文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

テンさんご紹介の、「日本の若者達は老世代によるバリケードに苦しんでいる」と、題醐寺、行。

2011年01月30日 01時03分15秒 | 日記

今日、僕は、早いうちに醍醐寺に向かい下醍醐から上醍醐まで1時間と言う修験者の様な事を為すつもりだった…下醍醐に在る芸術の神である弁財天と池泉庭園、と、上醍醐に在る、或る建物が観たかったので。…一生、醍醐寺には行かないだろうな…山科は遠いと勝手に思い込んでいたのですが。

テンさんご紹介の、「日本の若者達は老世代によるバリケードに苦しんでいる」

作者: tkpilgrim
The New York Time “In Japan, young face generational roadblocks”の抄訳

これは芥川が、「文明のターンテーブル」、で、何故、そうなったか、それを是正するにはどうしなければならないかを、何度も書いた通りでもあるのです。

大分前に、ホリエモン氏のことについて、いつか書かなければいけないな、と思っていたのでしたが、…正に、彼が格好の事例としてNYタイムズの、この記事に取り上げられていた事もあって、今日、書いてしまおうか、今日の予定は取りやめにしようか、と思った。

そんなこんなで予定より大分遅くに出たので、今日は下醍醐だけ上醍醐までは無理だな、として京都に向かった。
今回の京都行は芥川に取って一生の行脚になると思っている…何故?…こんなに彼等と一体化した今は、季節毎に…それぞれの花を咲かせる毎に訪れなければ仕方が無いから。

醍醐寺については、何か予感するものがあった。どんどん消化して来たから残っているものの検証を始めるのは当然だったのですが、所謂、ピーンと来るものがあったのです。

予定より遥かに遅れて午後2時半過ぎに地下鉄醍醐駅に着いたのですが、行って本当に良かった。

ここは、今まで訪れた、どことも違うのです…何もかもが違う。寺の周りに色とりどりの五大力尊の幟がはためいているのは序の口。舗装も何もされていない境内には、正に、寅さんがいてもおかしくない店と言うか屋台が並び、800円や900円のブラウスだとかetcを売る屋台が軒を連ねていることから始まって。

いきなり結論を言えば、芥川が探していたものが、此処には在りました。

家康殿も、貴殿は古代に生まれていたら大変な人物に成っていたぞ、と、心底驚愕した様なことが起きたのです。(笑)

醍醐寺と言うのは何から何まで凄い寺で…一見、何の手入れも為されていない様な、これまで見て来た何処とも違う、多分、終生、芥川のベストの中に入る場所だったのですが、…行く時からして驚きなのです。

僕は山科すら初めてで、ましてや醍醐という街は初めてだったのですが、これが驚くほどの現代的人口集積地で、地下鉄醍醐駅の両サイドに!大きなショッピングモールが在り、おまけに、とても活気が有るのです。

僕は不動産業を職業として来ましたから、世界は何処も南北なのだな、と…超高級住宅、或いは富豪層というか富裕層は北に住み、庶民は南に住む。…しかし醍醐は、所謂、下町のごちゃごちゃした所ではなく、現代のエッセンスの様な住宅街なのです。

モールの2階に相当する高さの丘に出来た街…2階のアーケードからそのまま山手に向かう街に入るのですが、この道も、意図的にゆるいカーブが付いている広い道なのです…この住宅街の道を歩いて程なくつきあたって左に曲がれば、もう、醍醐寺の境内は目の前。先ず雰囲気からして神社と寺が一体に成った様な風情…れっきとした寺ですが。

最初に撮影したかった三宝院が、内部も庭園も撮影禁止と書いてあったので割愛して前に進む事に…ちなみに、ここも拝観料は600円だったのですが、永観堂の時とは違い、0.001%しか違和感は覚えなかった…そんな事より、これまでの何処とも違う、あまりの異質さに、宮沢賢治と芥川しか持たない何かが、察知し出したのでしょう。(笑)

今日、僕が味わった体験は、暫くしてから、現地でも思った様に、芥川と賢治にしか起きないことだったと確信したのですが。

何せ、家康殿も、あまりの事に驚愕して、目を見開いて立ちすくんでいましたから(笑)

帰りに、とても感じの良い、ここのモール内で見つけていた(煙草もフリーパス)サイフォンコーヒーを飲ませる店で、何故か、いつものブラックではなく、カプチーノを飲んだのですが…この時に、今は東京に居る親友のYさん、Kさんなら、「いよいよ、きーちゃんはシャーマンになったみたいだぞ」、と、言う所だな、等と思ったりした(笑)

アップする時に、書こうと、現地では思っていたのですが、あまりのことですので、これは、さらっと、(芥川が本気で書いた文章でさらっとしたものなど何一つないか)笑…ブログに書けるものではないな。


若者が若者である所以とは何か?…

2011年01月29日 19時34分04秒 | 日記

若者が若者である所以とは何か?…そこに本質的な問題、或いは病が横たわっている時、真っ先に、批判、抗議の声を上げ、場合によっては街頭に繰り出して、物事の真実が見えなくなっている既成階級に対して明瞭に抗議の声を上げる。

