高知の自然 Nature Column In Kochi

南四国で見かけた蛾をおもに紹介していましたが、現在更新を中止しています。

モモスズメ

2007年08月31日 09時48分06秒 | Weblog
モモスズメは全国的に分布するきわめて普通種で、春から夏にかけて年2回発生する大型の蛾である。
幼虫はウメ、モモ、サクラなどを食べる。
前翅は地味だが、後翅がピンク色なところで他のスズメガと区別できる。
手元の植物図鑑では、夜間花の咲くオオマツヨイグサなどに飛来して吸蜜する代表的なスズメガと解説しているが、講談社の日本産蛾類大図鑑では「口吻が著しく退化している」と記述してある。
ならば果たして花から吸蜜できるのか?
実際に吸蜜現場を見たことがないので分からない。
私のライトトラップでは夜10時過ぎより朝方にかけて飛来するので、かなり夜遅い時間帯に飛翔活動するものと思われる。
(撮影:宇佐町2006.6.27)

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