去年の今頃の事だった事にも気がついた。
元調理師だった、お笑い芸人コンビ「和牛」の一人が、確か「アメトーク」で、
シロカの電気圧力鍋を「豚の角煮が数十分で出来る」と推奨していた。
偶々、これを観ていた私は、翌日、ヨドバシカメラで、即、購入した。
ほどなくしてから、毎日、これを使用し、栄養のバランスを考えた特製料理を食べている。
ところが、しばらく前から、エラーが頻発しだした。
その都度、コンセントを抜いて、再度調理していたのだが、昨夜、終に、致命的なエラーが生じた。
調理の最後に汽笛のような排出音が鳴り、5分ほど、圧力を減じる作業に入って終了に入る直前にエラー。
これでは料理もパーである。
コンセントを抜き、最初からやり直し、また同じ経過でエラー。
2倍の調理時間である。
もうこれはダメだな、と思いつつ、まさか爆発などがないように、時間を置いて蓋を開けた。
全く、味がしないに等しい。
本来は栄養分の減衰が一番少ない圧力鍋なわけだが。
MLBのシーズンには、私は「ワールドベースボール」を毎日観ている。
好感を持って観ていた、MLB大好きで、知識も豊富な女性キャスターと、
「上記の芸人が結婚した」、というニュースを、ネットで発見した時には本当に驚いた。
あの芸人は、実に、いい女性をゲットした。
さて、ヨドバシ開店後、電話で保証期間かどうかの確認をした。
大体、1年保証で済ましているのだが、本件は、幸い、5年保証にしていた。
担当者の男性は極めて好感の持てる応対だった。
何と！私が本器を購入したのは去年の昨日だった。
つまり1年で故障。
我が家はすべてフローリングである。
先年、お掃除ロボットを買うためにヨドバシカメラに行った。
水拭き掃除もできる機種があった。
価格も超安価。当然ながら中国製。
中国で生産されているお掃除ロボットの技術を盗んだのであろう事はありありの製品だった。
何しろ形がアイロボットそっくり。
まぁ良いか、と購入した。
半年ほどで不調になり、1年持たずに廃品。
今回の事で、確信した事がある。
中国の国民性から言って、精密な製品を作るのは無理である、といっても過言ではない。
愚劣な大阪維新の会が、万博の観客送迎用バスに、中国のBYD製バス100台を購入した。
今の日本の政治屋達の愚劣さを象徴している、近年、最大の愚策の一つである。
大阪に住む人間としては顔から火が出るほど恥ずかしい事態である。
実は強欲と独占欲の塊であるビル・ゲイツが、日本が世界に誇る家電メーカーを苦境に追いやった経緯は、既述の通り。
今、ほとんどの白物家電は中国製である。
これは由々しき間違いである事を、私は本件で実感した。
私の親友は言った。
「衣料品等を作るのは出来るだろうけど、汎用精密品を、高品質で安定した製品として作る事は、中国人には無理」
白物家電、特に低価格帯の製品は、殆どが中国製であろう。
今すぐに、これを変える事は出来ない。
私は、上記の好青年に言ったのである。
「殆どが中国製であるのが現実なのだから、お客さんには絶対的に5年保証を勧める。それだけが最良の対策である。」
当然ながら、本日、別な製品を購入する。
T-faL…シロカよりは遥かに大きな有名企業である。
だが聞くまでもなく、これもまた中国製である。
保証期間を5年にする事は言うまでもない。
