米国だって、明らかに…それほどの金融大乱だったことと、日本の轍は踏まないという強い決意があったからだが…ドル安政策を取ったというのに、我が国が円安介入をなした途端に、戦前の道だなどと言う、私たちの国の新聞論説員たちが、どれほど国を歪めて来たか。
「失われた20年」の真犯人が誰であったかを明瞭に告げてもいる。新聞論説員たちは消費税増税賛成の大合唱を始める前に、考えるべき事、反省すべきことがあるだろう。
それだからこそ、実は、如何に貧弱な権力追従…官製情報うのみ体質…相手は皆、かつての同級生の中の秀才だから尚更そうなる…と、頭脳だとはいえ、国に、世界に為した大きなマイナスを補うべく、思索の限りを尽くして、そうではない、今、必要な策はなんななのかを考えてから、物を言うべきだろう。
財務省の官僚たちは…僕の同級生や後輩たちでもある訳だが…20年前に、すでに失敗している事は、既述した通りなのだから。…その類まれな高説に相応しく、吟味の限り、思索の限りを尽くして、己の頭で考えてから、発言すべきだろう。