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SUSHI ROCKS

「真音通信」(まおんつうしん)
写真と音楽。猫や鳥や草花、
時に酒に纏わるよもやま話など・・・。

宮島へ

2012-03-02 20:52:24 | 旅行


☆2月26日。大阪経由で広島へ遊びに行ってきた。
ずーっと前から一度訪ねてみたかった宮島の厳島神社。

JR広島駅で荷物をコイン・ロッカーに放り込んで、
山陽本線に乗り換えて、宮島口駅まではおよそ26分。
宮島口から宮島までは船に乗って参ります。

 

この船に乗って動きだしてからが、俄然テンションが上がってくる。
やがて厳島神社の朱い大鳥居が近くに見えてきたら
広島へやってきた感が一気に吹き上がるんだ。


☆よい天気だ。冬の寒さもあまり感じることなく
穏やかに晴れた日で、海は青く潮風がとても心地良い。

 

 

 

かわいいねぇ~

 

 

 

神様の遣いだからね。

 

 

 

 

 

よく出来てるなあ。ここの社殿はホントに感心するばかりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海が綺麗ですね。コバルトが目に染みますね。
何か忘れたいことあったのでしょうか・・・
僕は忘れていたものを思い出すために此処までやってきました。

なんてね・・・風が冷たくなってきたので、気をつけてください。
良い旅を・・・。

 

 

 

 

 

通りすがりのお姉さんです。潮が引いた大鳥居の前で。

 

 

 

 

 

こうして人の大きさと比較すると、鳥居の大きさがよく判るね。

 

 

 

 

 

 

☆陽が暮れてくるとまわりの景色が俄然映えてくる。
街へ帰る気が、このあたりでだんだん失せてくるわけですが、
今宵の宿の手配が出来ていなかったので、宮島に後ろ髪を引かれながらも
広島の市街地へ戻る。

さて宿をとったら、少し身体を休めて次は夜の部活だ。


大船観世音

2012-02-23 09:07:44 | 旅行


☆JR新宿駅から湘南新宿ラインに乗って、
横浜駅を過ぎ、カタコト・カタコト電車に揺られて
暫くすれば大船駅に着く。

大船駅から鎌倉駅まではあと二つ・・・。

 

 

大船観世音。



☆大船駅を出るとすぐに、この像が電車の中からでもはっきり見える。
以前からずいぶん気になってたんだけど、一昨日初めて
大船観音寺を訪ねてみた。

その前に横須賀で、軍港めぐりという船で港をクルーズして
アメリカ海軍のイージス艦や、自衛隊の潜水艦などを観たあとに
この観音様を目の当たりにしてしまったので、
僕はすっかり言葉を失くしてしまった。

 

冬の日の夕暮れ時の大船観音寺は、とても静かで、訪れる人も少なく、
時おり風が吹いて観音像の周りに植えられた桜の木の枝が
カサカサと小さな音をたてるだけ・・・・。

ここでは、とてもゆっくりとした時間が流れる。

 

 

 

 

真正面から向き合う。
動けない・・・暫くはこの場所から動けなくなってしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



原爆の火の塔。

この塔の存在が意味するところは皆さんも知るとおり。

 

 

 

 

 

圧倒的存在感を持つ大船観音と同じく、
この小さな火も圧倒的存在感を持って、
此処で平和の祈りをこめて絶え間なく、燃え続けている。

 

☆長い時間、僕はここで、この火を眺めたてた。
いろんな複雑な思いが、巡り巡る。
あと一月ほどすれば、大船観音像の周りの桜も花が咲くのでしょうね。


光と影の歌

2012-02-19 18:37:47 | 旅行
 
☆サムエル・コッキング苑で園内いっぱいに咲いた
チューリップを鑑賞し、猫たちと戯れてビールを飲んで一休み。
さすがに早起きしてやって来たからか、
まだ午前中だというのに もはやお腹が空いてきた。

