夕暮れ時に連想さるるもの

2018-05-05 20:45:01 | 東北旅行

今回の旅行は4/30と5/1は快晴、5/2の夕方から5/4の午前中はメイストームの攻撃に苦しみ、その後はまた快晴というジェットコースターのような変化を味わった。

 

不思議なもので、ただ快晴が続くよりも、曇天の後の雨上がりの景色の方がよりいっそう美しく感じられるのは、やはり落差というものが人の印象に強く残るからだろうか?

 

雨上がりとのギャップという意味では昼の光がもちろん一番強いし、景色を見る上ではそれが最も美しさが際立つのだけれど、しかしその独特の情緒・感慨を味わう点では夕暮れ時のドライブに勝るものはないように思われる。

 

美しく晴れ上がった世界の遠き落日を見ながらゆったりと車を走らせている時、今まで聞いてきた素晴らしい曲が頭をかすめていくのだが、中でもしばしば繰り返されるのは「炎のたからもの」と「Love is everything」の二つで、特に炎のたからものは一部だけが浮かんでは消えることの多い中でイントロから終わりまで脳内で流れて旅の情緒を高めてくれるのである。

 

ところで、私はあまりアレンジというのは好まないことが多いのだが、

 

 

この8bit版は原曲の哀愁や風情を忠実に引き継いでいるのはもちろん、歌がないからこそ目立つ低音によって、オリジナルとはまた違った味わいを持ち、極めて深く心に染み渡るアレンジとなっているように思われる。この作者は他にも良作のアレンジが多数ある(「金曜ロードショー」「燃え上れ闘志」「僕たちは天使だった」など)のだが、この炎のたからものは中でも珠玉の出来の一つと言えるのではないだろうか。

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