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ロットアドバイザー

「ロットマイスター」のスタッフブログ。食品業界のトピックや在庫管理・ロット管理に関する情報を発信します!

産地表示について

2005年12月16日 | トレーサビリティ

第二営業部の川田です。

魚のマグロの話になりますが、マグロには、クロマグロ(本マグロ)、メバチマグロ、キハダマグロなどの色々な魚種(種類)があって、産地(漁獲される地域)も我が国近海から遠く大西洋や南半球にまで全世界にわたってます。マグロは回遊魚ですからね。

また最近では、まき網で漁獲した成魚のまぐろにイワシ等の餌を与えて脂肪をつけた養殖(いわゆる蓄養)ものの輸入も増えているようです。

一方では、資源管理の観点から国際的に保護されている大西洋産マグロが、便宜置籍船等により漁獲され、一部ではインド洋産マグロ等と偽って輸入・販売されていることもあるそうです。

こういった状況の中で、18年10月から生鮮食品に近い加工食品について原料原産地の表示が義務付けられることが決定しており、産地表示義務のある食品加工業者側はしっかりと現産地情報を把握して製品に原産地情報を表示していかなければなりません。 このような時に販売仕入在庫管理システムの導入を検討されている業者様でしたら、細かい情報ですが要チェックポイントです。

弊社製品のLotMeisterはもちろん産地情報の入力管理が可能となっております。詳しくはホームページをご参照ください。


トレーサビリティに関するニュース

2005年11月08日 | トレーサビリティ

サンロフト第二営業部の吉田です。

昨日の記事は部長にUPしてもらいました。
自分とは一味違う文章だったと思います。

今日は仕事の関係で気になるニュースをピックアップしてみました。
長崎県総合水産試験場が長崎市のスーパーでICタグを利用した養殖魚のトレーサビリティシステムの実証試験を始めたというニュースです。
なぜ気になるかというとLotMeisterとトレーサビリティは切っても切り離せない関係だからです!
それについては最後の方で少しだけ書きます。

最近よく聞くこのトレーサビリティという言葉。
トレーサビリティとは流通経路や生産地が把握できるというものです。
牛肉や野菜にはこのシステムの導入が進んでいることは皆さんも生活の中で実感していることでしょう。
例えば外食…
焼肉屋さんで牛肉の個体識別番号等が公開されているお店があると思います。
ファーストフードのお店で野菜の産地が明記されているお店があると思います。
しかし水産物ではトレーサビリティの導入が遅れているようです。
流通過程が複雑であったりと様々な理由があるようです。
今回はその水産物に関するトレーサビリティの実証実験ということでした。
しかも魚1匹につき1つのICタグをつけるということでかなり細かな管理になるそうです。
出荷する際に魚のヒレ等にICタグを付け流通経路を管理、最終的に商品になったものにはパック等にバーコードを印刷し消費者はカメラ付き携帯電話などでバーコードを読み込み生産、流通の履歴を確認するシステムだそうです。
スゴイですね!細かく管理、しかも今や持っていない人を探す方が大変な携帯電話を使って履歴を確認できるなんて消費者としては嬉しいシステムだと思います。

第二営業部で取り扱っている食品加工業者様向け販売管理システム「LotMeister」ではその履歴を管理する機能が柱の機能として上げられます。
産地の表示やロット別在庫管理で社内での製品の流れを紐付けして追跡できるようになっています。
自社内トレーサビリティといったところでしょう。
この機能があるだけで取引先の企業や消費者には安心感を与え信頼度のアップに繋がります。
どんな機能か気になる方は履歴管理をご覧下さい。

今日は長々とした文章になってしまいました。
最後まで読んでくださった方ありがとうございます!
これからも様々な情報を提供していこうと思いますのでお楽しみに!