高知の自然 Nature Column In Kochi

南四国で見かけた蛾をおもに紹介していましたが、現在更新を中止しています。

ツキミソウ

2007年08月30日 10時17分24秒 | Weblog
ツキミソウ(月見草)は白花の4弁花のことで一夜でしぼむ。
黄花のマツヨイグサの仲間も一般にはツキミソウと呼ぶことがあるがこれは誤りである。
夜間だけ花が咲く植物はごく少なくツキミソウ、オオマツヨイグサ、アレチマツヨイグサ、コマツヨイグサ、マツヨイグサなどがあるが、これらは北米または南米原産で江戸時代に渡来している。
ならば江戸時代以前は夜間吸蜜活動をするスズメガ類は早朝または夕方咲く花または昼も夜も咲き続ける花を吸蜜していたのであろう。
ツキミソウは栽培花で枯れやすく野生で見かけることはない。
この写真は夜8時30分頃の撮影でまだ花が開ききっていない。また、花弁の黒い点は虫の食害による穴である。
(撮影:高知県立牧野植物園2004.8.8)

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