高知の自然 Nature Column In Kochi

南四国で見かけた蛾をおもに紹介していましたが、現在更新を中止しています。

イボタガ

2010年03月18日 09時20分37秒 | Weblog
これまで続けてきた番外編の八重山諸島の蛾シリーズは紹介できそうな画像の在庫も切れたので前回で一旦終了して、今後は本来の高知県の蛾にもどします。
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今年の春初めて出会った大型の蛾といえばこのイボタガになる。
高知では多くはないが山間部では毎年出会う。
目立つ眼状紋は大きく、この模様と大きさには何度出会っても圧倒させられてしまう。

低山地では3月~4月に見られる。
標高1000m以上では5月に見られるが、一番遅いものは6月2日という記録が残っている。

40年ほど前は我が家の庭のモクセイで発生して夜明かりに飛来したことを覚えているが、現在は市街地で見かけることはほとんどなくなった。

北海道、本州、四国、九州、屋久島に分布している。
幼虫はイボタノキ、モクセイ、トネリコ、ネズミモチ、ヒイラギ、マルバアオダモを食べる。

(撮影:土佐市高岡町 2010.3.5)

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