灰羽連盟:13話[=最終話]の覚書

2005-11-19 17:40:32 | 灰羽連盟
ネタバレ回避のため、今回もかなり情報を限定しています(^^;)

■無意識の封印?

■夢が救いになるとは限らない?

■心の一面にしか目が向かない

■「鉄の轍」=鉄道の知識なし?
『灰羽連盟脚本集第四巻』(72ページ)において、ラッカが本に出てくる「うみ」について「見たことはないけど『うみ』ってわかるんです。なんとなく」と言っているのが思い起こされる。これらのことから、彼女たちがどこか全くの異世界にいたと推測される。全く見たことも聞いたこともないものが夢に登場したり、あるいは理解したりすることは不可能だと思われるので。11話「桃缶」のエピソードもこれに関連か。

羽が無くローブ姿の少女のレキは何か?救いにならない(?)夢と関連か。

■レキが繭を見つけたのはラッカのそれが初めて

■祈るネム
良くも悪くもこれがネムの限界=踏み込めない&試練を経験していない

■礼拝堂での祈り
物語中には明示されないが、決まった手順があるような印象を受ける。

■絵=二面性の提示


※いよいよ最終話です。演出としてはちょっと尺が短いなと感じる部分なんかもありますが、画像によるインパクトはさすがです[視聴者への効果のみならず、キャラの心情もそれだけで大よそ把握できるようになっている]。話の展開としてはやや唐突な印象を持たれるかもしれませんが、灰羽を(人としててではなく)灰羽として、その心の揺らぎ・苦しみを理解しようとしてきたのなら、そこまで違和感のなく受け止めることができるのではないでしょうか[二面性もしっかり生きています]。

物足りない部分もありますが、総評として「13話でやれるだけのことをやったエンディング」というふうに言えると思います。
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