ビースターズ：きっと何者かにならざるをえないお前たちに捧ぐ讃歌

 

なるほど、ビースターズのアニメは１０月放映か。半年後が楽しみじゃわい・・・

 

とか言いつつ、まあリアルタイムには見ないだろうなあと思ってみたり。結局「ブギーポップ」も全く見てないしな(;´∀｀)いや、めっちゃ興味はあるんすよ！20年以上前の作品である「愛しのアイリーン」が、当時と今で何も変わってないことを感じさせてある種の感慨と絶望を視聴者にもたらすのと同じように、この作品も全然色褪せてないように思えるからだ(セカイ系という言葉こそ聞かなくなったが、ブギーポップと異世界モノを始めとした「なろう系」、統和機構と陰謀論の流行、といった具合に形を変えて現象やガジェットが繰り返されているからだろう。その意味でも、まさしく「失われた２０年」ってヤツですな・・・てなると、今度は「輪るピングドラム」なんかにつながっていくわけだが。え？生存戦略は日本脱出？？ってジム＝ロジャーズかよ！！)。

 

まあ理由はわかっていて、俺はスケジュールに縛られて何かをするのが嫌なんよねー(金もらってる仕事ならともかくね)ｗタイムリーに見ることで他の人とシェアするっていう共時性が全く無意味だとまでは思わないけど、俺の場合は自分の中で「その時が来た」際に作品に触れる方が、その偶然性も相まって強く自分の中に印象に残る、という経験をよくしているもんでね(そもそも漫画のビースターズにしてからがそうだし)。

 

あ、ちなみにポプテピピックみたいなアニメは、タイムリーじゃないと魅力が伝わりにくかったと思います。なんせ、「大々的な元ネタ探しゲームで盛り上がる」とか「よく分らんけどノリで楽しむ」という需要環境が可視化された状態(これはニコニコ動画で見てるとわかりやすい)をこそ漫画にしたものなので。

 

まあただ、アニメ化まであと半年もあるんで、それまで十二分にこの漫画の好きなところは語り尽くせそうやなあ、と思っているムッカーでありました。