[あらすじ] 庭に何種類かのカタバミが生える。
生える生える。生える。
殖える殖える殖える殖える。
根絶したい。
種類によって、殖え方が異なることが分かった。
・茎を地上に広く這わせて広がる。
・種が爆ぜて飛んで広がる。
・球根が丈夫。
・大きく育った球根の周りに新しい小さな球根を作って殖える。
などだ。
※
植物の殖え方には様々な方法が有る。
上に書いた、カタバミどもが用いている方法以外にも色々有る。
・地下茎を伸ばして広がる。
・種に羽を付けて飛んでって広がる。
・どこで折れても根が出て生きる。
・ランナーと呼ばれる横這いする茎を伸ばして、その先に新しい株を作って殖え広がる。
・むかごと呼ばれる地上の芋のような物を作って、そこからも芽生える。
一つの方法だけで殖えるものも多いが、
複数の方法を取るものも有る。
ある方法がダメな場合でも他の方法も有る、という方が、
色々な状況におかれても生き延びられるので、断然強い。
※
ヤブカラシという、これまた根強いヤツがいる。
これは、根茎が本体だと言っていい。
土の中を横這いしているのは、根ではなく、根茎である。
根というと、本体のために水などを吸い上げるために有るものだが、
根茎はそれが本体だ。
根茎から葉が出て、地面の上に伸びてくる。
地上の蔓と葉を見て、その下に根茎がいやがるということが分かる。
根茎から蔓が切れないように、土を深く掘り起こしながら蔓を引っ張る。
根茎をつかむことができたら、引っ張ってみる。
浅いところを這っていて、他の植物の根と交差しておらず、土がやわらかければ、
ぺりぺりぺりと根茎が土の下から現れる。
ある程度の長さまで現れたら、次のポイントへ移動して、同じように作業する。
強く引いたり、何かと交差していたり、土が固かったりすると、
ヤブカラシの根茎は簡単に切れる。
そして、切れても死なない。
数㎝の切れ端からでも、蔓が伸び葉が育ち根が出る。
だから、切れてしまわないように引き出したい。
しかし、どうしたって切れる。
そのうち、切れたら切れたでもいい、と思えてくる。
切れていれば、次にどこかから引っ張った時に、抜きやすいからだ。
※
このように、
繁殖の方法や、特性によって、
こちらの戦い方が決まってくる。
カタバミの場合、ヒゲ根や茎や葉が土に残るのは問題無い。
球根を慎重に掘り出して処分すべしべし。
※
ところが今朝、とあるカタバミと戦っていたら、
今までに見つけていない繁殖方法を取っているものが有った。
球根から伸びた株が有る。
そこから一本の茎が横這いに伸びて、
その先の一部分がポコッと膨らんでおり、
その膨らみから茎葉が出ているのだ。
ランナーのやり方だ。
これは知らなかった。
となると、
葉の付く茎だから大丈夫だ、と思って今までそこいらに捨てていた部分の中に、
もしもこの膨らみが有ったとしたら。
作業は台無しである。
というより、私が繁殖のお手伝いをしていたことになる。
カーーーー。
おそろしや。
※
複数の方法で殖えるものは、強い。
球根で強い。
種も作る。
ついでにランナーも伸ばす。
強敵である。
生える生える。生える。
殖える殖える殖える殖える。
根絶したい。
種類によって、殖え方が異なることが分かった。
・茎を地上に広く這わせて広がる。
・種が爆ぜて飛んで広がる。
・球根が丈夫。
・大きく育った球根の周りに新しい小さな球根を作って殖える。
などだ。
※
植物の殖え方には様々な方法が有る。
上に書いた、カタバミどもが用いている方法以外にも色々有る。
・地下茎を伸ばして広がる。
・種に羽を付けて飛んでって広がる。
・どこで折れても根が出て生きる。
・ランナーと呼ばれる横這いする茎を伸ばして、その先に新しい株を作って殖え広がる。
・むかごと呼ばれる地上の芋のような物を作って、そこからも芽生える。
一つの方法だけで殖えるものも多いが、
複数の方法を取るものも有る。
ある方法がダメな場合でも他の方法も有る、という方が、
色々な状況におかれても生き延びられるので、断然強い。
※
ヤブカラシという、これまた根強いヤツがいる。
これは、根茎が本体だと言っていい。
土の中を横這いしているのは、根ではなく、根茎である。
根というと、本体のために水などを吸い上げるために有るものだが、
根茎はそれが本体だ。
根茎から葉が出て、地面の上に伸びてくる。
地上の蔓と葉を見て、その下に根茎がいやがるということが分かる。
根茎から蔓が切れないように、土を深く掘り起こしながら蔓を引っ張る。
根茎をつかむことができたら、引っ張ってみる。
浅いところを這っていて、他の植物の根と交差しておらず、土がやわらかければ、
ぺりぺりぺりと根茎が土の下から現れる。
ある程度の長さまで現れたら、次のポイントへ移動して、同じように作業する。
強く引いたり、何かと交差していたり、土が固かったりすると、
ヤブカラシの根茎は簡単に切れる。
そして、切れても死なない。
数㎝の切れ端からでも、蔓が伸び葉が育ち根が出る。
だから、切れてしまわないように引き出したい。
しかし、どうしたって切れる。
そのうち、切れたら切れたでもいい、と思えてくる。
切れていれば、次にどこかから引っ張った時に、抜きやすいからだ。
※
このように、
繁殖の方法や、特性によって、
こちらの戦い方が決まってくる。
カタバミの場合、ヒゲ根や茎や葉が土に残るのは問題無い。
球根を慎重に掘り出して処分すべしべし。
※
ところが今朝、とあるカタバミと戦っていたら、
今までに見つけていない繁殖方法を取っているものが有った。
球根から伸びた株が有る。
そこから一本の茎が横這いに伸びて、
その先の一部分がポコッと膨らんでおり、
その膨らみから茎葉が出ているのだ。
ランナーのやり方だ。
これは知らなかった。
となると、
葉の付く茎だから大丈夫だ、と思って今までそこいらに捨てていた部分の中に、
もしもこの膨らみが有ったとしたら。
作業は台無しである。
というより、私が繁殖のお手伝いをしていたことになる。
カーーーー。
おそろしや。
※
複数の方法で殖えるものは、強い。
球根で強い。
種も作る。
ついでにランナーも伸ばす。
強敵である。
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