展望台から岩屋へと続く参道を高台まで登っていくと、
テラス付の食堂がたくさん並んでいる。



☆まだ午前11時を過ぎたばかりの時間で、今日は食堂も僕が一番乗り。
入口から真っ直ぐに、店内いちばん奥の引戸を開けて
海の見下ろせるテラス席へ。



 
 
 

江の島ビールと釜揚げシラス丼を注文した。




 



 
 
食堂のテラスからは、こんなふうに湘南の海が見渡せます。



☆下を見下ろすと波が打ち寄せる岩場が見え、
釣り人や、静かに海を眺めているカップルなどが遠くに見える。
時おり空高く舞い上がったトンビが青い空に
弧を描いて、そしてゆっくりと舞い降りてくる。
とても静かで、穏やかに晴れた冬の江の島は本当に暖かい。
今が2月の真ん中だとは、とても思えないくらいに。

こんな場所でぼんやりと海を眺めてる。
太陽の光がビールを注いだグラスに綺麗な影絵を描いてくれた。


 
  
グラスの内側に付いた泡が綺麗な模様に変わる。
ふちの部分の影がまるで五線紙のようだね。


☆光と影が歌を奏でて、僕はとてもいい気分になれた。
ここは風の歌だって聴こえてくる・・・・。




 
 
大好きな釜揚げシラス丼。
三杯酢をちょいとかけて召し上がる。
美味しいよ。


☆昔、僕もまだ若かりし頃、 会社務めをしていた時には、
お昼休みの時間は もちろん一時間で、混雑した食堂や喫茶店などで
見知らぬ人と相席になって狭苦しく、慌しく食べてたなあ・・・

あるいはお金があまりない時などは、パンなどを買って、
近所の公園で食べた。
何も食べないなんて時も結構多々あったっけ・・・。
なんだか、そんな時代も妙に懐かしく、悪くもなかった気がする。

過ぎてしまえば、たいていの事はそんなふうに思えるな・・・。

 
♪君は二杯目だよね、コーヒーカップに
角砂糖をひとつだったね
捨てて来てしまった わずらわしさだけを
くるくるかきまわして
通りすぎた 夏の匂い
想い出して 懐かしいね
襟裳の春は 何もない春です♪

(森進一/襟裳岬 作詞:岡本おさみ 作曲:吉田拓郎)


☆江の島の春は、チューリップと猫です。
そして釜揚げシラス丼と、抜けるような青い空と海が待ってます。

猫の島から再び

2012-02-19 17:34:22 | 旅行


☆江の島は猫島です。
あちらこちらにたくさんの猫が居て、猫好きにはたまらないですよ。

 

 

Sea Candleのすぐ横にカフェがあって、僕はいつもここでビールを飲む。

 

 

 

 

午前10時。開店の時間だ。
店長~店長~・・・ってね、いくら呼んでもまるで起きない。

 


 

 

開店時間とっくに過ぎてるけけど・・・もう、このまま寝かせておこう。

 

 

 

 

玄関マットの上がホカホカで暖かい・・・でもみんな通れない。

 

 

 

 

 

カフェ・テラスにもう一匹やってきた。

 

 

 

 

ごろんころん・・・やりたい放題だ。

 

 

 

 

いつもの猫さんもやってきた。

 

 

 

 

 

こちらもポカポカ陽気で、すっかり春で。

 

 

 

 

 

肉きゅう~

 

☆江の島でチューリップを観て、猫と遊んで、海を見て・・・
さてそろそろお腹が空いてきたのでお昼にしよう。
もちろん江の島で食べるのは「釜揚げシラス丼」だ。
ここは生シラスが名物だけど、これは人それぞれ好みだよね。

僕は生シラスは無理。シラスに限らずウニやイクラなんかもダメで。
食べれない・・・タコも好きだけど、生は無理だな。
カキはフライなら何とか食べれるがそんなに好きではない。

