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ロットアドバイザー

「ロットマイスター」のスタッフブログ。食品業界のトピックや在庫管理・ロット管理に関する情報を発信します!

産地の登録商標化

2006年05月31日 | トレーサビリティ
少し前になりますが、際立って一般化されていない「産地」の登録商標についての
問題をテレビでみました。

全国的に有名になっている名称で、例えば「さぬきうどん」などは有名ですから×
なのですが「松坂牛」とか「名古屋コーチン」などその地域にて育てられてきたブランド
を商標として登録することがOKになるとの事でした。

ただ、早い者勝ち的な部分があって、老舗としてがんばってきたところが後から
やってきたところに取られてしまって裁判沙汰になってるとかいないとか・・・

これからの商品にも「産地」という付加価値は重要になってきます。その管理も
もっと重要になってくるということでしょうか。

食品の裏側

2006年05月18日 | トレーサビリティ
最近、食品の安全性を特集した雑誌や本が流行っているみたいです。
牛肉の一連の騒動によるトレーサビリティ実施や、今月からスタートした残留農薬のポジティブリスト制の実施など消費者として考えさせられることが多いですね。

そのような中、巷で話題を集めている書籍があります。
その名も題して、「食品の裏側-みんな大好きな食品添加物」著者:安部司 です。

実はまだ買って読んでませんので詳しいことまではわからないのですが、なかなかショッキングな事が書かれていて添加物に対する無知度を実感してしまうようです。特にミートボールの記載はすごいみたいです。

近々にぜひ読んでみようと思っています。

最近の話題で

2006年03月01日 | トレーサビリティ
こんばんは。営業部の川田です。

冬季オリンピックも閉会し、野球のワールドカップ「ワールド・ベースボール・クラシック」までは世界的なお祭りはまたひと休みでしょうか?
オリンピックも最後の最後でメダル取れたのでよかったですが、なかなか厳しく感じた大会でしたね。

最近はお客様との打合せの中で、トレーサビリティを意識した情報管理を自社内で構築されたいとお話が多くなってきています。
この履歴管理のシステムは、実際のところでは直接利益を生むシステムではないので、なかなか導入の決断をされるまで時間が掛かったりします。
やはり企業ですので、投資した分しっかりと回収が出来なければすぐにでも実施をとはいかないようで、ここをどうご納得頂くかが営業の質が問われるのでしょうか?

ただ、こういった履歴情報は企業が必要と感じているよりも、一般消費者の方が強く感じていてそれに答える為にシステムの構築を考えられている場合も多いでしょう。

ちょっと逆転している感じはしますが、最終的には企業の価値を上げる為の行為になるのでしょうか。ますます重要度が増してくる機能ですね。
もちろんロットマイスターは「履歴管理」機能が標準機能となっています。

アレルギー予防

2006年02月23日 | トレーサビリティ
こんにちは。
開発課の山本です。

最近、暖かくなってきたせいもあって花粉症が酷いです。
くしゃみ、鼻詰まり、目の痒み、体がだるいなど…全ての症状が出てるのでは?と思うくらいです。
花粉症の人にとっては嫌な季節が訪れましたね。

先日、興味深い記事を読みました。

ユビキタスIDで食品トレーサビリティやアレルギー予防
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T-Engineフォーラムは,「ユビキタス食品情報基盤システム」の説明会を2006年2月22日に開催した。農林水産省が2005年度から取り組んでいる「ユビキタス食の安全・安心システム開発事業」の一環として全国4カ所の食品小売店で実施中の実証実験の内容と狙いを報告した。
(中略)
もう1つのポイントは,アレルゲン(アレルギー原因物質)などの個人情報をeTRON仕様のICチップにより管理し,食品トレーサビリティと組み合わせて利用するシステムを開発したことである。つまり,購入する商品が自分にとってのアレルゲン(アレルギー物質)を含むかどうかを店頭で調べられるサービスを実施した。
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トレーサビリティも重要ですが、アレルギー物質を含むかどうかが店頭でわかるってすごいことですね。
自分も幼少期に卵アレルギーで、食べると蕁麻疹が出る体質でした。(なぜか大人になったら改善されてましたが…)
アレルギー体質の人も安心して食品を選べる時代がもうすぐ来るかもしれませんね。

このような調査結果があります

2006年02月08日 | トレーサビリティ
こんばんは、営業部の川田です。

一番新しいの農林水産統計によりますと、「食品産業におけるトレーサビリティシステムの導入率が大きく上昇」と大きな見出しがありました。
このことは、情報マガジンというDMでも触れさせて頂きましたが、やはり世の中の流れといいますか消費者が求めているものを敏感に感じている企業様が多いということですね。

その中でも、コンピュータを使っての管理をされる企業が増える傾向との事で、ますます紙などの媒体からシステム化の流れですね。まさに弊社のロットマイスターの出番ということでしょうか!(ちょっとオーバーですね)

先ずは、しっかりとしたデータで現状を把握する。それから対策を立てることが大事ですね。詳しい統計情報はこちらから

食に対する安全意識

2006年02月06日 | トレーサビリティ
第二営業部の吉田です。

食品の業界誌を読んでいたところ気になるアンケートがありました。食品の安全に対する消費者アンケートです。食品業界に携わる方々は常にこういった統計を気になさっているのではないでしょうか?

