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貧困層増原因かをアゲイン…朝日新聞7月12日11面より。

2011年07月12日 16時10分56秒 | 日記
文中黒字化は芥川。

全米50州で成人の肥満率が3割を超える州が、昨年までの3年間で12州と、4年前の1州から大幅に増えたことが米NPOが発表した調査でわかった。米国では貧困層増加に伴い、肥満が深刻な問題となっている。
 
米NPO「アメリカの健康基金」が2008~10年、BMTエ(体格指数)が平均30以上の「肥満人口」の比率を調べた。首位のミシシッピ(34・4%)をはじめ、高い比率を記録したのは2位のアラバマや4位のテネシーなど、ほとんど南部の州だった
 
米の国勢調査で貧困層が多かった州とおおむね重なっており、こうした州では糖尿病や高血圧症の患者の比率も高かった。貧困層が、安く栄養の偏ったもので食事を済ませがちなのが主な原因とみられる。
 
全米の年収別でみると年収1万5千ドル(約120万円)未満の成人は肥満率33・8%。年収が高いほど肥満率は下がり、同5万ドル以上だと24・6%だった。
 
調査は、肥満の広がりが医療費を圧迫し、死亡率も高めている、と警告。肥満のため兵士や警官、消防士になれない若者が増えており、「治安にも影響を与える」と危惧している。  
(ロサンゼルス=藤えりか)

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