飛行機は定刻どおり成田に着いた。
鼓動が激しいのがわかる。
ここでもなんども深呼吸という名を偽ったため息をうつ。
荷物を取って、ゲートを出たら彼女がいるはず。そしたら駆け寄ってすぐ抱きしめよう。それから、袖の中にある指輪を渡そう。
成田の検疫、入管までの距離はとてつもなく長いはず、なんだけど、なぜかあっという間についてしまう。
出国のスタンプが押され、いつもはなかなか出てこない荷物をなぜかすんなりと受け取り、自動ドアが開く。
するとそこには彼女がいた。
駆け寄り、周囲の目が気になりながらも、ぎゅっと彼女を抱きしめた。
さぞかし彼女はびっくりしたはず。なぜならずっと自分が離さなかったのだから。
理由は、抱きしめながら「どうしよー!」って思ってたから。
あまりにも長くなっちゃったので、離れて、ため息。
彼女、「おかえりなさい」
実はその言葉すら受け止められないくらい、どうしようと思っている自分がいた。そして「ただいま」とはいったもいののだんまりの自分。どうやら顔色が悪かったらしく、彼女はそれを疲れてるんだろうと思い、リムジンバスで帰ろうよと提案してくれる。
1度タイミングを失ったら次の作戦を考えるわけで、バス停でも気のない会話に上の空状態。久しぶりのご対面、それに付き合っても間もないわけだから、二人のペースは成熟していない。
ただ幸いなことに、リムジンバスに乗っていたの5人ぐらい。ガラガラだった。
そして意を決して切り出す。
「あのさ」
(沈黙)
「これからの生涯を二人で生きて行こう。結婚して下さい。」
そして彼女・・・
「よろしくお願いします。」
ちょっとフォーマルな返事に、誠実さと覚悟を感じた。
「ほんとにあたしでいいの?」
そういう彼女の奥ゆかさこそが一生をともにしたいと思わせる由縁。
彼女の手をとり、長袖に隠していた指輪をマジシャンのように取り出す。
左の薬指に指輪をはめる。すると・・
全然ぶかぶかじゃんんん!!!!
あれっ、あれっ、あれっ、と全部の指にはめてみる彼女。
まともに入ったのは親指だけ。
ははは・・・親指も悪くないんじゃない、なんてかなりきつめの思いやりあるフォロー。
二人にふっと笑いが生まれる。
一月ぶりに、唇が触れ合う。
緊張から解き放たれる。あとはもう、つもるみやげ話をざっくばらんに。
ぶかぶかの指輪のオチはまったくもって自分らしい。
つめが全然なってない。
想いをカタチに、そう思ってスメラをやってきた。
桜の植樹はできず、旅の目的は2転3転して、チベットで友だちを作るとなった。そして植える場所の選定までもいたらずでこれが旅の結果といえば結果。
それでもこの旅を総括するならば、more than perfect,パーフェクト以上の旅だった。
自分の想いに添って生きていくことが幸せの最短距離。
15年前の少し残念だった桜の旅は、15年後、かけがいのない出逢いをもたらし、引き付け、違う花を咲かせてくれた。
大切なのは結果ではなく、想いに添って生きていくことそれ自体。
魂はわかっている。どこに行けばよいのかを。
だからこそ、自分に素直に。心の声に耳を傾け、そして心の声と対話する。
ただそれだけでいい。
美和Fは言う。人は幸せになるために生まれてきた。と。
今も言ってる。
魂はわかっている。だから不幸にはなりえない。すべては自分の選択で自分が求めているもの。一見不幸に見えたとしても、それを通して、自分が成長を望んでいる。
想いは裏切らない。
想いをカタチに。それは果てしなくつづく。πのように。∞のように。
僕たちは想いを生きる。
これからもずっと。
これからもずっと。
鼓動が激しいのがわかる。
ここでもなんども深呼吸という名を偽ったため息をうつ。
荷物を取って、ゲートを出たら彼女がいるはず。そしたら駆け寄ってすぐ抱きしめよう。それから、袖の中にある指輪を渡そう。
成田の検疫、入管までの距離はとてつもなく長いはず、なんだけど、なぜかあっという間についてしまう。
出国のスタンプが押され、いつもはなかなか出てこない荷物をなぜかすんなりと受け取り、自動ドアが開く。
するとそこには彼女がいた。
駆け寄り、周囲の目が気になりながらも、ぎゅっと彼女を抱きしめた。
さぞかし彼女はびっくりしたはず。なぜならずっと自分が離さなかったのだから。
理由は、抱きしめながら「どうしよー!」って思ってたから。
あまりにも長くなっちゃったので、離れて、ため息。
彼女、「おかえりなさい」
実はその言葉すら受け止められないくらい、どうしようと思っている自分がいた。そして「ただいま」とはいったもいののだんまりの自分。どうやら顔色が悪かったらしく、彼女はそれを疲れてるんだろうと思い、リムジンバスで帰ろうよと提案してくれる。
1度タイミングを失ったら次の作戦を考えるわけで、バス停でも気のない会話に上の空状態。久しぶりのご対面、それに付き合っても間もないわけだから、二人のペースは成熟していない。
ただ幸いなことに、リムジンバスに乗っていたの5人ぐらい。ガラガラだった。
そして意を決して切り出す。
「あのさ」
(沈黙)
「これからの生涯を二人で生きて行こう。結婚して下さい。」
そして彼女・・・
「よろしくお願いします。」
ちょっとフォーマルな返事に、誠実さと覚悟を感じた。
「ほんとにあたしでいいの?」
そういう彼女の奥ゆかさこそが一生をともにしたいと思わせる由縁。
彼女の手をとり、長袖に隠していた指輪をマジシャンのように取り出す。
左の薬指に指輪をはめる。すると・・
全然ぶかぶかじゃんんん!!!!
あれっ、あれっ、あれっ、と全部の指にはめてみる彼女。
まともに入ったのは親指だけ。
ははは・・・親指も悪くないんじゃない、なんてかなりきつめの思いやりあるフォロー。
二人にふっと笑いが生まれる。
一月ぶりに、唇が触れ合う。
緊張から解き放たれる。あとはもう、つもるみやげ話をざっくばらんに。
ぶかぶかの指輪のオチはまったくもって自分らしい。
つめが全然なってない。
想いをカタチに、そう思ってスメラをやってきた。
桜の植樹はできず、旅の目的は2転3転して、チベットで友だちを作るとなった。そして植える場所の選定までもいたらずでこれが旅の結果といえば結果。
それでもこの旅を総括するならば、more than perfect,パーフェクト以上の旅だった。
自分の想いに添って生きていくことが幸せの最短距離。
15年前の少し残念だった桜の旅は、15年後、かけがいのない出逢いをもたらし、引き付け、違う花を咲かせてくれた。
大切なのは結果ではなく、想いに添って生きていくことそれ自体。
魂はわかっている。どこに行けばよいのかを。
だからこそ、自分に素直に。心の声に耳を傾け、そして心の声と対話する。
ただそれだけでいい。
美和Fは言う。人は幸せになるために生まれてきた。と。
今も言ってる。
魂はわかっている。だから不幸にはなりえない。すべては自分の選択で自分が求めているもの。一見不幸に見えたとしても、それを通して、自分が成長を望んでいる。
想いは裏切らない。
想いをカタチに。それは果てしなくつづく。πのように。∞のように。
僕たちは想いを生きる。
これからもずっと。
これからもずっと。