年末に出た松本人志の報道だが、それに絡む自粛などの憶測が色々広がってるようだ。
自分はもっと色々情報が出てから取り扱うつもりでいるが、今回の長谷川良品の説明内容やその検証姿勢は学ぶべき点が多いと思ったので掲載した。
「穏健な懐疑主義」が重要って話は何度となく書いてきたが、それには是々非々として様々な情報を検証する思考態度が必要不可欠である。
2023年はジャニーズ問題に始まりあまりにも多くのマスメディアによる不実が明らかになったため、始めからそれらが疑惑の眼差しで見られることは不可避だ。
そこに加えてCMの仕組みについてはTV局や広告代理店などある程度現場(というか契約形態)を知る人でないと不自然さの意味を読み違えてしまうため、さらなる憶測・妄想を産み出してしまっている状況と分析できそうである(もちろん、当事者インタビューではないのだから、あくまで動画での説明はシステムを踏また上での蓋然性の話であることは言うまでもない)。
2023年の様々な不祥事はマスメディアへの認識を大きくマイナス側へと向けることになったが、そのオルタナティブとしてのネットメディアは今さら言うまでもなく玉石混淆かつエコーチェンバー効果で「自己に都合のよい妄想」へ取り憑かれやすくなる(日本に限らずアメリカもそれによる分断が深刻化しており、Qアノンはその典型である)。こういったアンカーとしての説明・検証動画は今後ますます重要性を高めていくだろう、と述べつつこの稿を終えたい。
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