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東大・シャープ サウジで太陽光発電…朝日新聞7月12日9面より。

2011年07月12日 16時35分49秒 | 日記
原発1基分実証へ   文中黒字化と*は芥川。

東京大学やシャープなどが、サウジアラビアの砂漠で大規模な太陽光発電システムの実証実験に乗り出す。原子力発電所1基分にあたる100万キロワットの発電所を5年後をめどに完成させ、主力エネルギー源としての活用を目指す。

*この組み合わせでも5年後の完成なのである。再生エネルギー法案の拙速な可決などは、有り得ない話だ。先ずは、技術の革新への投資が先であり、ソフトバンクなんか、何も関係がないし、これに群がる阿呆な政治屋なんかも全く菅係ない。

エネルギーを電力に変える変換効率の低さが課題だった太陽光発電で、今回の実証実験では効率の高い発電装置を導入。従来よりも規模を格段に大きくすることで、原子力発電に見劣りのしない主要なエネルギー源として存在感を高められるかが注目される。

東大は来月、原子力と自然エネルギー政策を統括する政府系の研究機関「アブドラ国王原子力・再生可能エネルギー都市(KACARE)」と覚書を締結。シャープやプラント大手の日揮などが技術協力する。

東大とシャープはこの分野で以前から共同研究に取り組み、変換効率で世界最高水準の42・1%を集光型の発電装置で達成した。

日射量が多いサウジの砂漠地帯は、太陽光発電に適している半面、砂ぼこりで発電装置の寿命が短くなるなどの課題もある。日射量などを1年かけて測定し、実験地選びを進める。

実証実験では、変換効率が35%以上と高水準のシステムを用いて、出力200キロワットの太陽光発電装置を81台完成させる。需要に応じて最大100万キロワットまで拡大していく。

サウジは世界一の産油国だが、人口の増加や経済成長で、将来的にはエネルギー生産量を上回る可能性が出ている。

東大であった関連シンポジウムで11日、講演したシャープの片山幹雄社長は 「太陽光を基軸とした新たな社会システムの構築を各地で実現させていきたい」と話した。 

(佐藤亜季)

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