文化調査船「ガラクタ号」 プログ版

ツイッター連携・まとめ投稿機能が終了してしまったので、体調と気分次第で転載するしか・・・とほほ

3月29日(土)のつぶやき

2014年03月30日 04時34分40秒 | 個人的な感想とか意見

今週は「アルゴリズムとデータ構造」の分野に手を付けて勉強してみた。特定のプログラミング言語仕様ではなく一般論を知りたかった。意味がよく判って居なかった「構造化プログラミング」についても、ダイクストラの1969原文を読んでみた。言い回しが難しいかったのは主張と逆で面白かった。


制御構造については、C言語の初級テキストに書かれている内容と説明に納得いかない部分が多かったので、それもリファレンスを読み直したり実際にプログラムを組んで確かめながら進めてきた。for文がカウンタ制御専用ではないとわかったし、switch文とcase文の違いも面白かった。


まあ今週やってきたことからも、数学的な基礎能力とC言語の仕様とプログラミングの理論が密接な関係なのが確認できた。このまま続けて良さそうだと思う。一応4月から始まる放送大学の講座でも該当するものを幾つか録画して見ていこうと考えている。何とかリハビリを続けて社会復帰に繋げたい。


まあこの勉強の目標を「録音アプリ」に置いているのは変えていません。でも何時になることやら。



3月23日(日)のつぶやき

2014年03月24日 04時35分36秒 | 個人的な感想とか意見

C言語の勉強は、やっとテキストに沿って進もうかなあという気になる程度に進んできた。テキストの前書きに書かれた内容の理解や、付録に納めてある情報を優先的に目を通すようになったので本文に入るまでが長い。若い頃に比べて、わからなくても一通り読むだけの柔軟性が無くなったから。


一週間C言語に付き合ったので、来週は別のことを一週間やろうと思う。その後また数学とコンピュータの勉強を週単位で繰り返すつもりだ。精神的な回復が進んできてやる気があるのは良い傾向だが、上がりすぎてもいけないので気をつけていかねば。暖かくなったので身体を動かすことも少しずつ始めたい。


一昨年は少し体調が良くなって就職活動をしていた。そのとき放送講座を録音・録画したものをiPhoneに入れて持ち歩き散歩がてらに聞いていた。そういう活動を再開してみようと思う。今まで録り溜めた分も結構あるし、2年前に比べて使えそうな講座やオーディブックは随分増えているようだ。


年齢も原因だろうが視力が低下しているし目も疲れやすくなってきた。先日パソコン用のメガネを使い始めたが、なるべく目への負担は減らしたい。そのせいなのか更に朗読やラジオや音楽への関心が高くなってきている。きっと高齢者・障害者向けビジネス分野としても有望だと思う。


OS Xの読み上げ音声は標準だと日本語女性の1種類だけだが、選択すると日本語男性や各国語の読み上げ音声をダウンロードできる。容量が大きいので高速回線が必要だが、幾つか入れてテキストファイルを読ませてみよう。選択して読ませる必要があるが、手間が面倒ならスクリプトでも書けば良いし。


OS X用の音声ファイルを3種類ダウンロードして、読み上げを幾つかやらせてみた。手間は掛かるが十分実用レベルだと思う。どういう場面でなら便利に使えるのかはまだよく判らない。読み上げ対象のテキストのレイアウトが複雑な場合、選択する手間をどう解消したら良いかよく判らない。



3月21日(金)のつぶやき

2014年03月22日 04時33分40秒 | 個人的な感想とか意見

C言語の復習を初めて4日が過ぎた。昔やったことは思い出せたのだが、逆にその時よく判らないまま誤魔化してきたことが沢山あることに気がついた。アルゴリズムを確認する程度の初級プログラムを書くには不要だったが、型と処理を意識したら理解の浅さを感じた。復習ではなく新規学習が必要だ。


数学の「定義」並みにきっちりはできないけれど、一つ一つの概念を良く理解しておきたい。初めのうちの準備にかなり時間が掛かるだろうが、本質を理解したら学習効率が急激に上がるはずだと信じて続けたい。


