文化調査船「ガラクタ号」 プログ版

ツイッター連携・まとめ投稿機能が終了してしまったので、体調と気分次第で転載するしか・・・とほほ

3月4日(月)のつぶやき

2013年03月05日 03時53分48秒 | 個人的な感想とか意見

転機の警察捜査 - NHK クローズアップ現代 nhk.jp/gendai/?g-2013… 監視カメラが常態化しているが、通信傍受の合法化も検討されているようだ。治安とプライバシーを比較する感覚が古くなるのだろうか。


訂正:通信傍受法の適用範囲拡大の検討がされている。


監視と通信傍受とプライバシーの問題は、プライバシー保護意識が高くなる前から存在した。私の秘密にしたいことよりも公の秘密にしたいことを守る方が中心だが。治安・公安の為にと説得されて行き、意識低下は進むのだろうか。損失を恐れすぎて過剰防衛になっていないだろうか。


Eテレ「スーパープレゼンテーション”インターネットで民主主義が変わる?”」を視聴中。今日のテーマは、オープンソース開発に使われるようになった封建的ではないバージョン管理システム"Git"とそのコミュニケーションサイト"GitHub"をヒントにした分散型の民主主義の可能性について。


スーパープレゼンテーション「インターネットで民主主義が変わる?」 今日のプレゼンのテーマは「インターネットが(いつの日か)政治を変える その方法とは」。プレゼンターは、メディア研究者でニューヨーク大学教授のクレイ・シャーキー。nhk.jp/H946K653N


封建的バージョン管理というのは、変更権限がある人・組織を固定しておくやりかた。システムはシンプル。既存のソフト開発で採用されている方法。分散型バージョン管理では、変更権限がある人・組織は固定していない。システムは複雑。オープンソース開発に利用され始めているらしい。


オープンソース開発を、その精神に沿って進めるために必要だったのが分散型バージョン管理システムというアイデアで、Linuxカーネル開発者リーナス・トーバルズらは既存のシステムを利用していた。しかし使い続けることが出来なくなったため、自分で2005年に開発したのが"Git"らしい。


そしてこの"Git"を使用してソフトウエア開発プロジェクトを運用するために存在するのが"GitHub"らしい。"GitHub"はSNS機能やネットワークグラフ表示などを組み合わせて、リポジトリという開発経過を知るための資料を管理し易くしている。開発経過百科事典の使いやすい総索引?


ソフトウエア開発についてもオープンソース開発についても詳しくないのでイメージ的なものしかわからなかったが、どうやら”GitHub”のような存在を「立法」などの政治的な行為に応用できないかというのが、今回の番組で提言された内容のようだ。なかなか面白いアイデアだと思う。


再放送は、2013年 3月11日(月)午前0:45~午前1:10です。