文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

今しがたの家康殿との会話。

2011年01月29日 11時48分02秒 | 日記

貴殿は、わしらの時代の最大の欠点は、とにかく貧しさに尽きる、と考えておるのじゃろおう。 御意。 しかしながら素晴らしい哲理は常に存在していた。仏教がわしらには人生の指標、拠点として有った、と。 貴殿は仏教=哲理として。 御意。

しかして、定朝と、その弟子たちのような人間が存在し、世界遺産のような、あの見事な作品が誕生した、と。 御意。

今は貧しさは克服したが、哲理がない。このあべこべは、本当に奇妙なものじゃのぉ。 御意。

そこでじゃ、神はお主にわしのような試練を与えて、21世紀の空海、最澄としての哲理を書かせようとした、そういうことではないのかの、 御意。 お主の試練が長すぎた、それが、この国の20年を作ってしまったと。 御意。ま、そこまでは考えておりませぬが。

しかしじゃ、20世紀の象徴だった悪しき商業主義が、今、否定されつつあるからこそ、哲理が必要だと考えているのでござろう。御意。 それは安物ではない21世紀に相応しいものでなければならないと。御意。

何であれ、今、は素晴らしい時代なのじゃ、と。 御意。 駄目なものは、ただ、ただ、「下品」、を極めて来た言論界、そしてテレビだと。 御意。


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