気象庁ホームページトップページをリニューアルしたのだが、トップページがリンク集だけになってしまったのは何故だろう。イラストの日本地図から地方情報へ飛ぶ仕様になった。今までの全国のレーダー・ナウキャスト画像から飛ぶ仕様ではわかりにくかったのだろうか。一手間増えた気がする。


自分の理解を何度も確認する行為は、科学的態度の入り口だと思う。確認の為にどうやって検証するのかも適切でなければならない。だから検証の仕方そのものも検証することが必要になる。既成の概念では対応出来なくなったときに固執しないのも重要だ。こういうことを身につけるのが大学だと思うなあ。


今日の新聞が配達された。元日よりも折り込み広告が多い。今日から月末まで特別商戦ということか。情報満載なのだろうが、更に節約をせざるを得ない自分には重すぎる。


@superspeed1963 レーダー・ナウキャスト画像だと重いのでアクセスが増えた時に処理しきれなくなるようです。以前にも台風等の時はレーダー・ナウキャストを一時的に外していました。

superspeed1963さんがリツイート | RT

気象庁のトップページの件、理由を教えていただきました。


今勉強している内容は夢にまで出る。夢の中では理解できた(という感覚になる)のだが、起きた途端に忘れる。中途半端に覚えていると悔しくなる。でも夢なので大間違いの可能性は高い。まあ何度も似た状況の夢を見るので、そのうち起きても覚えていられるかも知れない。



3月20日(木)のつぶやき

2014年03月21日 04時32分32秒 | 個人的な感想とか意見

@ouminoko おにゃのこ第4巻読み終わりました。「この子たちのお話はこれだけで終わるつもりはないよ」という思いが、あとがき漫画にもカバー4コマにもカバー裏にも溢れていましたね。そのためにもギター達を愛でて英気を養って下さい。



3月17日(月)のつぶやき

2014年03月18日 04時25分44秒 | 個人的な感想とか意見

躁鬱病の薬を、リーマスに戻してから2週間以上経つ。途中で増量してみたが概ね順調だ。座っていても目眩がするなどの軽い副作用が出ているが、デパケンを服用している状態よりは活動的になれている。特に頭が働きやすくなっている感覚がある。変更して良かった気がする。


プログラミングの勉強を再開して、先々週はデータの収集と数学的な面からの勉強を、先週は数学的知識のまとめを記述するためのTeXの復習をしてきた。今週はいよいよ開発環境Xcode 5 で C のコマンドラインの復習をしようと思う。上手くできたら次は Objective-C へ。


数学的準備(圏論の初歩)をしたことで頭の使い方を、TeXを復習してプログラミングの感覚と仕様を読む感覚を取り戻すことができた。C の勉強は12年前の基本情報技術者試験以来だ。精神的に安定した状態が続けば、一週間くらいで終わるのではないかと期待している。


基本情報技術者試験は12年も経ったのでかなり変わっているのだろう。高校入試や大学入試などに比べ、扱う内容の変化が激しい分野だ。職業訓練の3ヶ月コース受講の成果を試しただけだが、それがあったから集中して勉強できたのだと思う。一人でコツコツの勉強は自分には難しいと思う。



LaTeXの勉強記録 その4b  和文フォントの変更・多書体化はもっと結構難しい

2014年03月16日 23時53分57秒 | 役立つかも知れない記事
(続き)
欧文フォントの利用の仕方を先にまとめたのですが、実際には日本語フォントの導入を先に試みていました。日本語の場合、PDFに埋め込みが許諾されたフォントセットのバリエーション、特に無料のものはそれほど多くありません。「楷書体の導入にチャレンジ」を目標に、取りあえず技術的に可能なのか確認しようとしました。ネットで検索した情報を元にMac内にあったTrue Type フォントで試したものの「font を見つけても開くことができない」と表示され上手くできませんでた。奥村先生の「美文書入門」を読んで念入りに確認し直したものの、やはり上手く行かず困り果てていました。選んだフォントが埋め込み対応していないだけだと気づいたのは2日後でした。更に試行錯誤してやっと上手く行きましたした。先週火曜日から土曜日まで5日間の成果を、こうやって記録しています。

