文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

朝日も志位和夫も馬鹿だからそういう日本人の知恵を知らない。 

2021年05月31日 20時41分05秒 | 全般

以下は本日届いた定期購読月刊誌テ―ミスに、夫婦別姓と同性婚叫ぶ朝日新聞は「日本破壊」策す、と題して掲載された高山正之の連載コラム「日本警世」からである。
私は、彼のコラムを読む爲に本誌を購読している。
本論文も彼が戦後の世界で唯一無二のジャーナリストである事を証明している。
私と同様に本論文で今の履歴書の態様を知って驚き呆れる人は多いはずである。
実は全体主義が民主主義を崩壊させる手段である似非モラリズムとポリティカル・コレクトネス、
全体主義社会、共産党の一党独裁主義社会程、差別が徹底している社会は無いのに、彼らは、差別、と言う言葉を手段として、民主主義社会を崩壊させてゆく。
履歴書の実態を通して高山正之は教えてくれている。
今も昔も社会秩序崩壊を目指す朝日と日共の魂胆は変わらない
ジャーナリスト高山正之
日航を潰すための日共の刺客 
ふた昔前に大学で教鞭をとった。
授業はそれほど苦ではなかったが、大変だったのがゼミ学生の就職相談だった。 
エントリーシートの存在もそのときに知った。
昔は履歴書といった。 
学歴に賞罰、ほかに父の仕事や兄弟の就職先も書いたように覚えている。
会社側からすればそれで入社希望学生の氏素性や家庭環境がかなり分かったはずだ。 
航空担当記者になって日航や全日空を回ったとき、そういう身上調べが随分と徹底していたのを知った。 
当時はテロの走りもあった。
ヘンな思想にかぶれた者は警戒対象だったが、日航は特に神経質だった。 
なぜなら「小倉寛太郎アレルギー」があったからだ。
山崎豊子『沈まぬ太陽』でよさそうに描かれた恩地元のモデルとなった男だ。 
小倉は東大出の格好いい男だが、「松尾静磨の日航」を潰すために日共が送り込んだ刺客という裹の顔を持っていた。 
旧逓信省出身の松尾は、GHQに潰された航空日本の再建に命を懸け、戦前の操縦士を航空保安庁職員として確保。
さらに米国国国家安全保障会議(NSC)と直取引して日本航空を発足させた。 
日航を基軸に日本の空を取り戻し、ゆくゆくは世界に冠たる航空機産業の復活も視野に入れていた。 
しかし、人の不幸を糧にする日共は戦前の元気な日本を取り戻そうとする松尾の夢を絶対に許す気はなかった。
それで小倉寛太郎が選ばれた。 
彼は東大駒場で学園紛争を演出して名を売り、昭和26年の三越争議には学生服姿で乗り込んで、三越の女店員をたらしこんで過激にピケを張らせた。 
彼はそんな活動歴をひた隠して日航に入ると、すぐ組合委員長に就いた。
三越と同じでまずスチュワーデスを籠絡して「ストッキングをよこせ」とか低次元の要求でストを打たせ飛行機を止めた。 
日航はたった一人の男に引っ掻き回されて経営まで危うくなっていった。 
小倉が仕上げに入ったとき松尾の愛娘が白血病で倒れた。
小倉は急ぎ松尾に団体交渉を要求し、夜を徹して団交が続けられた。
松尾は一歩も譲らなかった。 
団交が決裂したとき、松尾のもとに愛娘の訃報が届いた。
事情を知ったスチュワーデスは泣いた。
それが冷酷な小倉の仕掛けと知って、みな離れていった。
見放された小倉は国外転勤を要求した。
ナイロビでは好きに象を撃ち、象牙を支那人に売って儲けた。どこまでも根性の汚い男だった。 
一人の確信犯でも企業は危うくなる。
日航は懲り、他の多くの会社も企業防衛の立場から入社希望学生の氏素性、経歴を重視していった。 
伝統や家族を嫌った左派論壇 
それが家庭環規も分からない本人についてだけの薄っぺらなエントリーシートになっていた。
本当に驚いた。
*この個所を読んだ私も驚いた* 
聞けば日共とか社民とかが「コネはだめ」「学歴偏重を廃せ」「人物本位で」とか正論っぽい主張で履歴書を廃絶に追い込んだという。 
企業からすれば受験学生の素顔が逆に見えにくくなった。
いい家庭環境とコネは余程安心感があったとはっきりいわれたこともあった。 
企業の敵・小倉寛太郎排除の方策がなぜ180度ひっくり返されたのか。
それを探ると「もはや和の時代は終わった」と左翼論壇が堂々仄めかしていた。 
「日本的な伝統や価値観にすがり、いい家庭環規が褒められるような社会に進歩はない。伝統や家族のしがらみを捨てた近代的個人主義に目覚めよ」と。
そしてそういう伝統破壊はかなりの分野で実現しているのだともいう。 
今さらのようだが、第一次大戦が起きたときレーニンは階級闘争の好機と捕らえた。 
ところが貧しい者たちは、富める者を撃つどころか、彼らと一緒になって祖国のため戦った。 
それで共産主義社会実現には国とか同胞意識を打ち壊さねばならないと知った。
今のグローバリズムがそれだ。 
人に安らぎを与える最小帰属単位は家族だから、それも壊さねばならない。 
先日の朝日新聞は社説で「処方箋なしの飲む避妊ピルの普及を」と訴えた。
浮気のあと飲めば大丈夫。夫婦愛とか子供なんかもう古いという意味だ。 
「米国が認めたのに」と詭弁を 
朝日はまた夫婦別姓の法制化を主張する。
米国帰りの夫婦が「米国では別姓でも婚姻証明が取れた」から日本でも認めろと訴えたが、裁判所は破棄した。 
馬鹿な朝日は「米国が認めたのに」という。
日本は米国の51番目の州じゃないし、米国では合法だからと銃を日本に持ち帰れば即座にパクられる。 
大体、夫婦別姓にしたら2人の間に産まれた子供はどうなる。
自分の姓を主張して譲らない夫婦だ。子供の姓を素直に決めるとも思えない。決まるまで子供は学校で名乗る姓がない。 
子供にしわ寄せしても気にしない。夫婦別姓が作る見事な家庭崩壊の図だ。 
因みに米国では個人証明は社会保障番号になるが、それには妻など「続柄」の欄はない。
夫婦は別に結婚証明書を取得して銀行や保険会社に申告する。
日本の戸籍の方が遥かに便利で合理的だ。 
日共や朝日は今、同性婚を合法にして配偶者の法的権利を保証しろという。
この問題は民俗学の折口信夫が愛人、藤井春洋と養子縁組の形で解決している。 
朝日も志位和夫も馬鹿だからそういう日本人の知恵を知らない。 
朝日と志位はLGBTの認知も要求する。
弱者救済は口実で、これは社会秩序破壊が狙いだ。
いい例は米コネチカット州で、ボクは女だと主張する男子生徒3人が州高校女子陸上競技大会に出て15個のメダルを攫った。 
くだんの男子生徒は着替えのときは女子更衣室に入れる。
そんな社会がいいと志位は思っている。 
考えてみれば民青も革マルも、男女乱交が売りだった。素質はあったんだ。


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