刺身や寿司などは好きなんだけど、光りものや貝類はまるでだめだな。

以前、生シラス丼を食べてみたが、やはり無理だった。
いわゆる魚介類の高級食材なるものは、まるでダメです。

うん。そんなわけで釜揚げシラス丼食べます。  続きます。


三十三間堂

2012-02-15 09:15:36 | 旅行


☆2月11日・快晴。
大阪~伊勢と廻った翌日の朝、新大阪駅へと向かう地下鉄の中で、
ふと思い立って帰りに京都に立ち寄ってみることにした。

地下鉄淀屋橋で降り、京阪電車で七条駅にて下車、
そこから徒歩で蓮華王院(三十三間堂/国宝)を訪ねてきた。

 

 

京阪七条駅からなら、徒歩でもすぐに着く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後ろから観た本堂。

 

 

 

 

 

こちらが参拝入口。ここからは写真は、もう撮れません。

 

☆本堂の中へは靴を脱いで入る。長さ120メートルの本堂の中には、
左右に各500体の「十一面千手千眼観世音」(重文)
真ん中に「中尊」(国宝)
両端のひときわ高い雲座に、それぞれ「風神」と「雷神」(国宝)
そして観音像と中尊の四方に28体の仏像(国宝) 

などと、こんな事を書いてても空しくなってしまいますね。
これはもう、行って「観る」しかないです。
もちろん写真撮影は出来ないけれど、
そもそも写真に収まるスケールでもないし・・・
なんせ1001体の観音像と28の仏像と風神・雷神ですから。

観音像には、必ず会いたい人に似た像があるとも伝えられています。
是非とも行って観て、探して見つけてきてください。

 

 

実際に目で観ると本当に大きい。
朝早めの時間に訪たので、人出もまだ少なくてゆっくり楽しめた。

 

 

 

京都の夏は暑く、冬は実質的な気温よりも、
吹き抜けてくる風でとても寒い。
でも境内に咲いていた花は、はんなりと春が近い色をしていましたよ。

☆前回、大阪を訪ねた時は大阪城から豊国神社、そして今回は平清盛ゆかりの
三十三間堂・・・そろそろ点と点が結ばれてきた。
さて、ここから何処へ行きますか・・・。


伊勢路をゆく

2012-02-14 19:11:14 | 旅行


☆2月10日。太陽の塔を観た翌日、
朝早く起きて、近鉄電車で伊勢まで行ってきた。
こちらは、小学校六年生の修学旅行以来、41年ぶりの参詣だ。

長い長い幻のような歳月が風のように流れたが、
41年後の「大人の修学旅行」というわけだ。

 

外宮入口の最初の鳥居。

近鉄/上本町駅から伊勢神宮の外宮のある伊勢市駅までは
特急電車で1時間46分で着く。
江戸時代、伊勢におかげ参りをするのがブームになった時、
日本中から、ここへ皆徒歩で、あるいは馬でやってきたのだ。
何日も何日も歩いて伊勢へお参りする・・・・その当時の人々の、
ようやく伊勢へ辿り着いた時の喜びは僕たちにははかり知れないだろう。

 

 

今回の旅は一日だけの日帰りの旅なので、メインの処だけ廻ることにする。

伊勢新宮は外宮・内宮はもちろん、月夜見宮・倭姫宮・
月読宮・・・などなど観て廻る場所が多いので、 一日ではとても無理だ。

今回は次に来る時のための下見という事にしてサビだけ。
次は朝から来て旅館で一泊し、温泉などにつかり
美味いものでも食って翌日、早朝から廻るという段取りなのです。

 

 

外宮から内宮まではバスで15分ほどで行ける。
まずはおかげ横丁で一休みだ。

 

 

 

愛らしい猫が迎えてくれる。
歩き疲れたら甘い食べ物も美味しいね。

 

 

 

 

こんなかわいいオブジェも。

 

 

 

 

 

これは宝くじ売り場の前に鎮座していた「福かえる」
買った宝くじをかえる様の背中に乗せてお願いすると、ご利益があるそうな・・・。
「お伊勢詣でて福もち帰る」ですと。
なんとなく、縁起が良さげですね。