ちなみに導入手順は
1.日本語用 OpenType (TrueType) を用意する
2.TeX が認識できるように実体を収納するか、リンクを貼る
3.利用したい和文フォントメトリックファイルを用意する
4.makejvf ツールで tfmファイルとvfファイルを作る
5.フォントへのMapファイルを作る
6.フォントの使用開始宣言を記述する(これは前の 4a と同じ)
ここまでに問題がなければタイプセットできるはずです。

1.日本語用 OpenType (TrueType) を用意する
 最初に試みて失敗したのは、かなり前に購入してMac内に入れておいた True Type フォント で、
ダイナコムウェア株式会社http://www.dynacw.co.jp/dynafont/tabid/93/Default.aspx
の「DFP極太楷書体」DFKaiSho-UB-MP-RKSJ-H (1 Apr, 1997: Version 1.00)です。現在流通しているモノとは違います。(どうやらバージョンによっては利用できるらしいが未確認)
 
HPで確認したら「全ての弊社TrueType製品(ダウンロード販売製品も含む)は、PDFへの埋め込みに関して許諾しておりますが、サポート対象外(保証外)です。PDFへの埋め込みに関してのご利用は、お客様のご責任の範囲にてお願いします。なお、弊社OpenType製品はPDFへの埋め込みをサポートしています。」とありました。つまりできなくて当然でした。この(保証外)の意味を勘違いして居たのが失敗原因です。1から6までのうち、1で失敗していた訳です。

 この失敗を元に、埋め込み可能で利用可能な無料フォントを探してみたところ、Tフォント プロジェクトhttp://charcenter.t-engine.org/tfont/ にたどり着きました。ここの利用規約では「営利非営利を問わず、表示、印刷、またはそのために必要な作業に使用することができます」とありますし、フォント一覧PDFファイルのプロパティでフォント埋め込みを確認できました。今回は楷書体のみダウンロードして使うことにしました。
(末尾の数字が「01」のフォントは JIS X 0208 に対応しているとありますがUnicodeとは互換性がないので、OS Xにそのままインストールしても別の字やグリフが表示されるようです。当然 Unicode 文字をネイティブに扱うupLaTeXや、otfパッケージでコード指定利用するには別の工夫が必要です。http://ja.wikipedia.org/wiki/Tフォント

<自分は TeXLive2013 を含む MacTeX-2013 Distribution http://tug.org/mactex/ を利用しています>
<ターミナルアプリだけでなく OS X の Finder でも操作できるように、関係する階層にあるフォルダの不可視属性は解除し、リンクも登録してあります>


2.TeX が認識できるように実体を収納するか、リンクを貼る
今回はOSにはインストールせず、ダウンロードして展開した中から TKaisho-GT01.ttc(楷書体)の実体をそのまま
/usr/local/texlive/texmf-local/fonts/opentype/kaisho/ に入れました。

3.ベースにする和文フォントメトリックファイルを用意する
今回ベースにした jis.tfm はTeXLive の標準インストールでは次のところにありました。
/usr/local/texlive/2013/texmf-dist/fonts/tfm/ptex/jis/

これを「kaisho.tfm」とコピー・リネームして次の所に入れました。
/usr/local/texlive/texmf-local/fonts/tfm/ptex/

4.makejvf ツールで tfmファイルとvfファイルを作る
(→makejvf の説明:http://ascii.asciimw.jp/pb/ptex/etc/README.makejvf.txt
今回は、とりあえず tks をファミリ名にします。ターミナルを起動して、makejvf kaisho.tfm tks として、kaisho.vf とtks.tfm を作製しました。kaisho.vf は /usr/local/texlive/texmf-local/fonts/vf/ptex/ に移動させました。

