文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

日本企業の底力は本当に強い。これこそが日本の国であり真実なのだ。

2011年08月03日 12時37分04秒 | 日記
週刊朝日8月12日号より

「日本企業の底力は本当に強い。国際的な競争力が落ちたわけではないため、生産が回復すれば、すぐに世界で売れます」(SMBC日興証券国際市場分析部の橘田憲和次長)

実際、6月の貿易収支は3ヵ月ぶりに黒字に転換。自動車を中心に輸出が下げ止まりつつあり、生産の持ち直しが明らかになった。

しかし、日本株は米独に比べると、実力ほど評価されていないといえる(20ヅ上グラフ)。東証1部の上場・企業をPBR(株価純資産倍率)という指標で見ると、7月29日時点でI・09倍と、米国の半分ほどだ(20ヅ下グラフ)。

PBRは、株価をI株当たりの純資産で割ったもので、1倍以上で株価が割高とされる。かつて5倍以上と世界最高を誇った日本株のPBRはいまや5分の1まで落ち込み、過去最低水準だ。

 米景気が回復し 円高の勢い衰え

日経平均株価は3月15日に戦後3番目の下落率(10・55%)を記録し、震災後の最安値8605円を付けた。その後はやや戻ったものの、足元は1万円を挟んで足踏みしている(右ヅグラフ)。

プロ13人に今後の展開を予想してもらったところ、年内の高値は1万800円から1万3千円だった(上の表)。年末にかけて徐々に上がるという見方でほぼ一致した。

「日本株は恐ろしいほど割安だ。日本株のキャッチアップラリー(出遅れを修正する動き)が始まれば、来年に1万5千円に到達する可能性は十分にあり得るでしょう」(武者リサーチの武者陵司代表)

もっとも、リスク要因がないわけではない。そのひとつが円高だ。

以下続く。

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