る丑三つ時に聴く。

あれやこれや、人生を振り返り、長く生きてきた道、
往路、復路、いやいやいまさら戻る道などあるまい・・・
「目の前には悪魔、うしろは断崖絶壁」
しかしそれでも行かねばならぬ。
長い長い坂道を荷を負ってゆかねばならぬ。
そして人生とはそんなもの。

ほんの少し疲れた時に、僕はいつもこのアルバムを聴く。
FOREVER YOUNGだ。

そういやボブ・ディランも今年来日公演があるね。
観には行けなさそうだけど、ディランに会ったらよろしくと。

ジジイの時代だ

2014-02-12 14:33:15 | TOKYO SUSHI RADIO

ジジイの時代だ

2月6日、健康診断へ行ってきた。
偶然にも昨年診断した日からちょうど一年。
夜の水商売から足を洗ってまる二年。
不健康極まりなかった身体も少しはまともに
なったのかいな・・・と思う。
永く酒場で深夜の仕事をやり続けた時代に、
学んだ教訓は一つだ。

「健康な身体でなければ、不健康な事は出来ない」
振り返ってみればつくづくタフだったなと思う。

酒やドラッグに溺れる者たちが、それら悪魔の誘惑から
意を決っして足を洗おうと、もがく時
それはもう、身体が悲鳴を上げてもたないって時だ。
もしくは金が底をつきた時。
まあ、大概はその両方なんだろうけどね。


WE WERE RUNNING FOR THE MONEY AND THE FLESH...
(LEONARD COHEN / CHELSEA HOTEL #2 )


さて、健康診断の結果は昨年と大して変わりなく、
血液検査も昨年同様さして問題なく、
血圧もさして変わらず。

身長は4mm縮み165cm。体重は1.4キロ減って53㎏。
T-シャツと長袖のシャツ、それにジーンズを履いて
この体重だから、やや痩せ気味というのか、
やつれ気味というのか・・・いちばんデブだった頃は
裸んぼうで57㎏くらいあったから、かなり痩せたな。

視力は0.5と0.6で両目とも0.2づつ落ちた。
聴力は前回同様「所見あり」がつけられた。
やはり普通の人たちと比較すると難聴気味みたいだ。

(聴力検査のヘッドホンから流れてくる周波数、
ボリューム小さ過ぎてまるで聞こえないんだもん)
聴力検査担当のオバサンが不思議そうな顔で
「ほんとに聞こえない?」ってね、

「はい、まるで何も聞えません・・・」

まあ、これに関しては職業病と言える。
永い歳月、ヘッドフォンでアホみたいにデカイ音で
アホみたいな音楽を聴き続けてきたからね。
ちなみに僕は、スピーカーから小さな音で流れる
ドラムのハイハットやタンバリンあたりの
高域周波数の音がほとんど聴きとれません。

だからBEATLESの「DAY TRIPPER」などを聴くと
かなり違和感がある。昔はちゃんと聴こえていたのに。

仲の良い友人たちからは昔から勝手つんぼって
言われ続けています。すなわち、
自分に都合の悪い事はまるで聞こえません。
いや、冗談じゃなくてゴメンなさいね、
本当に呼ばれてるのが聞えないんです。


検査結果を総体的に検証してみると、
これはひとえに歳老いたって事じゃないかな?
運動量に関しては、たぶん若い世代の人たちと比較しても
断然身体を動かしているほうだと思う。
なんせ、朝~夜までガチガチのガテン系だからね。
(携帯電話の万歩計は毎日35000歩以上を計上している)

しかし、筋肉は落ちて体型はかなりジジイの域に
達してきたような。

食生活は、ここ数年本当に肉を食べなくなった。
焼肉に関しては、この一年まったく食べてないな・・・
鶏肉は鍋料理や、カレーライス、親子丼など、わりと
普通に食べているけれど。タンパク質の摂取は
俄然、植物性タンパク質になった。食の好みも50歳を
超えてからは、ずいぶん変わったしね。

ひじき、大豆、豆腐、わかめ、シラス・・・切干大根とか
こりゃあ、やはりほぼジジイ好みな一品ばかりだな。

ハンバーガーとかスパゲティとか、メニューを見ても
まったく萌えなくなったんだもん。肉の塊を見ても、
「ああ・・・もう別にいいや」って思う。
天ぷら、鶏の唐揚げ、ふ・ら・い・ど・ぽ・て・と。
美味しいよね。本当は揚げ物大好きなんだけどね。
この辺りに関してはかなり自粛しています。

逆に野菜や魚など見てると萌えてきます。
新鮮な「彩の誉れ」などと書かれた人参や、獲れたての
たわわなブロッコリーなど見て
「ああ・・・こいつ食べたいなあ」などと・・・。

こういう食生活をしていると、必然的に女の好みも
変わってくるってもんです。
あ、この話は長くなるのと、ずいぶん軌道を外れて
しまいそうなのでまた次の機会に。

とりあえず、健康診断を無事に終えて、
午後の仕事を終え、家に着いて今は酒を呑んでます。



今夜はジジイらしく、僕よりもだいぶジジイな
カナダ人のLEONARD COHENの昔のアルバムを
立て続けに三枚も聴きながら。

レナード・コーエンが生前のJANIS JOPPLINとの事を
歌った「CHELSEA HOTEL #2」という歌はほんと、
よい歌だな・・・と日本のジジイも思うわけです。

 

 

 

LEONARD COHEN / NEW SKIN FOR THE OLD CEREMONY
レナード・コーエン/愛の哀しみ(古い儀式に新しい肌)
1974年発表。「CHELSEA HOTEL #2」収録


LOU REED同様、若かりし頃にいつ死んでも
おかしくなかったこのオッサンも、酒とドラッグの
地獄の淵から何とか逃れ、ジジイになってから
再評価され、いまに至っている。長生きはするもんだね。

ジジイの黄金時代だ。あっぱれ!