5.フォントへのMapファイルを作る
本文中で tks というフォントファミリが指定された場合に、dvipdfmx が実際に参照するフォント実体名(またはリンク)を記述します。取りあえず、
tks H TKaisho-GT01.ttc
と記述した kaisho.map を作り、次の所に入れました。
/usr/local/texlive/texmf-local/fonts/map/dvipdfmx/

本文以外の準備が終わったので、ターミナルで sudo mktexlsr を実行してパスを通しておきます。

6.フォントの使用開始宣言を記述する
プリアンブルに幾つかの記述をしておきます。

まず先ほど作製したmapファイルを読み込んでPDFにフォントが埋め込まれるようにします。
\AtBeginDvi{\special{pdf:mapfile +kaisho.map}}
次に tks というファミリが呼ぶフォントを指定します

\DeclareKanjiFamily{JY1}{kts}{}
\DeclareFontShape{JY1}{kts}{m}{n}{<->s*[0,961]kaisho}{}


ここまでの準備で、次の本文中の記述がタイプセットできるようになるはずです。
{\usekanji{JY1}{kts}{m}{n}これは abc 123 123楷書体です。}

またで楷書を定義する \kaishofamily\textkaisho の命令(欧文フォントは例外)をプリアンブルに記述します。
\makeatletter
\newcommand{\kaishodefault}{kts}
\DeclareRobustCommand\kaishofamily{%
\not@math@alphabet\kaishofamily\relax
\kanjifamily\kaishodefault\selectfont
}
\DeclareTextFontCommand{\textkaisho}{\kaishofamily}
\makeatother


ここまでの準備で、次の本文中の記述がタイプセットできるようになるはずです。
{\kaishofamily\mdseries 楷書 123 123}
\textkaisho{楷書 123 123}


更に色々な設定を作って実験してみて何となく仕組みがわかってきたと思います。もっと複雑なフォント利用の設定(ヒラギノと小塚とipaを同時に使うくらい)も何となくわかりましたが、今のところ必要がないので別の機会にします。

この頃は upLaTeX + otf を利用しているので、次はこれに対応したotfフォントをフルに利用できるようになりたいですね。

今回検索して特に参考にしたサイト
TeXでDTP
http://www.dab.hi-ho.ne.jp/t-wata/tex/
LaTeX のフォントの話
http://www.geocities.co.jp/texuttex/font_elementary.html
pLaTeX2e における和文フォントの扱いと多書体化の話
http://www.geocities.co.jp/texuttex/jfontsettings.html
欧文フォントのインストール - eggtoothcrocの日記
http://d.hatena.ne.jp/eggtoothcroc/20110906/p1
LaTeX に新しいフォントを持ち込む話 - マクロツイーター
http://d.hatena.ne.jp/zrbabbler/20110911/1315737566
ぴょぴょぴょ? - Linuxとかプログラミングの覚え書き: dvipdfmxで日本語フォントを埋め込んだpdfをつくる方法
http://d.hatena.ne.jp/pyopyopyo/20080106/p1
TFMファイルとJFMファイル
http://ascii.asciimw.jp/pb/ptex/tfm/index.html
SourceForge.JP > Find Software > LuaTeX-ja > Wiki > 資料-pTeXでの和文フォントの扱い
http://en.sourceforge.jp/projects/luatex-ja/wiki/資料-pTeXでの和文フォントの扱い

LaTeXの勉強記録 その4a  フォントの変更・多書体化は結構難しい

2014年03月16日 01時27分40秒 | 役立つかも知れない記事
私がTeXの情報について一番良く参照しているサイトは、
TeX wiki
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texwiki/
なのですが、多くの記述がされている中で自分に必要な情報を選ぶまでには、かなりの経験と知識が必要だと痛感させられるサイトでもあります。

つい Google 検索を利用してしまいますが、何度も書いているように新旧の情報が入り交じっています。

何か一つを教科書として用意できるのなら、やはりTeX wiki サイト主である奥村 晴彦 先生の「LaTeX2ε美文書作成入門」(最新は改訂第6版)
http://gihyo.jp/book/2013/978-4-7741-6045-0?ard=1394693018になるのでしょうね。