 

 

 

 

名物「伊勢うどん」
モチモチの極太うどんに、真っ黒なたまり醤油出汁がからんで、
僕は初めて食べましたが、見た目よりマイルドな出汁で
ほんのりとした甘さもあって美味いです。

 

 

 

 

「おはらい町」を通って、もうすぐ天照大御神が鎮座する内宮だ。

 

 

 

 

 

ここからが、いよいよ内宮への入口だ。

 

 

 

 

 

五十鈴川に架かる宇治橋を清清しい気持ちで渡る。

 

 

 

 

 

帰る時間がそろそろちかづいてきた・・・

 

 

 

 

気高い気品に満ち溢れています。
また、次来るときに・・・。

☆41年ぶりに訪ね、名残り惜しい伊勢の旅だけど
今日はもう時間がない。外宮の豊受大神宮と内宮の皇大神宮に
「また来させて頂きます」と、

二拝・二拍手・一拝。

そうして「お伊勢参りの旅は、いつの日にかまた続く」


太陽の塔

2012-02-14 11:52:23 | 旅行


☆2月10日。大阪万博記念公園へ行く。
新幹線、新大阪駅で降りて地下鉄にて千里中央駅へ。
そこから大阪モノレールに乗り換えて、万博記念公園で降り改札口を出ると、
万博記念公園の入場口まではすぐだ。
ゲートをくぐると真正面にまず、太陽の塔が待ち構えていた。




1970年の大阪万国博覧会を、小学校六年生の時に観に来て以来、
41年ぶりにこの地へやってきた。



☆本当の事を正確に言うと1983年の七月に僕は、万博記念公園へ一度来ている。
デビッド・ボウィのシリアス・ムーンライト・ツアーをここで観たんだ。
ただ、その時は太陽の塔には会っていない・・・その頃、僕は23歳で
少年時代の憧憬などすっかり忘れ、
太陽の塔よりもデビッド・ボウィに夢中だったのだ。

もちろん、今でもデビッド・ボウィは好きだが・・・。
とにかく、今回はこいつに会いにここまで来たんだ。

 

 

 

この変わらぬ存在感。
この塔は1970年の3月以来、ずーっとここに聳え続けている。
正面、真ん中が「現在の太陽」 / 頂上の金色の顔が「未来の太陽」

 

 

 

 

高さ70メートル/基底部分直径20メートル・・・
背面の顔は「黒い太陽」(過去の太陽)

 


☆太陽の塔をデザインした岡本太郎氏は1911年の生まれで
2011年の昨年が、ちょうど生誕100周年だった。
それを記念して昨年の三月八日から「岡本太郎展」なるものが東京で 開催された。
僕は9日に、その展示会を観にいったわけだが、
そこでとても深い感銘を受けた。言葉には出来ない、 衝撃的な絵画やオブジェの数々、
そして何よりも氏のデザインの根底にあった、
まさに血の沸くような熱く潔らかな、深いコンセプトに心を打たれた。

「何だ、これは!!」 有名な氏の言葉だが・・・



☆1970年の大阪万博の時に観た太陽の塔・・・
僕も「何だ、これは!!」と思った。そして一発であれに惹かれた。
とても残念な事だが、僕よりも五つくらい歳が下の子供たちだと
1970年の記憶があまりないかも知れないな・・・
それより下の歳なら万博そのものを知らないだろう。

かく言う僕もあと50年も経てば102歳になるわけで、
もちろん生きてなんかいないだろうし、大阪万博を知っている人たちも
ほとんど居なくなるだろう・・・

もし、太陽の塔がその時代まで壊されずに存在するのなら
その時代の人たちから見れば、まさに「何だ、これは!!」だな。

 

☆以下、岡本太郎氏の万博の太陽の塔についてのコメントを抜粋させて頂く。

「私の担当するテーマ館には、何か見る人の心の奥底に
グンとこたえてくる根源の重みをうちすえたい。
作りもの、見せものの強烈な色・光・音に、耳目がさらわれて、
存在としての人間が空しくなってしまっては意味がない。
未来への夢が浮き上がってゆく近代主義に「対決」して、
ここだけはわれわれの底にひそむ無言で絶対的な充実感をつきつけるべきだ。」

