ハルビンに着いたのが11:00を回っていました。
実はもう残りの日程がカウントダウンに入っていて、旅程を変更することにしました。
訪問予定地の瀋陽を外し、移動も早めに動いて、7日には北京に入り、確実に帰国を視野に入れたスケジュールを組み直しました。
かなり忙しくなります。
今日まさにハルビンに着き、夜にはここを出て長春に着き、1日滞在してすぐ大連に向かいます。大連からは船で天津に向かう予定なので、各地ゆっくりしてる時間があまりありません。
ほとんど移動ばかりですね。でもしょうがない。
ってことで、ハルビンに着いて最初にしたことは長春までの切符を買うことです。幸いすんなり買えました。そして両替です。偽札の件もあるので、確実てっぱんの中国銀行へ。これまた本当にめずらしくすんなり。おかげで予定していた時間よりゆとりができました。
今回の旅は、戦時中の日本人の足跡を辿るというのが目的です。
そこで地球の歩き方にある、日本人が昔住んでいたところ、建てた建物を中心に散策します。
基本は歩き。てくてく、てくてく歩きます。
すると、あります。1900年代前半の建築物。イメージとしては、日本の国会議事堂、日本銀行とか、ピンポイントですが、名古屋にある愛知県庁、名古屋市役所の旧庁舎、旧裁判所でしょうか(すみませんローカルな話で)。
古いんですが、今でもしっかりとしてて、100年近くたった今もその佇まいが残っている。しっかりと。どっしりと。
そして旧日本邸宅地域も歩きます。すると感じる。
かすかにですが、日本を。わずかに、そこはかとなくですが、そこに「いた」感じがするのです。それはこちらに来てからはじめて感じる感覚でした。
満洲里ではない。日本の香。もちろんそこには中国の方が住んでる訳で、戦後66年経ってる訳で。感覚に過ぎないものなのですが、残るんですね。残像、残照、名残り。そこで生活してる人がいました。
歴史の中では決してよくは捉えられていない満洲国ですが、大陸に日本人は生活してました。
それは歴史を学ぶということではなく、歴史を感じる作業。自国の歴史と自分をシンクロさせる瞬間。
なぜにこんなにも今旧満洲なのかはわかりませんが、想いにそっていったら、ここに来ました。その答えはこれから出てくるのだと思います。
順調に進んで、時間ができたので、中央大街に足を伸ばしました。ここはもうガイドブックにも書かれているハルビンのメインストリート。
1900年初頭に、鉄道敷設に伴い。街づくりを当時の帝政ロシアが設計しています。先ほどの日本を喚起する建物もそうですが、インフラというか、街のつくりだとか、建築物というものは歴史と名が付くくらい根付くのです。
そして美しかった。
今の都市開発と融合して、伝統、歴史と新しさ、美しさ、便利さが調和しているのです。通りは石畳の歩行者天国。車の危険もなく、安心して気持ちよく街を楽しめるのです。
ロシア調の建物のなかZARAがあったり、NIKEがあったり、買い物が楽しくなりそうです。ハルビンビールのイベントがやってたり、ワールドカップのイベントがあったり。ものもしっかりしてて、バランスと美しさの観点で言えば、ハルビンの中央大街は町並みで言うと、今までの中国の中で一番といえます。
滞在時間が短かった割には心地のよい時間が過ごせました。
去るのを惜しみつつも、駅に向かいます。
そう長春に向かうのです。
慌しくも旅を進めなくてはいけません。
Go forward!
2時間ちょっとの電車の旅です。
実はもう残りの日程がカウントダウンに入っていて、旅程を変更することにしました。
訪問予定地の瀋陽を外し、移動も早めに動いて、7日には北京に入り、確実に帰国を視野に入れたスケジュールを組み直しました。
かなり忙しくなります。
今日まさにハルビンに着き、夜にはここを出て長春に着き、1日滞在してすぐ大連に向かいます。大連からは船で天津に向かう予定なので、各地ゆっくりしてる時間があまりありません。
ほとんど移動ばかりですね。でもしょうがない。
ってことで、ハルビンに着いて最初にしたことは長春までの切符を買うことです。幸いすんなり買えました。そして両替です。偽札の件もあるので、確実てっぱんの中国銀行へ。これまた本当にめずらしくすんなり。おかげで予定していた時間よりゆとりができました。
今回の旅は、戦時中の日本人の足跡を辿るというのが目的です。
そこで地球の歩き方にある、日本人が昔住んでいたところ、建てた建物を中心に散策します。
基本は歩き。てくてく、てくてく歩きます。
すると、あります。1900年代前半の建築物。イメージとしては、日本の国会議事堂、日本銀行とか、ピンポイントですが、名古屋にある愛知県庁、名古屋市役所の旧庁舎、旧裁判所でしょうか(すみませんローカルな話で)。
古いんですが、今でもしっかりとしてて、100年近くたった今もその佇まいが残っている。しっかりと。どっしりと。
そして旧日本邸宅地域も歩きます。すると感じる。
かすかにですが、日本を。わずかに、そこはかとなくですが、そこに「いた」感じがするのです。それはこちらに来てからはじめて感じる感覚でした。
満洲里ではない。日本の香。もちろんそこには中国の方が住んでる訳で、戦後66年経ってる訳で。感覚に過ぎないものなのですが、残るんですね。残像、残照、名残り。そこで生活してる人がいました。
歴史の中では決してよくは捉えられていない満洲国ですが、大陸に日本人は生活してました。
それは歴史を学ぶということではなく、歴史を感じる作業。自国の歴史と自分をシンクロさせる瞬間。
なぜにこんなにも今旧満洲なのかはわかりませんが、想いにそっていったら、ここに来ました。その答えはこれから出てくるのだと思います。
順調に進んで、時間ができたので、中央大街に足を伸ばしました。ここはもうガイドブックにも書かれているハルビンのメインストリート。
1900年初頭に、鉄道敷設に伴い。街づくりを当時の帝政ロシアが設計しています。先ほどの日本を喚起する建物もそうですが、インフラというか、街のつくりだとか、建築物というものは歴史と名が付くくらい根付くのです。
そして美しかった。
今の都市開発と融合して、伝統、歴史と新しさ、美しさ、便利さが調和しているのです。通りは石畳の歩行者天国。車の危険もなく、安心して気持ちよく街を楽しめるのです。
ロシア調の建物のなかZARAがあったり、NIKEがあったり、買い物が楽しくなりそうです。ハルビンビールのイベントがやってたり、ワールドカップのイベントがあったり。ものもしっかりしてて、バランスと美しさの観点で言えば、ハルビンの中央大街は町並みで言うと、今までの中国の中で一番といえます。
滞在時間が短かった割には心地のよい時間が過ごせました。
去るのを惜しみつつも、駅に向かいます。
そう長春に向かうのです。
慌しくも旅を進めなくてはいけません。
Go forward!
2時間ちょっとの電車の旅です。