
[あらすじ] ヘルメットを塗り直してガッチャマンを吹き語りしたよ。見てね!
https://www.youtube.com/watch?v=8leBWwqBNYc
さて。科学忍者隊のみなさんはヘルメットをかぶって
交通安全事故防止につとめておられるようだ。
が、そのヘルメットの頂点から少し後ろに、何かでっぱりがある。
位置はまさに、ツボで言うところの後頂(ごちょう)あたりである。
体の中央を走る、督脈という奇経のツボである。
頭のてっぺんのツボは百会(ひゃくえ)と言うが、その1寸5分後ろである。
1寸5分とはどれくらいかと言うと、これは、額の生え際からうなじの生え際までを
12寸ということにしているのである。
後頂はうなじの生え際から5寸5分、額の生え際からだと6寸5分ということになる。
何?生え際が後退している場合はどうするのかって?
ハゲていない前提で測ってください。
高尚な東洋医学はどうでもいい。
とにかく、ガッチャマンのヘルメットのてっぺん少し後ろに、
何やら、アンテナのような突起があるのだ。
これを表現するために、今回は旬のお野菜、大根さんにお願いした。
大根さんの切り口はみずみずしく、接着剤も利かないしガムテープも着かない。
そこで、まずペットボトルのキャップをガツンと埋め込み、
その上にガムテープを貼ってみた。
うまくいく。
が、少し動いてから一旦ヘルメットをはずしてみたら、大根さんは
どこかへすっ飛んで行方不明になっていた。
そこで、もう少し考えた。
ペットボトルのキャップは、大根さんに食い込ませる縦の部分の端が
ぶ厚い。
ここはさっくり刺さるように、薄いほうが良いだろう。
ちょうど使いきった白だしのガラス瓶、注ぎ口がプラスチックでできている。
最近は分別しやすく、こういう部分がもぎ取りやすくできているんだよね。
日本のメーカーは努力しているなあ。
と感心しながら取り外し、キャップ側を見ると、栓がしっかりできるように、
内側にも縦の部分があり、好都合である。
キャップの構造も、目的によって様々な物がある。
日本のメーカーは細かい工夫をしているなあ。
と感心しながら、周囲の部分をハサミで切り取る。
カッターを使ってまた指を切りたくはない。
キャップは縦横の構造になっているから硬い感じがするが、
面だけだと案外柔らかいので、ハサミでも切り進められるのだ。
できた部品を大根さんの切り口にサクッと刺すが、
やっぱり不安定だ。
早く撮影を終わらせないと、老母をデイケアに車でお迎えに行く時間になってしまう。
ガッチャマンの扮装のままリハビリセンターに行きたくはないし、
もう一度着替えるのも面倒だ。
時間が無い。
時間が無いっていうのも、ヒーロー的だな。
なんて思う間も無く、パッとアイディアは出る。
キャップを切ったものに、釘で穴を開け、そこに長めのネジを捻じ込んだ。
それを大根だんに刺し込み、ガムテープでヘルメットに固定。
おお。
激しく動いても安心!
名脇役、大根さんにご注目ください。
https://www.youtube.com/watch?v=8leBWwqBNYc
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