今回は「化粧品のトレーサビリティ」についてお話します。
トレーサビリティが必要なのは食品だけではないんです!
「トレーサビリティは食品だけではありません」
「トレーサビリティ」という言葉が、頻繁に使われるようになりましたが
牛肉をはじめとする、食品でのトレーサビリティの注目度が、最も高いようです。
しかし、「トレーサビリティ」が必要な業種は、もちろん食品だけではありません。
私たちが今、注目しているのは「化粧品・医薬品のトレーサビリティ」です。
改正薬事法の施行と「ロット・トレーサビリティ」
改正薬事法の施行により、医薬品や化粧品でもロット・トレーサビリティの
重要性がますます高くなりました。
特に、ワクチンなど生物由来製品については、ロット・トレーサビリティが必須です。
製品の使用にあたって、何か問題があった場合、直ちにロットごとの使用記録や製造記録を
調査し、速やかに製品を回収するなど、問題拡大の防止措置をとることが求められています。
こうして見ると、ロット・トレーサビリティは、薬事法への対応という観点だけでなく
リスク管理という観点から見ても、きわめて重要なんですね。
昨今のBSE問題における食品業界の取り組みを見ても明らかなように、
製品の安全性管理の一環としてトレーサビリティのシステムを取り入れることは
企業の信用力・ブランド・企業価値を守ることになります。
ロットマイスターも化粧品分野へ進出!
このたび、化粧品の販売を開始する大手物流倉庫様にロットマイスターの導入が決まりました。
受注センターから送られてくるデータを元に、出荷指示書の発行から納品書と送り状の発行、
出荷業務、1日の出荷データの戻しまでを行うシステムです。
出荷指示書にロット別の在庫を自動的に引当てる仕組みを導入して、
ロット・トレーサビリティを可能にします。
宅配業者様のホームページ問合せ情報にも対応させたシステムを導入するので、
出荷状況を迅速に知ることができるようになります。
現在、9月13日の製品発表に合わせて、運用テストなど万全な準備を進めています!
食品は直接口に入れるものだから「トレーサビリティ」が必要なのはもちろんですが
化粧品だって直接肌に触れるもの…安全管理には気を使ってほしいですね!
>女性の皆さん(笑)
サンロフトではこれからもロットマイスターを通じて、安心・安全をキーワードに「儲かる仕組み」をご提供します。
参考:東京都福祉保険局「改正薬事法のページ」