さて、フォントについてまとまったPDF文書として
Font selection in LATEX:The most frequently asked questions

https://www.tug.org/pracjourn/2006-1/schmidt/schmidt.pdf
がありました。これによると、

英文用の場合は、3つの基本になる字種(family)が用意されています。
ローマン体(文字のストロークの端に"セリフ"と言われる飾りがつく)
サンセリフ体(文字ののストロークの端に"セリフ"と言われる飾りがつかない)
タイプライタ体(等幅書体であり特徴的で、容易に上の2つとは区別できる)

字種毎に文字の太さが設定できるようになっています。
標準体(基本になる太さ)
ボールド体(少し太めで幅広)

そして4種類の字形(shape)が設定できるようになっています。
立体(基本になる形状)
スラント体(立体をそのまま傾けた形状、オブリーク体とも)
イタリック体(小文字が筆記体から派生している形状)
スモールキャピタル体(小文字の形状が大文字と同じで高さが低くなっているもの)

つまり3×2×4=24種類が設定可能です。それぞれに字体データを用意すれば良いはずです。実際はイタリック体が無くてスラント体だけのもの、スモールキャピタル体がないものもあります。

字体のバランスや配置などを調整されたフォントパッケージが幾つも用意されているので、それを導入してそれぞれのファミリの使用を宣言すれば使えるようになるようです。

こちらのサイトでは、欧文フォントのサンプルを比較できます。
The LaTeX Font Catalogue
http://www.tug.dk/FontCatalogue/

基本的には本文用にローマン体、見出しにサンセリフ体、強調用にイタリック体、プログラムの打ち出し用にタイプライタ体が想定されているようです(数式用のフォントはまた別の話で、筆記体など種類が多い)。奥村先生の美文書入門にも詳しく書かれていました。

ここで基本になるフォントファミリを入れ替えるのではなく、幾つものフォントファミリを同時に使うことができるのかが気になったのです。ネットを検索していると似た質問が多くあり、きちんと回答がありました。

まず TeXLive では、多くのフォントパッケージ(フォント、フォントマップ、スタイルファイル)が利用できるようです。

LaTeX2e の ファミリ名 (ファミリ名)の一部は、奥村先生の美文書入門にも掲載されています。Adventor なら qag のようなやつです。

いくつかのフォントはファミリ名のところに、
{\fontfamily{ファミリ名}\selectfont /hogehoge/} とか
{\usefont{T1}{ファミリ名}{m}{n} /hogehoge/}
と入れてタイプセットするだけで、TeX が "I search kanjifont definition file:.." と定義ファイルを探して上手く表示してくれました。

基本的にはプリアンブルで \usepackage{パッケージ名} とする必要があります。この中でファミリ名とフォント切替命令が定義されているからです。配布物の中にあるフォントについてはこれで使えるようになるとわかりました。

次の目標は、配布されていないフォントを使えるようにすることにしました。続く。

今回特に参考にしました。
(掲示板サイト)StackExchage:
http://tex.stackexchange.com/questions/62363/change-the-font-of-a-sentence-in-latex-to-calligra
http://tex.stackexchange.com/questions/11115/typefaces-that-come-with-the-standard-latex-distribution-on-the-tex-live
http://tex.stackexchange.com/questions/2305/what-fonts-are-installed-on-my-box

LaTeXの勉強記録 その3 原因がわかりにくいエラーが起きているときは?

2014年03月13日 04時24分31秒 | 役立つかも知れない記事
現在私が使用しているディストリビューションは TeX Live 2013 で、
http://www.tug.org/texlive/
http://www.tug.org/mactex/

そのライブラリの更新管理はTeX Live ユーティリティ を使っています。

CTAN (Comprehensive TeX Archive Network) のライブラリには、パッケージやスタイルファイルを始め色々なファイルが登録されていて、その更新も頻繁に行われています。バグレポートの結果を反映したものもあれば、機能拡張や仕様変更、新規登録もあるようです。

