白いヒトリガが灯火に飛来してきた。
見ると後翅がピンク色である。
何だ四国ではどこでも見られる普通種のスジモンヒトリかと思ったが、ほかに飛来蛾も少ないので念のため撮影後持ち帰ることとした。
旅行から帰って改めて撮影画像をじっくり見直すと、背中に黒紋があるではないか。
何だか違うことに気づき、あわてて蛾類大図鑑を開いて探した結果、やっとこれはアトアカヒトリだとわかった。
これまで国内では石垣島と西表島で見つかっているが、わずかしか得られていない珍しい種であること、また今回西表島では初記録になることもわかった。
今回の旅では民宿の軒下に設置したライトトラップにも飛来があり、計2頭得ることができた。
翌年同時季に同場所で試してねらったが、再び出会うことはなかった。
やはり珍しい種なんだなと実感した次第である。
海外では台湾に分布している。
(撮影:西表島白浜 2007.5.22)
見ると後翅がピンク色である。
何だ四国ではどこでも見られる普通種のスジモンヒトリかと思ったが、ほかに飛来蛾も少ないので念のため撮影後持ち帰ることとした。
旅行から帰って改めて撮影画像をじっくり見直すと、背中に黒紋があるではないか。
何だか違うことに気づき、あわてて蛾類大図鑑を開いて探した結果、やっとこれはアトアカヒトリだとわかった。
これまで国内では石垣島と西表島で見つかっているが、わずかしか得られていない珍しい種であること、また今回西表島では初記録になることもわかった。
今回の旅では民宿の軒下に設置したライトトラップにも飛来があり、計2頭得ることができた。
翌年同時季に同場所で試してねらったが、再び出会うことはなかった。
やはり珍しい種なんだなと実感した次第である。
海外では台湾に分布している。
(撮影:西表島白浜 2007.5.22)
私は成虫を見たことは無いのですが、幼虫は、太くて毛が長く、頭部と腹部が黒い毛、胸部は橙色の毛で覆われていますよね?
アトアカヒトリの幼虫はヤエヤマオオタニワタリを食べるのですね。
知りませんでした。
どのような幼虫か実物をこの目で見てみたいものです。
情報ありがとうございました。
成虫は今年5月に八重山諸島で4頭得ることができました。
次回行く機会があったら食草がわかったので幼虫も探してみます。