雲に乗って、鳥になろう

 自分の頭で考えて手を動かし、悩んで作って飛ばす模型飛行機愛好家のページ。半世紀ほど生きてきた髭親父の日々の出来事です。

KS-13-T1航海-3

2013-11-26 | 航海
 水産系、生き物系航海で使用するネットの中で、最も作業が煩雑なのが、このMTDネットです。
 すでに示した画像ですが、この景色、好きです。

 出撃をまつ艦上攻撃機隊。

 作業工程1、まず、ワイヤーにこのクランプを装着します。

 作業工程2、次いで、ネットを取り付けます。


 作業工程3、下にメッセンジャーなる重りをつけます。

 そして投入。

 この作業を、曳網層の数だけ繰り返します。


 ただいま曳網中。ワイヤーの角度が45度になるように保つのがこのネットの味噌です。


 作業工程4、 メッセンジャー投入。メッセンジャーがネットのフレームに当たり、トリガーを曳きます。するとネットがフレームから離れて口を閉じ、さらに、次のメッセンジャーがはずれ、ワイヤーを伝わって下の層のネットに当たり、閉じていきます。これを繰り返して、すべてのネットを閉じていきます。

 揚収作業開始。こんな感じで上がってきます。


 良く洗って、

 揚収。

 この作業、曳網層の数だけ繰り返します。10層入れて成功した時の達成感は何とも言えません。

続く。