常に最新の環境にしておくメリットは多くあります。しかしまたデメリットもあります。

例えばバグによるエラーを自己流に回避していた場合、結果が変わる場合があります。

特にスタイルファイルなどをコピーして改造したものを利用していた場合などです。

改造したファイルを texmf-local に置くことでライブラリの更新の影響を受けないようにしてあると、折角の更新が反映されないままになります。

場合によっては原因がわかりにくいエラーに悩まされるかも知れません。

改造だけで無く、ネット上に登録されたスタイルファイルなどを気軽に texmf-local へ入れることも避けます。

この数年は、各種日本語対応のパッケージやマップファイルだけでなく、フォントまで登録されるようになったので、一度 texmf-local に入れてあるものを点検する価値があると思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/TeX_Live

どうやら texmf-local に置くのは、OS依存フォントへのシンボリックリンクなどの限られたものにしておく方が良さそうです。

LaTeXの勉強記録 その2  文章見出しのカスタマイズ

2014年03月13日 03時16分44秒 | 役立つかも知れない記事
文章見出しをカスタマイズするには色々な方法があります。

見出しの名称や書体を変えるだけなら、\section コマンドを(クラスファイルにある\sectionコマンド定義を参考するなりして)プリアンブルで再定義するという手があります。この系統の解説は検索すると一番多くあります。

はん(highemerly)のメモ帳。2011-08-01 TeXでsectionの形式を変更する
http://d.hatena.ne.jp/haaaan/20110801/1312219961
Sphinx と LaTeX を使うときの 小技
https://gist.github.com/uchida/4545280

しかし名称だけでなく位置や装飾を含めてカスタマイズしたい場合は別の方法のが良さそうです。

ここで滋賀大学 熊澤 吉起 氏の TeX の情報サイト
http://www.biwako.shiga-u.ac.jp/sensei/kumazawa/tex.html
にある各種パッケージの紹介ページ
http://www.biwako.shiga-u.ac.jp/sensei/kumazawa/texindex.html
を見てみると ti­tlesec というスタイルファイルがありました。

ti­tlesec
http://www.ctan.org/tex-archive/macros/latex/contrib/titlesec

CTANでの紹介:
A pack­age pro­vid­ing an in­ter­face to sec­tion­ing com­mands for se­lec­tion from var­i­ous ti­tle styles. E.g., marginal ti­tles and to change the font of all head­ings with a sin­gle com­mand, also pro­vid­ing sim­ple one-step page styles. Also in­cludes a pack­age to change the page styles when there are floats in a page. You may as­sign head­ers/foot­ers to in­di­vid­ual floats, too.

これを使うと見出しの形式や修飾がかなり簡単にできます。

使用例は、

熊澤 吉起 氏の TeX の情報サイト
http://www.biwako.shiga-u.ac.jp/sensei/kumazawa/tex/titlesec.html
http://www.biwako.shiga-u.ac.jp/sensei/kumazawa/tex/titlesec2.html
http://www.biwako.shiga-u.ac.jp/sensei/kumazawa/tex/titlesec3.html

LaTeXでセクションとかのデザインを変える
http://qiita.com/kiritex/items/deeec0843caf37b66054

Fancy LaTeX chapter styles - LaTeX matters
http://texblog.org/2012/07/03/fancy-latex-chapter-styles/

3月11日(火)のつぶやき

2014年03月12日 04時03分15秒 | 個人的な感想とか意見

昨日は公理的集合論に出てくるZFC公理系について色々考えてみた。論理式を使って表現したものを日本語ネット検索で幾つか見つけたものの、自分のレベルに合っていなかったので表現を書き直そうとした。しかしそれで合っているのか心配になって、英語でも検索したら同じ表現を見つけることができた。


英語が苦手だから、出来れば日本語だけでやっていきたい。でも日本語の資料は同じソースからの引用が多いので、表現のバリエーションが少ないのが欠点に思える。中には資料の解説や説明を自分の言葉で試みているサイトもあって参考になった。


ネット上には大学の講義や演習用に作成された資料が結構な数アップされているので参考にしている。しかし目的が違うので、そのままでは難しすぎるのだ。その取捨選択をするだけの知識がまだない。色々な資料を"つまみ食い"をしながら、自分なりに記号や表現の統一を考えてまとめているだけだ。


