果実吸蛾類で大きさや前翅の模様がムクゲコノハにやや似ているのはツキワクチバである。
アケビコノハが口器が固く尖り固い健全な果実でも穴をあけるので一次加害種になるのに対して、ムクゲコノハやこのツキワクチバはそれほど尖っていないので果実の傷を拡大したり腐敗や落果を早める二次加害種に入れられている。
ツキワクチバは後翅に青色の三日月状紋がありツキワ(月輪)と名がついているようだが細いのであまり美しいとは思えない。
南方系の蛾と思われるが移動性が強く時には北海道でも見つかる。
雨天や霧に包まれた暖かい好条件の夜に多い時には10頭ほど灯火に飛来することがあるが一般に個体数はかなり少ない。
ムクゲコノハと同様に止まると後翅を前翅で覆って隠してしまうので、後翅の模様が見えるように撮影するのは難しい。
(撮影:土佐市 2005.8.24)
アケビコノハが口器が固く尖り固い健全な果実でも穴をあけるので一次加害種になるのに対して、ムクゲコノハやこのツキワクチバはそれほど尖っていないので果実の傷を拡大したり腐敗や落果を早める二次加害種に入れられている。
ツキワクチバは後翅に青色の三日月状紋がありツキワ(月輪)と名がついているようだが細いのであまり美しいとは思えない。
南方系の蛾と思われるが移動性が強く時には北海道でも見つかる。
雨天や霧に包まれた暖かい好条件の夜に多い時には10頭ほど灯火に飛来することがあるが一般に個体数はかなり少ない。
ムクゲコノハと同様に止まると後翅を前翅で覆って隠してしまうので、後翅の模様が見えるように撮影するのは難しい。
(撮影:土佐市 2005.8.24)
たまたま見つかるようです。こういう蛾は、狙って採る訳にもいかず、宮城では県北のほうでも採集されていますが、これまでの記録を全部合わせてもひとけたでおさまっていると思います。
下翅の月輪模様を撮影する苦労はたいへんでしょうね。私は見つけたらすぐに採ってしまうので、標本にしてからでないと、模様をじっくり見れません。
止まったら素早く近寄ってピントを合わせシャッターを切る必要がありますが、それがなかなか思うようにできず苦労します。