文化調査船「ガラクタ号」 プログ版

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3月13日(水)のつぶやき

2013年03月14日 03時54分51秒 | 個人的な感想とか意見

NHK Eテレ バリバラ再放送視聴中。原発事故でヘルパーも避難した施設では、人手が足りず、残ったヘルパーや利用者への負担が重い。訪問介護サービスを受けられない人も多い。障害者が自立せざるを得ない状況を、プラス思考で受け止める人もいるようだ。何とか後押しできるようにならないかなあ。


障害や生活するのに何らかの支障がある人に「自立」を勧める流れがある。自立したいという希望を持つ人も出てきている。しかし自立というのはひとりで何でも出来る様になることではない。独立とも違う。支援を受けないことではない。依存をしないことではない。従属に甘んじない精神だと思う。

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社会は大きく役割分担を志向しているし相互に依存している。相互支援・相互援助がないと機能しない。経済的な援助・制度的な支援・サービスを受けつつの「自立」はある。親の家計から独立できていなくても、精神的に自立することはできる。出来る事を増やしたいという気持ちも、自立の一部だと思う。


単に公的な財政負担軽減のための政策を「自立支援」とされると、言葉によって見失ってしまう気がする。社会から必要な存在として認められるようになりたいという精神も「自立」であり、社会で活動する場から排除しようという様々な力から守ることこそ「自立支援」だと思う。


健常者が障害者・要介護者の世話をするというイメージであるうちは、障害者の自立は押さえられてしまう。障害者であっても能力に応じて社会参加が可能だ。場を提供するのも支援だが、壁を無くす手助けも支援だろう。今は「自立支援」の名目で壁を作る方が多いように感じる。


参加を妨げる壁に阻まれているものは多い。それが差別・偏見に由来するモノもあるし、文化・歴史に由来するモノもある。壁を壊すことは簡単ではないし、その是非も簡単に論じることはできない。ただ「自立」を勧めるのなら、妨げる壁を守らないで欲しい。


東大が推薦入試導入へ 5年後めど、点数至上主義から脱却 - MSN産経ニュース sankei.jp.msn.com/life/news/1303… 入試改革と平行して、大学改革も進めて欲しい。東京大学への期待が残っている内に。


【TPP】日本の「聖域」主張に各国が懸念 合意厳守要求へ - MSN産経ニュース sankei.jp.msn.com/politics/news/… TPPの理念に賛成して参加を考えている訳ではないと表明したようなものだからなあ。呆れているのでは?


太平洋戦争後の日本占領政策は、「サンフランシスコ講和条約」「日米安全保障条約」「日米地位協定」の形で軍事的に維持されてきたという識者がいる。経済的な政策については「年次改革要望書」というものもあったと。今これに代わるものが「TPP」だと言う。これって単なる陰謀説なのかなあ?


様々な「自主権」を獲得・回復・維持するために努力するのが独立国だと思うのだが、それを目指すというのは建前に過ぎないのだろうか。国境を接する国による領土侵害を大きく騒ぐのは、現在国内で起きている自主権侵害に矛先を向けさせない為なのだろうか。独立国って何だろう?


独立国である事とか自主権を持つ意味は人によって違いがあるだろうし、大きな共同体の一員になることや世界政府志向の人にとっては拘る点ではないかも知れない。支配している主体が違うだけで、支配されていることには変わりがないという人もいるだろう。多くの人の意見を聞きたいものだ。


人間は、弱肉強食が原理である自然界の一員である。しかし同時にそれに甘んじない存在であろうとしている。矛盾しているようだがそうではない。原理は変わらない。甘んじないために相当の労力・努力をして、部分的に少し緩まる程度のもの。高尚な理念のようでも生存競争の手段に過ぎないのだろうか。


私が何を考えようと行動しても、自然界の原理はびくともしない。人間社会もびくともしない。私の小さな欲望を満たすだけだ。1人ひっそり死んでも、何億人を巻き込んで死んだとしても、大して変わらないのだろう。そうだとしても止められない。結構苦しいモノだ。


国会予算中継視聴中。日本維新の会の西田譲氏の質疑の場面で、「医学を無視した(過剰な)避難指示と避難支援(の金銭援助)を止めろ」という提案が出ていた。政党の理念がわかりやすい。

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選挙の時に示された理念とは違う言動をする政党よりも、継続して一致した言動をする政党であってほしい。まあ私が理念で支持できる政党はないけれど。


NHKクローズアップ現代「“大人の発達障害”個性を生かせる職場とは?」を視聴。コミュニケーションなどでトラブルが発生しやすい高機能広汎性発達障害(知的障害を伴わない自閉症・アスペルガー症候群など)を抱える人の職場環境の話。その特性を理解して対応する企業も一部出てきているようだ。

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知的能力は大学などの教育レベルに達していても、社会性やコミュニケーション能力に弱みがある可能性がある人が10%程度存在するのではという数字も出ていた。場の雰囲気や指示の意図が読み取れずにトラブルになるという。私にもその傾向がある。知識と経験ではカバーできないことも多い。


(高機能)広汎性発達障害の程度にも寄るが、規則的なモノや条件で判別できるモノならば対応出来るが個別的で一過性のモノには対応出来ない。例外が多いモノにも対応出来ない。規則が見つからないモノにも対応出来ない。つまり状況が変化し続ける環境が苦手で、臨機応変対応ができない。


今まで主流の業種では、規則に沿った処理的行動(マニュアルに沿った行動)ができれば十分な場合もあった。規則が頻繁に変わったり臨機応変に対応することが求められると付いていけなくなってしまう人の扱いは、これからどうしていけば良いのだろうか。


広汎性発達障害ではなくても、別の理由で社会の変化に付いていけなくなる人は大勢いると思う。中高年失業者の再就職問題では、求人数減少や年齢や職業スキルが不足していることもあるが、現在の状況に合わせた柔軟な思考が取れなくなっていることが足を引っ張っているように見える。


(表現するのに苦しんでいるがもう少し頑張ってみる) その時代の必要とする主要産業が変わっていくと、適性のある人の過不足は必ず起きる。以前は定型作業を長期にする人が不足していたし、今は創造性が高く臨機応変対応できる人が不足している。知識教育では対応出来ないのをどう対応したら良いか?


無理矢理に一般化してみる。「雇用のミスマッチ」が解消されないのは学校教育や職業教育が原因ではないとしたら、どういう理念で対応したら社会的に安定できるのだろうか。社会や企業はどういう場を用意すれば良いのだろうか。