文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

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「貧しい家の女性を騙して慰安婦にしたのも…社会的賤視で息を殺して生きていくしかないようにしたのも、我々韓国人ではありませんか?」。『反日種族主義』

2020年07月29日 22時55分57秒 | 全般

以下は、今日の産経抄からである。
ドラマ『半沢直樹』(TBS系)の第2部が今月から始まった。
平成25年に放映された第1部は、「倍返し」の流行語を生むなど人
気を呼んだ。とりわけ反響の大きかったのは最終回、半沢の宿敵である大和田による土下座のシーンである。 
相手に完全な降伏を求める風潮は、一般社会にも広まった。
不祥事を起こした大企業のトップに対して、インターネット上では「土下座せよ」の大合唱が起こった。
怒りに任せて駅員や店員に強要し、裁判沙汰になるケースも相次いだ。
ブームに触発されたのだろうか。
2年後、鳩山由紀夫元首相はわざわざ韓国まで出かけて、土下座パフォーマンスを披露した。
舞台となったのは、かつて独立運動家が収監されていたソウルの刑務所跡地である。
鳩山氏はモニュメントの前で、靴を脱ぎひざまずいた。「(韓国が)もういいと言ってくれるまで謝罪を続けるべきだ」とも述べていた 韓国紙は大きく取り上げ、「それにひきかえ安倍晋三首相は…」と安倍首相批判に利用したものだ。
現地メディアの願望が思わぬ形で実現した。
韓国北東部の江原道平昌にある「韓国自生植物園」に設置された、「永遠の贖罪」と題された彫刻作品である。 
慰安婦像に安倍首相を模した像が土下座している。
隣国のリーダーヘの侮辱以外何物でもない像は、来月から一般公開される。
現地では賛否が分かれているそうだ。
つまり称賛する意見があるという事実に言葉を失う。 
「貧しい家の女性を騙して慰安婦にしたのも…社会的賤視で息を殺して生きていくしかないようにしたのも、我々韓国人ではありませんか?」。
『反日種族主義』(李栄薫編著)が説く正論が、広く受け入れられるのはいつの日のことか。


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