ホシヒメホウジャク

今朝、自宅でホシヒメホウジャクが止まっているのに気がついた。
虫に関心のない人にとっては枯れ葉がくっついているくらいにしか思わないだろう。
スズメガの仲間で、はねが縮んで伸びきっていないように見えるが、これが正常な状態になる。
胴体が大きい割にはねの面積が小さいので飛ぶのは苦手に見えるが、意外と飛翔力が強く目にもとまらないほど素早く飛ぶことができる。
花の蜜を吸うときはハチドリのようにホバリングして空中静止もお手のものである。
これははねを動かす筋肉が強力にできているからだろう。
幼虫はヘクソカズラを食べるそうだが、そういえば近くで植え込みにからみついているヘクソカズラの花を時折見かける。
（撮影：高知市 2007.10.4）