文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

バイデンは大統領になるや、民主党左派に尻を叩かれて、脱炭素政策を掲げて自国の石油や天然ガス産業を抑制した。

2022年11月29日 10時05分36秒 | 全般

ジャーナリスト堤堯氏と久保紘之氏は月刊誌Hanadaで毎号「蒟蒻問答」と題した対談を続けている。
以下は11/26に発売された月刊誌Hanadaに、核のボタンを握る まだらボケのバイデン、と題して掲載された第197回からの抜粋である。
日本国民のみならず世界中の人達が必読。
前文省略
文中強調は私。
コケにされるバイデン
堤 
トランプは大統領選の不正だけを訴えていたわけじゃない。
バイデンが引き起こした記録的なインフレについて、激しく突っ込んでいる。
トランプはこう言っていた。 
「アメリカ史上最悪の五人の大統領がやったことをまとめても、バイデンがこの二年足らずでわが国に与えた損害には及ばない」 
この対談で前にも言ったけど、いまのグローバル・インフレのきっかけはバイデンの政策だ。 
バイデンは大統領になるや、民主党左派に尻を叩かれて、脱炭素政策を掲げて自国の石油や天然ガス産業を抑制した。
東部とテキサスを結ぶ石油パイプラインも中断した。
その結果、原油や天然ガスが軒並み値上がりし、原材料費や輸送コストの上昇を招き、ひっくるめて高インフレに繋がっていった。
さらにロシアのウクライナ侵攻で、石油や天然ガスなどエネルギー資源を武器にした資源戦争が勃発、いまや世界規模で記録的なインフレが進行している。 
まさに、トランプの言う「五人の大統領よりも悪い」というのはそのとおりだよ。
さらに焦ったバイデンは、あれほどいじめていたベネズエラに使者を送り、制裁を緩和するから原油輸出を再開してくれと打診した。 
それでも足りない。
自らサウジアラビアを訪問し、皇太子のムハンマドと会談、石油の増産を交渉した。
サウジから去る際に「今後数ヵ月で起こることを楽しみにしている」なんて言っていたけど、翌八月に行われたOPECプラスで、十月の原油生産量を九月より減産することが決まった。
バイデンは完全にコケにされたんだよ。
久保 
ジャーナリスト殺害事件について、バイデンはムハンマドが「拘束または殺害する作戦を承認した」とする情報機関の報告書を公表、おまけに「ムハンマドは人殺しだ」とまで言っていた。
それでよく要請が通ると思ったものだな。 
そういえばバイデンは記者会見で、事故死した下院議員の名前を呼んで探しているかのようなしぐさをしたことがあった。
ボケているから、自分が言ったことも忘れちゃったのかね(笑)。
堤 
ヒラリーは2016年の大統領選でトランプを指し、「あんな男に核のボタンを持たせていいんですか」と演説した。
だけど、いまや核のボタンを握っているのはまだらボケのバイデンだ。
プーチンが核のボタンを握っているよりも危ういんじゃないのか?(笑)。 
ニクソンは政権末期、ウォーターゲート事件で弾劾されそうになり、精神錯乱状態に陥った。
国防長官のジェームズ・シュレジンジャーは心配して、統合参謀本部の幹部らに「大統領の命令には従うな」と指示を出した。
当時、ソ連と中東でモメていて、核のボタンを懸念したんだよ。
後日、シュレジンジヤーは「いざとなったらホワイト「ウスを占拠できるように特殊部隊を準備させていた」とも語った。
後略



最新の画像もっと見る