今朝の朝日新聞・読書欄には、中沢新一の大阪についての本の書評が在った。
芥川は、この本が、紀伊國屋に積んであった時にも、ちらっと読んで見たのだが、
こういう本は、もう良いのではないか。
それが芥川の感想だった。
大阪のお笑いに対するおべんちゃらのようなもの。
この25年超、云わば、大阪を切り捨てて東京1極集中したのは職業的文化人たちも同様なのである。
以前に、週刊新潮だったかが、ニューヨークタイムズか何かが、世界最貧の街として大阪を特集した、として、
10円の自動販売機等が在る大阪などと特集記事を組んだ時に、芥川は、このブログに於いて反論したのだが、
今は、全く、反論する気も失せているのである。
大阪がお笑いの街だという裏に、と暴力団があり、この世の最果ての様な悪が存在している事を、体験したからなのである。
芥川の親友は、大阪生まれ大阪育ちなのだが、今は、云わば、大阪を見限っているのだ。
かつては、芥川が、京都を語るたびに、京都のイケズとか言って、100%、京都を称賛する事はなかったのだが。
今は、芥川が、まごつくほどに、大阪に対して、極めて厳しい見かたを為しているのだ。
「嗚呼、そうか。大阪を見限ったのだな」そう芥川は感じた。
荒俣さんは、実に面白い人だと思うのだが、今回の書評だけは頂けない、そう芥川は断言する。
「低能と下品」が蹂躙して来た30年超の大阪なのだと、今は確信するからである。
学都の正反対に位置する街。繊細さや気づかいの反対に位置する街。
「上品」の反対に在る街。そう確信しているからだ。
さて、愛知医科大学の学生の方々よ。名古屋は、どんな街だろうか?
2012/11/18、石山寺にて。(C)芥川賢治。
芥川の、「文明のターンテーブル」、を購読されれば、日本と世界に対する答えとしては、
芥川が書いた≪解答≫以上の答えはないと知るはず。
2012/10/27、紀伊國屋書店梅田本店にて。(C)芥川賢治。
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