テンさんのきちんとした訳に依れば、NYタイムズは、フランスの若者はデモで抗議するが、日本の若者は何らの抗議の声を上げず、年金の不払いを為すのみだ、と。…芥川も初めて知ったのだが、…実に日本の若者の半分以上は年金の支払いをしていない、…実態は年金の支払いができない非正規雇用等に追い込まれている…芥川が、「文明のターンテーブル」、第一章で、指摘したこと…若者が搾取され続け年収200万円以下の人間(主体は若者でしょう)が1,000万人を超えた。

30歳を過ぎても定職がない若者が多数いる…そのような状態で誰が結婚して子供が作れるのか。

先進国は少子高齢化になるものだ、等と、いまだに階級社会=閉塞社会である欧州がそうだから仕方がないのだと決めつけて来たマスコミと、それを信じて来た国民よ。現存する世界最高の民主主義国家であり、精神年齢13歳の、正に対極として存在している米国が指摘した、この具体的な指摘=真実を見よ。

その哲学の深さ、民主主義の度合い、絶対的な言論の自由と、自由であることが全て…貧富の差の大きさは、この自由の深さ、でかさの矛盾であって、決して致命的なものではない…だからアメリカには革命が起きる理由はないのだ。アメリカンドリームの底知れぬでかさと貧富の差の大きさは表裏一体のものだと、彼ら自身、今は貧困層に在る人間たちですら理解している国…自分の代では貧しくとも子供や孫の時代までそうではない。今は極貧の家庭かに優秀な者が現れてチャンスさへ掴めれば大統領にでも成れる世界最高の国であるアメリカ…おまけに基本的に欧州の労働者が移住して成り立ち、今でも、世界中から移民が続いている国アメリカでは、少子高齢化にはならないのである。

少子高齢化とは、社会に本質的な病を抱えている国…結果として必ず硬直化して行く…エリート層が固定化される…虚偽と欺瞞がはびこる国に起きる現象なのだということを、目を見開いて知るべし。

http://ameblo.jp/sunsetrubdown21/page-6.html#main を読んでください。


いやー、恥ずかしいことに(笑)

2011年01月29日 12時31分31秒 | 日記

家康殿と中途な会話をしていたせいか、もう昼。最高の山道で食べたいと言ったものだから、作っていただいた弁当を、自宅で食べる羽目に。全く申し訳ないような気持が。しかし、料理上手な人が作る弁当とはかくも美味いものかと感心した。

今日は用事で上京されているきりきんとんさん。すみませぬ。清々しい空気の山道ならぬ我が家で弁当をたべてしまいましたがな。


それにじゃ、家康殿。

2011年01月29日 12時08分02秒 | 日記

言い添えなければならぬ、重要なことがあるのじゃ。定朝と、その弟子たちも素晴らしいが、現代の技術者たちは、言わば、現代の、定朝と、その弟子たちなのであると。

ならば、何故?国を焦土としてしまい、日本国の消滅の危機にまで行くような事になったのじゃ。

家康殿、それが、薩長の雑兵たちが、あの時に犯した大間違い。 御意!

そのことが全く分からないどころか、その流れの中に居る者たちが、為政者や、言論界を牛耳ってきたから、日本は、世界のリーダーに成れないのです。 御意。

それでは、家康殿、一緒に、参ろうか。 うむ。


今しがたの家康殿との会話。

2011年01月29日 11時48分02秒 | 日記

貴殿は、わしらの時代の最大の欠点は、とにかく貧しさに尽きる、と考えておるのじゃろおう。 御意。 しかしながら素晴らしい哲理は常に存在していた。仏教がわしらには人生の指標、拠点として有った、と。 貴殿は仏教=哲理として。 御意。

しかして、定朝と、その弟子たちのような人間が存在し、世界遺産のような、あの見事な作品が誕生した、と。 御意。

今は貧しさは克服したが、哲理がない。このあべこべは、本当に奇妙なものじゃのぉ。 御意。

そこでじゃ、神はお主にわしのような試練を与えて、21世紀の空海、最澄としての哲理を書かせようとした、そういうことではないのかの、 御意。 お主の試練が長すぎた、それが、この国の20年を作ってしまったと。 御意。ま、そこまでは考えておりませぬが。

しかしじゃ、20世紀の象徴だった悪しき商業主義が、今、否定されつつあるからこそ、哲理が必要だと考えているのでござろう。御意。 それは安物ではない21世紀に相応しいものでなければならないと。御意。

何であれ、今、は素晴らしい時代なのじゃ、と。 御意。 駄目なものは、ただ、ただ、「下品」、を極めて来た言論界、そしてテレビだと。 御意。


さて私は、南禅寺で野鳥に会えることはできたのかは次回に(笑)

2011年01月29日 11時02分19秒 | 日記

今日は、これから、料理上手なくりきんとんさんが作ってくれた弁当を持って、京都に向かいますので。

今日の行く先は、まるで修験者の様な覚悟で(笑)登らなければならない、京都きってのアスレチック寺院なのです。

それでは日の明るい内に出発いた致します。良い週末で有りますように。


お帰り、ちょっと横の酔っ払いの親父さんたちがうるさいでござるな。

2011年01月29日 10時54分18秒 | 日記

この時、山門から4人ほどの親父たちが、内一人は完全に酩酊状態で、大きな奇声を連発していた…トァー、キエェーだとか空手の達人になった様な格好で…これでは、あそこに野鳥たちは降りて来ないぞと懸念した私に、この木は言った訳です。