ロットアドバイザー

「ロットマイスター」のスタッフブログ。食品業界のトピックや在庫管理・ロット管理に関する情報を発信します!

食品だけじゃない!化粧品のトレーサビリティ

2006年08月30日 | トレーサビリティ
こんにちは。広報・マーケティング室の今野です。
今回は「化粧品のトレーサビリティ」についてお話します。
トレーサビリティが必要なのは食品だけではないんです!

「トレーサビリティは食品だけではありません」
「トレーサビリティ」という言葉が、頻繁に使われるようになりましたが
牛肉をはじめとする、食品でのトレーサビリティの注目度が、最も高いようです。
しかし、「トレーサビリティ」が必要な業種は、もちろん食品だけではありません。
私たちが今、注目しているのは「化粧品・医薬品のトレーサビリティ」です。

改正薬事法の施行と「ロット・トレーサビリティ」
改正薬事法の施行により、医薬品や化粧品でもロット・トレーサビリティの
重要性がますます高くなりました。
特に、ワクチンなど生物由来製品については、ロット・トレーサビリティが必須です
製品の使用にあたって、何か問題があった場合、直ちにロットごとの使用記録や製造記録を
調査し、速やかに製品を回収するなど、問題拡大の防止措置をとることが求められています。

こうして見ると、ロット・トレーサビリティは、薬事法への対応という観点だけでなく
リスク管理という観点から見ても、きわめて重要なんですね。
昨今のBSE問題における食品業界の取り組みを見ても明らかなように、
製品の安全性管理の一環としてトレーサビリティのシステムを取り入れることは
企業の信用力・ブランド・企業価値を守ることになります

ロットマイスターも化粧品分野へ進出!
このたび、化粧品の販売を開始する大手物流倉庫様にロットマイスターの導入が決まりました。
受注センターから送られてくるデータを元に、出荷指示書の発行から納品書と送り状の発行、
出荷業務、1日の出荷データの戻しまでを行うシステムです。
出荷指示書にロット別の在庫を自動的に引当てる仕組みを導入して、
ロット・トレーサビリティを可能にします。
宅配業者様のホームページ問合せ情報にも対応させたシステムを導入するので、
出荷状況を迅速に知ることができるようになります。
現在、9月13日の製品発表に合わせて、運用テストなど万全な準備を進めています!

食品は直接口に入れるものだから「トレーサビリティ」が必要なのはもちろんですが
化粧品だって直接肌に触れるもの…安全管理には気を使ってほしいですね!
>女性の皆さん(笑)

サンロフトではこれからもロットマイスターを通じて、安心・安全をキーワードに「儲かる仕組み」をご提供します。


参考:東京都福祉保険局「改正薬事法のページ

ロットマイスター導入事例を追加しました!

2006年08月28日 | ロットマイスター

ロットマイスターの導入事例紹介を追加しました!
ヤマキン株式会社様(静岡県焼津市)の事例と、その他企業様の事例です。

ヤマキン株式会社様の導入事例
その他の導入事例
ぜひ導入のご参考にしてくださいね。

ヤマキン株式会社様の記事は、新聞にも掲載されました。
(ロットマイスターについても触れられています^^)
日本食糧新聞に掲載されました。(2006年8月18日)

「その他の導入事例」では全国の企業様の導入事例を紹介しています。
全国各地でロットマイスターが活躍してくれていると思うと嬉しいです!

今後も随時、事例を追加していきますので、ぜひチェックしてみてください。
以上、広報・マーケティング室 今野でした。


お茶業界のトレーサビリティ<2>

2006年08月23日 | トレーサビリティ
こんにちは。広報・マーケティング室の今野です。
今回は「お茶業界のトレーサビリティ」について前回の続きです。
サンロフトのトレーサビリティへの取り組みをお伝えします!


前回もお話したとおり、お茶業界でも近年トレーサビリティシステム構築の動きが出てきました。
しかし、お茶は製品になるまでに、産地や品種の異なるものをブレンドして製品とするので、
トレーサビリティの構築が困難な商品です。

そこでサンロフトでは、茶市場からの生産履歴開示の要望に対応できるよう、
情報の記録・開示に対応したシステムを開発し、支援しています。
実際にこのシステムを利用している茶園では
「何月何日にどんな農薬をどれだけ散布したか」
「どんな肥料をどれだけ使ったか」
を記録して、工場で整合性をチェックしています。
そしてその情報、つまりそのお茶が「どの畑のもので何日に収穫されたのか」は
工場から市場・問屋へ販売されるときまで引き継がれています。

トレーサビリティのシステムを利用することで、お茶の安心感はグッと高くなりますね。
「このお茶は○○茶園で収穫された安心の茶葉を使っています」ということが明確になれば、
ますますお茶をおいしくいただけそうです。

サンロフトでは今後、ネットへの対応なども含めて、
トレーサビリティのシステム開発を進めていこうと考えています。


さて、お茶といえば「夏バテに麦茶が効く」ということはご存知ですか?
血液をサラサラにして、なおかつ胃を守ってくれるそうですよ^^
まだまだ暑い日が続きそうですが、麦茶を飲んで残りの夏も乗り切りましょう!


