雲に乗って、鳥になろう

 自分の頭で考えて手を動かし、悩んで作って飛ばす模型飛行機愛好家のページ。半世紀ほど生きてきた髭親父の日々の出来事です。

2014年東大 大気海洋研究所 一般公開

2014-10-26 | もろもろ
 2014年10月24,25日と、恒例の一般公開が行われました。

 まずは、恒例の?バルーンアート。



 今年は無脊椎動物が主役です。ヒドロ虫、コケムシ、ウミウシ。シュール?過ぎる???

 深海魚展示、本物に直に触れていじくり回せるので、好評です。展示はこんな感じです。


 今年の目玉はこの子。


 天才深海生物少年。解説係を代ってもらおうかと思いました。動く深海生物図鑑でしたね。

 子供も大人も、異形の深海生物に触れていました。










 この子たちの黄色い?歓声と笑顔、何よりの報酬でした。

 海洋生物研究への理解と興味が深まれば。そう願ってやみません。

散歩 寸描

2014-10-19 | カメラ
 今朝の散歩風景です。

 見事な花梨の実



 路傍の花


 適齢期のカリフラワー


 季節外れの?クリスマスツリー


 廃墟未満-1


 廃墟未満-2


 ペア


 威嚇


 牢名主と子分


 ボケの実


Leica Summarit 50 mm f1.5

2014-10-13 | カメラ
 前回大台が変わった時に、妻がくれた小遣いで買ったのが、安原一式という銀塩カメラとLeica Summarit 50 mm f1.5なるレンズ。まだフィルムで写真を撮っていた頃で、結構気に入っていました。いずれも中古で購入したものです。



 さて、ある日このレンズを専門家に見せたところ、「カビてます。コーティングが剥げてます。」 なる散々な悪口を言われてしまった。チョッとばかり気分を害し、さらにめげました。しばらくお蔵入りになったレンズです。しかし、デジカメへ移行して、しばらく使っていなかったのが、FujifilmのX-E2を購入して、マウントアダプターを介して過去のレンズが皆使えるようになってから、またまた虫が騒ぎだしました。
 ネットで情報収集をしたところ、 山崎光学写真レンズ研究所 におねがいすればレンズの再研磨と再コーティングをしてくれるとのこと。早速電話をして、色々とお話を伺った。相手は多分山崎さんご本人でしょう。温厚な、いかにも技術畑の職人さんという声の持ち主と話をすることしばし。昔のレンズは今のものと違い写りが柔らかくていいとか、他に何をお持ちですとか聞かれたり。レンズをこよなく愛されていることが伝わってくる会話でした。Summaritは結構仕事の依頼が来るレンズらしく、問題なく修理できるとのこと。すぐにレンズを梱包して発送しました。待つこと一月余り。戻ってきたレンズを見てビックリしました。


 別物です。きれいなんてもんじゃない。修理に出す前の写真も撮っておけばよかった。歴然、雲泥の差なんてものじゃありません。出費は痛かったけど、その価値は十分にありました。

 昨日、家族で散歩に出かけた時の写真です。



 チョッとアンダーですが、


 このレンズ。シリアルナンバーから推察すると、1956年製造。私より歳が行っています。いいですね、こういうの。マニュアルフォーカスのレンズは、メンテというか、写真を撮るという本来の使い方をし続ければ、いつまでも使える品です。父が新婚旅行用に買ったCanonのレンズも今使っていますが、そいつ同様、このレンズも私から子へ、子から孫へと受け継がれ、家族の記録を残してくれればと願っています。

戸田調査

2014-10-09 | 航海
 今季初の戸田調査へと行ってきました。
 毎回お世話になっている日之出丸。


 マッタリしたひと時もあります。


 網が上がってくるとなると、戦場ですね。しかし日之出丸の皆さんは、本当にいい顔をされています。




 この中から研究に必要な標本を拾わせていただきます。


 私と共同研究者とで集めた標本。すごい量です。


 一路港へ。


 戸田と言ったら、タカアシガニですね。

科学技術館での講演会。 アウトリーチ活動。

2014-10-05 | 生き物


 東京、竹橋にある科学技術館で、二年振り、四度目となる講演会を行ってきました。4FにあるSinraドームで毎週土曜の午後に開催される、サイエンス・ライブショー ユニバースのゲストコーナーでの講演です。今回は、「食べられる深海魚メヒカリの謎に海洋調査船で迫ってみた」なるタイトルでしゃべってきました。




 3月に実施した新青丸のKS-14-1次航海を話の軸に、海洋生物学の現場を紹介しました。二度目の講演の後は、子供たちと付き添いの親御さんから色々な質問が飛びだし、こちらも楽しむことができました。






 海洋生物学に興味を持っている子もいて、この講演が契機となり、本気で海洋生物学者を目指してくれればと思います。十数年後に、その子の学会発表を聞くのが今から楽しみです。海洋生物学はどちらかというとマイナーな分野ですから、このような機会を生かして、子供が興味を持つとっかかりを作ることが大切だとおもい、アウトリーチ活動を行っています。