文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

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彼女は全共闘世代で大学がフリーセックス状態の時の人間ですよ…それで、私も合点が行く事があった

2021年09月10日 10時13分28秒 | 全般

以下はラフの原稿である。
読書家の友人の内の一人は女性なのだが、昨日、私が上野千鶴子について書いた章を読んで、電話をくれた。
「彼女は全共闘世代で大学がフリーセックス状態の時の人間ですよ」
それで、私も合点が行く事があった。
IT業界でビジネスでも言論でも目覚ましい活躍をしている深田萌絵さんは、早稲田で学んで卒業した人間の中では顕著に優秀な頭脳を持った女性である。
彼女と同性の優れた人物(竹内久美子さんだったと思う)との対談特集記事が、日本国民のみならず世界中の人たちが必読の月刊誌に掲載された。
深田萌絵さんも、多分、ある時期までは、朝日新聞を購読、精読していたのだと思う。
彼女は同性として単純に、(おまけに東大教授の肩書だ)上野千鶴子に敬意を持っていた。
講演会で聴いたのか、著作で読んだのか、深田さんは10年以上も、上野千鶴子の、ある発言を、どう理解したら良いものか、苦しんでいた。
何故、彼女は、あんな事を言うんだろう?
上野千鶴子は、東大の女子学生達を前にして、「あんた達は、だから駄目なのよ(もてないのよ)、私なんか(京大の)学生時代は、毎日、男とsexしていた」
深田さんは10年以上も経って、やっと、上野の、この発言の呪文から抜け出せた。
つまり社会人としても成熟期にさしかかった彼女は、京大の卒業生である上野は、「あんた達は、だから駄目なのよ(もてないのよ)、私なんか(京大の)学生時代は、毎日、男とsexしていた」と言って、東大の女学生をマウンティングしていたのだ、という事に気が着いた。
つまり深田さんは、やっと、朝日新聞等が作り上げていた上野の虚像に気が着いたのである。

私の冒頭の友人の女性は、上野とは、ほぼ同年代である。
彼女は、事も無げに言った。「全共闘に参加していた男たちに取って、女は公衆便所だった…」
確かに、高山正之が、彼らの、そういった実態を書いていたな。
更に続けて友人は言った。「永田某が主導した陰惨な内ゲバ事件も、実態は、女の取り合いよ…」
「上野千鶴子は『バリケードの内側にも女性差別があった…』等と、どこかで書いているが、つまり男たちの性欲の処理の対象にされていたって事よ…」
「なるほど」
私は、友人の読書量の凄さにも感嘆した。

 


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