文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

中国は偉大な民族でもないし、復興に値いするほど立派な過去もない。己の愚かさを知り、国を閉じて控えているがいい

2021年02月09日 10時17分04秒 | 全般
以下は、2021/1/15に出版された高山正之の最新刊、変見自在 コロナが教えてくれた大悪党、からである。
この本もまた、彼の前著作同様、世界最高の本である。
日本国民のみならず世界中の人たちが必読である。
日本国民全員は、今すぐに最寄りの書店に購入に向かわなければならない。
世界中の人たちには、私が、可能な限り知らしめる。
本論もまた、彼が戦後の世界で唯一無二のジャーナリストである事を証明している。
見出し以外の文中強調は私。
「コロナ元凶」を疑われた中国人女性研究者の言い分
新型コロナウイルスは本当にフルモデルチェンジした新型らしい。 
旧型は二昔前に流行ったSARSのウイルスで、蝙蝠から麝香猫経由でヒトに感染した。
ヒトからヒトヘは飛沫感染か患者の糞便からの経口感染だった。 
多くの死者が出た香港では後者の「糞便の経口感染」と判明している。 
その例として香港の高層マンションの上の方に住んでいたスプレッダーが挙げられた。 
彼はそこから糞便を空に撒いたわけではなく、ちゃんとトイレで流した。 
ただその下水管から糞便の一部が換気ダクトを通してマンションの外に放出された。 
結果、そこから風下のマンションのベランダなどで涼んでいる人に飛沫が吹きつけられた。
患者の発生地を地図に書き込んだら綺麗な扇状になったという。 
武漢肺炎のウイルスはSARSのそれに似る。
だから当初は武漢海鮮市場で売られる蝙蝠か穿山甲から感染したと思われた。
ただSARSとは症状が異なり、感染力も強い。
それで新型と認定された。 
新型の特徴はウイルスの突起がヒト細胞へ取りつく手口がHIVのそれとそっくりで、そこのDNA配列もそっくりだった。 
俄かにエイズ治療薬が使われ出したのはそういう理由からだ。 
もっと不可思議な点もある。
例えば広州では「治った患者の14パーセントが再発した」と報告があった。 大阪の在日中国人も完治退院後、再発している。 
ヒトは病気が治れば同じ病には罹らない。
それが病原菌でもウイルスでもその抗体が体内にできるからだ。
医学界の常識だ。 
それで治った人の血漿を使うとかの免疫、抗体療法が確立されていた。 
それが武漢ウイルスには通用しなかった。 
自然界では起きないことが起きたら「人の手で作られた生物兵器の類いか」という疑念が湧いてくる。 
人工なら、あり得ない再感染もフォルクスワーゲン方式を取ればあり得る。 ワーゲンは排ガス検査時に「正常」を示す工夫をした。
それをヒントに、検査時にはウイルスが隠れるよう小細工できるウイルスを作ったという推理だ。
で、まずデリー大が「誰かがコロナウイルスとHIVを混ぜ込んだ」可能性を指摘した。 
「誰」とは暗に武漢ウイルス研究所の「P4」研究員石正麗を指していた。 彼女は米ノースカロライナ大でまさにコロナウイルスに別の遺伝子を組み込んだキメラウイルスを研究していた。 
彼女は帰国後、「P4」でその研究を続けている。
因みに「P4」は武漢海鮮市場から16キロの距離にある。 
インドだけでなく身内の広州の大学の先生も別の「武漢疾病センターから」として「漏出」説をとる。 
彼女は怒った。 
彼女のチームは問題の新型コロナウイルスが「雲南の蝙蝠のものと96パーセント一致した」と英ネイチャー誌に発表した。 
今回もまた「蝙蝠からヒトヘの感染」だと断定した上でこう付言した。 
「今度のコロナウイルスは大自然が人類の(野生動物を食っては喜ぶ)愚かで不文明な生活習慣に与えた罰であって私の『P4』とは一切関係ない」 
「不良メディアやインド人科学者のいい加減な分析を信ずる人たちに忠告する。お前たちのその臭い口を閉じるがいい」
かなりお怒りの様子だが、彼女の言葉に少し反論したい。 
麝香猫や蝙蝠や穿山甲を食ってきた「愚かで不文明な生活習慣」を持っているのは決して「人類」ではない。
独り「中国人」のみがその蛮行をやってきた。 
それで過去、鼠を食い散らかしてペスト菌を生み出し、欧州を滅ぼしかけた。 前世紀には香港型インフルエンザを流行らせ、今世紀はすでにSARSを生み、併せて何万人も死なせた。 
今回はヒトに加えて世界経済まで殺しかけている。 
中国は偉大な民族でもないし、復興に値いするほど立派な過去もない。 
己の愚かさを知り、国を閉じて控えているがいい。                               (2020年3月12日号)

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