ジャーナリスト堤堯氏と久保紘之氏は月刊誌Hanadaで毎号「蒟蒻問答」と題した対談を続けている。
以下は11/26に発売された月刊誌Hanadaに、核のボタンを握る まだらボケのバイデン、と題して掲載された第197回からの抜粋である。
前文省略
文中強調は私。
堤
選挙報道を見ていておかしいなと思うのは、トランプは盛んに2020年の大統領選挙が不正だったとして、「選挙を盗まれた」と演説し、対して民主党やメイン・ストリーム・メディア(MSM)は「根拠なき批剔だ」と決めつける。
だけど、「根拠」が全くないわけじゃない。
たとえば2022年7月、ウィスコンシン州最高裁判所が、先の大統領選を違法とする判決を出した。
どういうことかというとー。
州の常設の法定規則では、不在者投票用紙は事務官または事務官の権限のある代理人に直接届けられる必要があるという判決を下した。
ウィスコンシン州の不在者投票用の無人投函箱に入れられた投票用紙を、権限のない者が集票した。
これは州法に照らして違法だ、よって先の大統領選挙は無効だとする判決だ。
ウィスコンシン州は大接戦で、トランプは「だから俺はウィスコンシン州では勝っていた」と主張している。
いずれトランプないし共和党が政権を奪回した暁には、先の大統領選の真相が白日の下に哂される日がくるかもしれない。
もう一つ、バイデン民主党はしきりに「トランプ側が大統領選の結果を認めない、ために米議会襲撃事件を惹起した」「民主主義の危機だ、民主主義を守る」と言っているけど、これもおかしい。 そもそもトランプ派がなぜあのような言動に出たかといえば、大統領選で不正が行われた、これは「民主主義の危機だ、民主主義を守らなきゃならん」と認識したからこその言動だったと考えるしかない。
話がアベコベなんだよ。
後略