トレーサビリティの認知度は予想以上に低く詳しく知っていると回答した消費者は全体の6.3%だったそうです。そして聞いた事がないと回答した消費者は6割以上とのこと。食の安全に対する意識が高まっているとはいえ、トレーサビリティに対する認知度はまだまだ低いようです。しかしトレーサビリティという言葉を知らなくとも、生産履歴を確認したいという消費者の意見はかなり多く、生産履歴の管理は今後の食品業界では信頼回復への重要課題となりそうです。

ニュースでも食品の関係のニュースは毎日のように取り上げられています。消費者はそれだけ敏感になっているということでしょう。消費者の期待に答えて安全な食品をお届けできるようLotMeisterも皆様にご協力していきます。

99イチバ

2006年01月24日 | トレーサビリティ
こんにちは、開発の山本です。

先日、○回目の誕生日を迎えました。
誕生日プレゼントとして二歳の娘から似顔絵をもらったんですが、結構人間の顔になってました。
いつの間にこんな絵が書けるようになったんだ?と関心する反面、ほんと子供の成長は早いなぁと思いました。
まだまだ絵心はありませんけど…。

先日こんなニュースを目にしました。

ユニーがサークルKSと合弁で99円ショップ「99イチバ」を新規展開
ユニーは総合スーパーの大手チェーンだが、19日に会社側が、同社とサークルKサンクスが合弁で99円のプライスラインを中心とした生鮮食品、加工・雑貨商品などを取り扱う「99イチバ」を2月17日より展開すると発表した。共同で株式会社99イチバを設立、当面は事業展開地域を東京都内とし、1号店を2月17日に開店する。06年度末に10店、07年度は50店を目指す。

最近、街では99円ショップを多く見かけます。
生鮮食品、加工商品などが100円でどこでも買える便利な時代になってきました。
それに伴って、食の安全、トレーサビリティーの重要性に対する認識も高まってきていると思います。
安全性に疑問のある商品は、安いからといって買いませんよね。

弊社製品のLotMeisterもロット管理と履歴追跡機能によりトレーサビリティーを実現しております。
詳細な説明はこちらをご覧下さい。

ユビキタスについて

2006年01月17日 | トレーサビリティ
こんにちは。システム開発の見崎です。

最近、『ユビキタス』という言葉を良く聞くようになりました。

ユビキタスの語源は、ラテン語(Ubiquitous)で、「いたるところに存在する」という意味だそうです。
現在、私たちをとりまくネットワーク環境は高速・大容量化され、パソコンやデジタル家電がアクセスできる環境が整備されていくようです。

欲しい情報をいつでもどこでも手にいれることができることにより、より豊かで便利な社会をきずくことができるものと期待されています。

ユビキタスはトレーサビリティシステムでも良く活用されます。
消費者が食べ物に対して『いつ』、『どこで』、『どのように』作られたのかを容易に照会できるシステムなど。
今後も、電子ネットワーク環境が進化に遅れず、いろいろなシステムをご提案していきたいと思います。

トレーサビリティへの取組み

2006年01月11日 | トレーサビリティ
第二営業部の吉田です。
前回の自分の記事からの続きになりますが、トレーサビリティの運用についてのお話です。
トレーサビリティを運用するには商品をロット、製品別に管理し、記録していくことが必要です。トレーサビリティを行なうための作業としては次のような作業を行ないます。

1、仕入先とロット番号を対応づけて記録します。
2、製造された製品についても新しくロット番号を付与し記録します。
3、出荷時にも得意先とロット番号を対応づけて記録します。
また事前に社内のトレーサビリティに取組むための組織体制の整備も必要です。

1、2、3の作業を確実に行なうには膨大な作業になります。
ここにシステムを導入し効率的な作業を行なってはいかがでしょうか。
LotMeisterではトレーサビリティの布石として自社内の履歴管理を行なえるようになっています。

詳しくはこちらをご覧下さい。
LotMeister履歴管理

トレーサビリティは食品業界では必要となってきています。消費者の為にも会社の為にもトレーサビリティへの取組みについて深く考えていく必要があるのではないでしょうか。

食品トレーサビリティについて

2006年01月06日 | トレーサビリティ
あけましておめでとうございます。
第二営業部の吉田です。
今年も宜しくお願い致します。

今回はトレーサビリティについて少しご説明します。徐々に定着してきたトレーサビリティという言葉ですがトレーサビリティとは何なのでしょう。

トレーサビリティの語源はtrace(追跡)とability(可能性)を合わせて言葉です。直訳すると「追跡可能性」という意味になります。食品のトレーサビリティとは販売、仕入、製造等の各段階で記録をとり、その情報を追跡しさかのぼることができることをいいます。

トレーサビリティを行なうことにより消費者、企業共にメリットがあります。
消費者が食品の表示内容の詳細を知りたい場合、表示内容に疑問があった場合に流通経路をさかのぼり表示の根拠を知る事ができます。これにより消費者が安心して商品を購入できるようになります。
企業としては、予期せぬ問題が発生した場合に製品の回収、撤去が迅速に行え、影響を未然に防いだり、最小限に抑えることができます。流通経路をさかのぼることにより原因の特定が迅速に発見でき早期に対応を検討できます。

トレーサビリティにどのように取り組んでいけばいいのか。
これについてはまた次回お話させていただきます。