 


 

通路にあったガラス窓に写った太陽の塔。

☆とにかく前から観ても、後ろから観ても、その存在感にはため息が出る。
本当は、この塔の中がこれまた劇的に凄かったんだ・・・。
10歳の時に観た、塔の中の光景は一生忘れられない。

地球の誕生から、太古の昔、過去・現在・未来へと続く「命の木」を中心に
壮大なスケールの、氏のコンセプトがそこにあった。

残念ながら、僕がそういった氏のコンセプトを
本当にちゃんと理解出来るようになったのは、ずいぶん長い歳月が過ぎた後のことだった。

 

 

記念公園内で撮った一枚。

 

 

 

 

EXPOパビリオンという展示ルームの中に、
当時のお祭り広場のミニ・チュアが飾られていた。

 

☆1970年の万博当時、太陽の塔はこのように、
天井を突き抜けて、空に向かって聳えていたんだ。
このとてつもなく大きな違和感と、なのに不思議と調和している圧倒的存在感。
20世紀少年たちの多くが、この圧倒的存在感に惹かれたのだった。

ずーっと変わらずこの場所にあって欲しいと切に願う。
そして大阪へ帰ってきたときには、時々はこいつに会いにこようと思う。
そうだった・・・此処が僕のもう一つの原風景だ。


大阪城へ

2012-01-12 12:30:55 | 旅行


☆2012年1月11日。

所用で大阪へ一泊二日で帰った翌日、新幹線にて東京へ戻るまで
暫し時間があったので、大阪城へ行ってきた。
不思議なもので長らく暮らした大阪に居た頃には、
大阪城へ行きたいなどとはあまり思いもせず、
実際、一度も足を運んだ事がなかったけど、
東京に移り住んでから大阪城へ来たのはこれで二回目。

もしかすると、遠くにあるから行きたくなるのかも知れないですね。



JRの「大阪城北詰駅」で下車して歩いて大阪城へ向かう途中。
かっては、こんなビルも駅もなかった。

CRYSTAL TOWER
周りの景色が鏡のように写って綺麗です。
コンパクト・デシカメには収まりません・・・。

 

 

 

大阪城へ向かう途中の「梅林」で猫に遭遇。
この辺りには結構ノラ猫が多く住み着いている。

 

 

 

 

堀の廻りを巡ってみると、敷地の広大さに驚く。

 

 

 

 

五階までエレベーターで上がり、そこから天守閣(8階)までは
細い階段で昇っていく。
廻りから観るとそれほど大きく感じない城も、実際天守閣まで昇って観ると
その高さには驚くばかり。

360度、大阪の街を見下ろす事が出来る。

 

 

 

これが天守閣から観た大阪の街並です。

 

☆風が強く寒い一日だったけど、久しぶりに訪ねる事が出来て良かった。
天守閣から街並を見下ろしていると、とても清清しい気持ちになれる。

せわしない日々が続いているけれど、
こうしてほんの少し、ぼんやりと見慣れたはずの大阪の街を眺めていると、
またいつもとは違ったものが浮かんでくる。

 

 

 



時は流れ流れ今は2012年。
大阪城横にある「豊国神社」の豊臣秀吉の像は何を思うのでありましょうかね・・・。


京都宇治~南禅寺

2011-12-06 11:26:05 | 旅行


☆日記の順番が前後してしまったが、
11月24日に京都の宇治~南禅寺へと紅葉を追いかけて訪ねてきた。


大阪心斎橋のホテルを朝早い時間にチェック・アウトして地下鉄で淀屋橋駅へ。
淀屋橋駅から京阪電車に乗り換えて中書島駅、そこから宇治線に乗る。



京都の宇治へは毎年この季節に紅葉を眺めに訪ねているが
今年はまだ少し早かったみたいですね。あまり色づいていません。


☆毎年、紅葉の季節が少しつづ遅くなってるような気がします。
特に今年の秋は、暖かかったですからね。

 

