雲に乗って、鳥になろう

 自分の頭で考えて手を動かし、悩んで作って飛ばす模型飛行機愛好家のページ。半世紀ほど生きてきた髭親父の日々の出来事です。

秋田旅行-4 男鹿半島その1

2011-07-31 | 旅行
 大潟富士で四つ葉のクローバーを見つけて次女は上機嫌。一路男鹿半島へ。

 途中、お約束の釣りを少々。彼女にとって、初めての日本海です。

 釣果は、’拾った’カニ一匹。


 大変だ、止めなくちゃ! 妻も日本海を楽しんだ模様。


 男鹿半島西端の灯台で記念写真。灯台の上まで行ったのはいいけど、下りの階段には閉口しました。

 このところ、グライダーネタがないなぁ・・・・

秋田旅行-3 大潟村その2

2011-07-30 | 旅行
 一目瞭然ですね。八郎潟の変遷。食糧増産のための干拓により、本州でも有数の湖が大潟村となり、消えた。しかも大潟村も減反政策の例外ではなく、農家の自殺率も全国有数だったとか。切ない話です。


 この見事な川も、人工です。


 大潟富士に登頂しても、複雑な気分です。


 八郎潟の残存湖、八郎湖でツーショット


 これが人工護岸です。


秋田旅行-2 大潟村その1

2011-07-29 | 旅行
 三日目の午前中は、一路八郎潟へ。大潟村と八郎湖観光です。


 気分はテキサスの油田地帯ですね、こんなの見ちゃうと。正直、感激しました。


なかなかの並木道です。


 これも、気分はテキサス。

 東経140°、北緯40度の碑もありました。地理の実習です。次女のパフォーマンスに注目。


 素晴らしい小川です。感激しちゃうでしょ。

 でもね、これすべて人工なんですよね。葦の生い茂る川岸も、広大な田んぼも、並木道も、すべて、すべて、八郎潟という素晴らしい湖を干拓してつぶして作った人工な”自然”です。娘と妻に、しっかりと教えておきました。
 その昔、八郎潟は芳醇の湖でした。戦後の干拓に伴い、湖畔で佃煮を作って生計を立てていた方たちが、大勢青森県は下北半島の付け根にある小川原湖へ移住しています。原料となるワカサギなどが手に入らなくなったからです。小川原湖は、今も葦原が天然の防波堤として機能している、コンクリート護岸のない湖です。本州でもそうはないですよ、小川原湖みたいな湖は。皮肉?ですね。A tale of two lakes. この辺、興味のある方は、猿渡他、(2006)、魚類の生息環境としての汽水湖 -汽水湖涸沼を例にー pp.74-102、 猿渡敏郎編 『魚類環境生態学入門 -渓流から深海まで、魚と棲みかのインターアクションー』 東海大学出版会 をご覧ください。

晩酌

2011-07-27 | もろもろ
 いいサバが手に入ったので、しめ鯖に。これを肴に、奇跡の酒、伏見男山大吟醸。この男山、北海道ではなく気仙沼の男山です。新聞、TVで紹介された、震災を生き抜いた、奇跡のお酒です。今日届きました。常温で十分楽しめます。

秋田旅行-1

2011-07-25 | 旅行
 航海終了後、家族で秋田へ行ってきました。扉絵は、初日に泊まった栃木県内のホテル。ヒッチコックの名作ホラー映画のロケができそうでした。

 で、翌朝出発したら…・案の定、東北道の通行止めによる渋滞につかまりました。


 それでも何とか目的地に到着。

 以外に小さなキャンパスでした。

 秋田市内のホテルへと向かう途中で遭遇したのがこれ。移動図書館。

 ほんとにあったんだ!そして今もあったんだ。と感激してました。


久々の石神井公園

2011-07-24 | 模型
 ほんと、久しぶりに行ってきました。台風6号のおかげで気温が落ちて、いく気になった次第。で、オジサン丸出しだろうとなんだろうとお構いなしで、まずはT37ヨット『凱風快晴』を梱包して、西武池袋線の駅へ。

 あとはお父さんの楽しい休日です。

航海模様-8 船内生活

2011-07-23 | 航海

 食事はちゃんと三食出ます。いかんせん船は動く職場なので、食事は大事なコミュニケーションの場です。船長、機関長らと今後の航海の進め方を話し合う貴重なひと時です。


 航海中、浦島太郎にならないために、日に二度、Faxで新聞が送られてきます。その昔、同級生が長期航海から戻ってきたときのこと。完全に浦島太郎状態でした。で、散々からかってやったところ、やっこさん曰く。”俺だって少しは知ってるぞ!夏目雅子が日航機事故で死んだだろう!”皆さん、上を向いて歩いていきましょう。


 飲みにケーションも当然重要です。本航海中一番受けたのが、これ!『スコッチ』です・・・・・こいつが登場するなり、バカ受けでした。受けたけど、誰も飲もうとしない。そこで、私が毒見役を買って出て??本物のScotch, それもラベル通りBell'sでした。


 飲用エタノールも、つまみも当然持ち込みです。準備周到、抜かりはありません。ひとたび出航したら、近くに深夜営業のコンビニはありませんから。



 つまみがなくなると・・・まさか研究用試料に手を出す(喰っちゃう)わけにはいかないので、自給自足というかなんというか。釣りをしたり、網ですくったりします。で、お刺身に。採れたての、プリプリのサバの刺身です。

 三食昼寝、徹夜付き!のきつい研究航海ですが、みなよく働き、よく遊び、時間の過ごし方にメリハリをつけて頑張ってます。

航海模様-7 日常

2011-07-22 | 航海
 扉絵は、網がどれだけの水を濾したかを定量的に知るために使っているフローメーターのキャリブレーション作業の様子です。


 これがフローメーター。


 ドンキーとよばれる放水ホース。かなりの水圧です。出してるのは海水です。


 ワイヤーの塩抜き作業。巻き取りの際に清水をかけます。


丸四角丸。航海標識です。観測中にあげます。「本船航行不能なり」。観測中は自由に動けないので、周りの船によけてもらうためです。