3年前を振り返るツイートが散見される。自分の場合は Twitter を始めてから1年ちょっとの時期、体調を崩して退職し本格的に自宅療養になって2ヶ月後、新燃岳の噴火を切っ掛けに地学分野への興味を高めていた時期だった。


自分のブログに転載してあるその頃のツイートを辿ると、今よりもずっと思ったことをそのまま呟いていた。もっと色々な人と関わりを持とうとしていた気がする。今は気軽に呟くこともできないし、呼びかけやリツイートも躊躇しがちだ。体調のこともあるが、それ以上に怯え萎縮しているのだろう。


昔、誰かの書いたSF小説で「妄想」を持った人しか出てこない作品を読んだあやふやな記憶ある。妄想の内容が非現実的なものだったら気づきやすいけれど、現実的なものだったり検証しにくいものだったらどうやってそれを妄想だと気づくことが出来るのだろうか。「思い込み」「信念」と区別がつかない。


「妄想」であっても、それが何かの直ぐ近くの目標や指標となるようなものであれば、社会的にプラス評価を受けることがある。現実に存在するものから離れすぎているとマイナス評価になりがちだ。もちろんその遠近感は受け手個人の感覚なので、時代や環境に大きく左右される。


「妄想」に現実世界の側で合わせようとして社会的に成功する場合もある。現実世界を混乱させる場合もある。影響を及ばさない場合もある。政治家・芸術家・経営者・芸能人・学者などのように目立つ立場の人もいるし、隣近所に住む普通の人もいる。自分も含めて程度の差だけでは無いかと思う。


「妄想」であっても、社会的に認められる条件を満たしていれば、それを活かして生活ができるような職業は多い。この「社会的に認められる条件」への関心が特に強いと(その後の評価はまた別として)、歴史に残る事件まで引き起こすのでは無いかと感じた。その小説を読んだときに何かの「壁」が消えた。



LaTeXの勉強記録 その1  古いコマンドやパッケージを確認する

2014年03月11日 21時01分40秒 | 役立つかも知れない記事
探し当てたサイトは、
使ってはいけない LaTeX のコマンド・パッケージ・作法
http://ichiro-maruta.blogspot.jp/2013/03/latex.html

ネット上には、TeXに限らず、今では古い仕様に基づいた記述が大量に残っています。十数年前には当たり前のことが、トラブルの原因になったりします。独習者にはそれを指摘してくれる人が居ません。

紹介するこのサイトの記事を読むと、知らないことが多くありました。

サイトの12. 古いパッケージの自動チェックで紹介されていた「使うべきでないパッケージ・コマンドが含まれていないかチェックするパッケージ」は特に便利です。

古いコマンドやパッケージの利用を警告するもの
\RequirePackage[l2tabu, orthodox]{nag}
これを導入すると、現在では使用を避けた方が良いものを使っていた場合、タイプセット時に警告が出ます。

amsmath が提供しない数式環境を使用した場合に警告するもの
\usepackage[all, warning]{onlyamsmath}
これを導入すると、amsmath パッケージでの使用を避けた方が良いコマンドなどを使っていた場合、タイプセット時に警告が出ます

(2014.03.12追記)
この<もはや用いられなくなったコマンドとパッケージ>問題について詳しい説明が書かれたPDF書類が次のリンク先にあります。
An essential guide to LATEX 2ε usage - Obsolete commands and packages
http://ctan.mirrorcatalogs.com/info/l2tabu/english/l2tabuen.pdf

3月10日(月)のつぶやき

2014年03月11日 04時44分20秒 | 個人的な感想とか意見

一週間、集中した時間を取ってプログラミングの勉強を再開する準備をしてみた。色々な作業に挑戦して、ようやく進め方の目安がついてきた。何から手を付ければ良いかが一番の問題だったが、ベースになるものが見えてきた気がする。ただ何時まで続けられるのかは全くわからない。