 

平等院へ。

 

 

 

 

いつ観てもここは「凛」とした風情がある。

 

 

 

 

 

 

 

☆平等院の入口あたりは結構、紅葉が綺麗だったけど、
それでもやはり、やや早かったな・・・あと一週間くらいかな。
12月の初めの週あたりには綺麗に色づいているかな・・・。

 

 

☆宇治の紅葉は諦めて、中書島駅へ戻り、そこから京阪三条駅へ出て、
地下鉄に乗り換え「蹴上駅」(けあげ)へ出ると南禅寺は徒歩にてすぐです。

 

 

大本山南禅寺の入口。



☆ここも紅葉の名所で観光バスが何台も連なってやって来る。人出はかなり多い。
外国人観光客の皆さんも多いですね。

 

 

 

 

平日の夕方だけど、賑わってます。

 

 

 

 

この辺りも人が多くてゆっくり写真を撮る間があまりなかった・・・。
レンガの色と鮮やかな紅葉が絡んで、ここはとても綺麗です。

 

 

 

 

 

夕暮れ前、さすがに京都は、この季節でもかなり寒い。
帰る前に最後の一枚。

☆南禅寺へは春の暖かい季節に、ゆっくり時間をかけて訪ねてみたいな。


江の島ふたたび

2011-10-03 10:15:47 | 旅行


☆9月初めに訪れた江の島がとても素敵だったので、
前回全部廻りきれなかった場所を、夏の名残があるうちにもう一度・・・と、
そんなふうに思いたって9月最後の日の朝早くから湘南の海へ。

過ぎてゆく季節にさよならが言えなくて・・・

そんなわけで今日は「江の島ふたたび」 ご一緒にいかが。

 

 

サーフ・ボードを積んだ自転車で海へ向かうサーファーのお姉さん。
わくわくしてくる、この橋を渡るともうすぐ海だ。

 

 

 

 

海まで辿り着くと、ここではまるで終わりがないかのように、
全部が夏の光景だ。でも防波堤の傍らでは、おびただしい数の
アキアカネが飛んでいて、夏の終わりの海と秋の始まりの空が交差している。


 

 

 

 

 

 

 

 

空に向けて指で弧をたかく描く。そうして指を真上に差し出す。
しばらくするとトンボがピタリと止まる。
いつもその瞬間には、ドキドキするんだ。

 

 

 

 

とても素敵な後姿だ。傍らにはススキもちらほらと・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高いところは苦手なんだけど、意を決して今回はこの展望台にも昇ったよ。
(入園料200円展望台300円です)

 

 

 

 

 

年配の方二人。 
展望台からは湘南の海が360度見渡せる。とても良い眺めです。

 

 

 

 

エレベーターで昇り降りするんだけど、降りは螺旋階段もあって
ぐるぐると廻りながら降りていくのも楽しいです。

 

 

 

 

 お母さんと息子さんの二人。 

 

 

 

 

歩き疲れたのでカフェで少し休憩。 通りすがりの二人。

 

 

 

 

一人。 26倍ズーム。  近くに見えるけれど、僕らはとても離れている。
見知らぬ通りすがりの人だけど、何かしら彼女には人を惹きつけるオーラがあった。

 

 ☆やがて終わりゆく季節と、ゆるやかに訪れる新しい季節、
僕らは、そんな季節が交差している場所で、流れてゆく風の中に佇むパッセンジャー。
一瞬の煌きとすれ違う。 僕を呼ぶ声が聞こえた気がして振り返る・・・
でも、あとには何もない。

 

あらゆるものは通りすぎる。誰にもそれを捉えることはできない。
僕たちはそんな風にして生きている。
(村上春樹/風の歌を聴け)

 

 

さよなら2011僕の夏。また逢える日まで。