お茶業界のトレーサビリティ<1>

2006年08月09日 | トレーサビリティ

こんにちは。広報・マーケティング室の今野です。
台風がひどいですね…。
ここ静岡も昨日はものすごい雨でした。

さて、静岡といえば「お茶」が有名ですが、皆さんはお茶業界でもトレーサビリティシステムが
注目されていることをご存知ですか?
平成15年度から、茶市場でも生産履歴の提出が求められるようになり、
それをきっかけにお茶の業界でもトレーサビリティシステム構築の動きが始まったそうです。
ただし、お茶はトレーサビリティシステムの構築がとても難しい品目だとされています。
お茶は、製茶や仕上げの各段階で「合茶(生茶の混合)」や「合組(荒茶の混同)」が行われるので、流通がとても複雑。
特に「合組」については、産地や製造年度の異なる荒茶が混合されることが一般的なので、
製品から生茶までの履歴を調べることは非常に困難なのだそうです。

しかし、消費者の「食の安全・安心」への関心は近年高くなってきており、
お茶も例外ではないはず。
「毎日口にするものだからこそ安心できるものを選びたい」というのは
消費者の立場からすれば当然の意見ですよね。
トレーサビリティが困難な業種こそ、その取り組みを示すこと、
これが消費者からの信頼獲得につながるのではないでしょうか。

次回は「お茶業界のトレーサビリティ」についてロットマイスターの取り組みをご紹介します!
ロットマイスターのホームページもご覧くださいね。


ロットマイスターで情報公開!

2006年08月03日 | トレーサビリティ

今回から「ロットアドバイザー」を担当させていただきます、
サンロフト広報・マーケティング室の今野由美(こんのゆみ)です。
毎週皆さんにお役立ていただける情報をお伝えできるよう頑張りますので、
よろしくお願いします。


皆さんは最近、牛肉や青果などの生産情報がホームページで
開示されていることはご存知ですか?
食品パッケージなどに書いてある番号をホームページ上で入力すると
その商品の産地情報が表示される…というサービスが
さまざまな食品関係のサイトで始まっています。

たとえばこちらのサイト。
メグミルク http://www.megmilk.com/
このサイトでは「けんさく君」というサービスで、
牛乳の製造日付を調べることができます。

牛肉の履歴検索はやはり消費者の関心も高そうです。
AEON http://www.aeon.jp/kodawari/beef/search/
このサイトでは「個体識別番号」を入力すると、牛肉の産地や出荷者・
品種などの生産履歴と、検査時の検査結果が確認できます。

他にも青果、かき、花など様々な商品でこうした取り組みがされているようです。
(検索サイトで「生産履歴検索」や「トレーサビリティ検索」と入力して
検索してみてください!)

ロットマイスターに追加された新機能「安心・安全の情報発信」では、
仕入・製造業務で登録したロット情報(産地や加工地など)をホームページで
公開することができます。
これからは求められたときにだけ情報を公開するのではなく、
積極的に情報発信をしていく、そうした姿勢が評価されるのではないでしょうか。

「安心・安全の情報発信」について詳しくはロットマイスターのホームページをご覧ください。
 デモンストレーションもできますので、是非試してみてくださいね!


【プレスリリース】ロットマイスターに新機能「安心・安全の情報発信」追加

2006年08月01日 | ロットマイスター

サンロフト、販売仕入在庫管理システム「Lot Meister(ロットマイスター)」
新機能「安心・安全の情報発信」追加
ホームページ上で産地や加工地などの情報を公開可能に

  株式会社サンロフト(本社:静岡県焼津市、代表取締役社長:松田敏孝)は、販売仕入在庫管理システム「Lot Meister(ロットマイスター)*1」にホームページ上で産地や加工地などの情報を公開することができる新機能「安心・安全の情報発信」を追加しました。

  ロットマイスターは食品加工業向けの販売仕入在庫管理システムで、同一製品でも日付・仕入単価などが異なる場合は別々の在庫として処理することができる「ロット別在庫管理機能」を最大の特徴としています。今回追加した「安心・安全の情報発信」は、ホームページ上で商品名を選択しロット番号を入力すると、誰でもロットの詳細情報を参照できる機能です。食品などのパッケージに記載されているロット番号をホームページのロット情報検索画面に入力すると、産地や加工地など、仕入・製造業務で登録されたロット情報が表示されます。ロット情報検索画面のデザインは自社サイト等に合わせて変更することができ、開示される内容は、最大10項目まで自由に設定できます。

  今回の「安心・安全の情報発信」機能追加は、消費者の食に対する意識の高まりを反映し、食品加工業者などによる情報開示への取り組みに対応するために実現いたしました。今後は食品に限らず、化粧品や医薬品などロット管理とトレーサビリティ対応を必要とする幅広い業種に適した販売仕入在庫管理システムを目指してまいります。

(*1)【Lot meister(ロットマイスター)】http://lotmeister.sunloft.co.jp/ 販売仕入在庫管理システム「ロットマイスター」は、売上から仕入、在庫まで販売管理業務全体をカバー、ロット管理を必要とする業務の効率化を幅広く支援します。販売管理・在庫管理の効率化はもちろん、食の安心・安全管理への取り組みとしてトレーサビリティを実現します。

【本件に関するお問い合わせ先】 
株式会社サンロフト TEL:054-626-3366
担当:酒井茂生 

「安心・安全の情報開示」について詳しくはロットマイスターのホームページをご覧ください。