録音アプリを自作するという目標にはたどり着けないだろうが、三ヶ月くらい続けば何とか小さなプログラムくらいは作れるようになるかも知れない。


色々なニュースや意見が飛び交い、タイムライン上には様々な声が流れ続く。それぞれの話題にどう対応したら良いのか、それを批判的に考える能力が低下しているからツイートを避けている。今はまだ自分に出来る事を続けてリハビリを継続するだけ。表層の話題に振り回されて鬱に逆戻りするのは嫌だ。


もっとスラスラと文章が組み立てられるようにならないと。文字にしたり推敲するのはまだ苦しい。悔しくてしょうがない。プログラミングや数学の勉強する方がずっと楽だ。



3月3日(月)のつぶやき

2014年03月04日 08時00分00秒 | 個人的な感想とか意見

この週末集中して、MacOS のアプリを制作するための日本語資料の収集と概念把握のためのサイト記事読みをやってみた。アップルデベロッパーサイト iOS 日本語ドキュメント: developer.apple.com/jp/devcenter/i… こちらの多くはそのままMacOSでも利用できそうだ。


アップルのデベロッパーサイト自体は日本語で概要が読める。developer.apple.com/jp/resources/ しかしOS X 用の開発リソースは基本的に英語資料しか無い。頻繁に更新されるリソースをその都度人の手で翻訳するのは難しいのだろう。でも概要の日本語訳は共用できるはず。


Xcode など開発環境や周辺アプリのメニューなどは、別に英語のままでも慣れるから構わない。使って居て不自由は感じない。エラーメッセージもその都度考えればいいし。


しかしその開発ツールはどういったものであるのかは、何らかの開発経験がある人にしかわかりにくいと思う。色々な説明を読むと「何でも出来る」「今までより簡単に出来る」らしいが。


開発ツールがどういったものであるのかを把握するために、周辺概念を理解するのためのサイト記事を読みあさった訳だ。Wikipedia を中心に、気になったワードを検索しては記事を読んでみた。"オブジェクト指向プログラミング"を理解しようとしても、そこに至るまでが大変だった。


アップルのデベロッパーサイトにある日本語資料を読みこなすには、基礎的な知識や概念をまだ身につける必要を感じる。書いてあることに情報としての価値があるのかどうかは、自分が何を欲しているのかを自覚しないとわからないからだ。実際に開発をするまでに多くの圧縮された疑似体験をしておきたい。



3月1日(土)のつぶやき

2014年03月02日 08時08分12秒 | 個人的な感想とか意見

先日の診察面談で、躁鬱病の薬を一年ほど服用したデパケンから、十年ほど服用していたリーマスに戻して様子を見ることになった。大きな鬱状態を脱した後、一向に上向きにならないまま低空飛行状態が続いたからだ。他にも鬱の改善効果がある候補があったが、実績があるので戻すことにした。


双極性障害の鬱状態を改善する効果のある新薬がいろいろ保険適用になって来たが、自分には体重増加や糖尿病を悪化させる副作用が強いという理由で選択から外れている。また別の薬は保険適用後に勧められて服用を始めたが、薬疹を疑われたので中止になった経緯がある。効果と副作用のバランス問題だ。


以前掛かっていた医者は、躁状態や鬱状態を脱するという効果を大きく考え、体重増加や糖尿病悪化などの副作用は本人の努力で対処可能だとする発想の人だった。ある程度体調や精神状態が良ければ出来たかも知れないが、それが簡単に出来ないから困っていた。鬱が悪化してすれ違いを埋められなくなった。


リスクマネジメントについて関心を持ち続けている理由の一つは、自分の人生に大きな影響を与え続けているこの障害との向き合い方を模索しているからだろう。ベネフィット(便益)やリスク(副作用)を数値化したり比較することが、極端な単純化の上に成り立つことも学んだ。


「極端な単純化」をすることで見えてくるものがあり前進することができるから、それも重要な能力だと思う。しかし何に注目してどれを残すのかは鋭いセンスが必要だと思う。逡巡してばかりの自分には残念ながら無さそうだ。