goo blog サービス終了のお知らせ 

犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

手する

2018年12月15日 | Do it myself
[あらまし] 母85歳パーキンソン病要介護2認知症状少々。

近所の介護経験者たちが、口を揃えて言う。
「寝たきりになったら、楽よ。」
訪問看護の看護師さんも言う。
「介護者ペースになったら、楽になります。」

パーキンソン病は命に直接関わらない。
つまりは長生きする。
進行すると動けなくなる。
ただ、どうやら進行するタイプとあまり進行しないタイプの患者さんがいるらしい。
母は後者である。

つまり、薬がよく効いて、活動できて、活動的だ。
自分でしたい。
自分で調理したい。
自分で移動したい。

思い通りになってはいないが、
思い通りになっていない結果よりも、
自分でしたいという気持ちのほうが勝っている。
活動する。



週に2回のデイサービスで留守の間が、私が家の片付け掃除をするチャンスだ。
いない間に掃除すると、きれいになる。
まあ、帰宅して夕飯でも一回食べればかなり元に戻るのだが。

日常の掃除の手間が、だいぶ大きくなってきた。
食べ物のこぼれが多いのと、
なぜかどこかしこにコロンとうんこ様のかけらが落ちていたりする。
踏んで歩く前に発見して良かった、ってなもんである。
人が。犬が。



多い掃除を片付ければ、次の作業が待っている。
今日は手すり。

介護保険で、住宅改修と称してあちこちに手すりを付けてくれるサービスが受けられる。
しかし、我が母はもう限度額いっぱい利用している。

まあ良い。この種の作業は私の得手だ。

ホームセンターには「手すり」というコーナーが有る。
「手すりの選び方」なんてパンフレットが売り場に置いてある。

手すりは太さが二種類ある。
直径35㎜と、直径32㎜。
微妙な差だ。
太いほうがしっかり支え、細目のほうが握りやすい。
指がフィットするようなくぼみが波型に刻んであるのをディンプル加工という。

手すりを壁に取り付ける金具も、各種ある。
短い手すりなら、金具付きのセットがお買い得である。



母の通り道の途中、棚の側面に二ヶ所、短い手すりを付けた。
30㎝の手すりのセットを買って、木部を適当な長さにカットして使った。



玄関は、作り付けの下駄箱側に手すりが無かった。
しかし、こちら側に手すりが有ったほうが良いので、
下駄箱の途中に支柱を付け加え、
下駄箱の前に手すりを付けた。
案外、靴の出し入れに邪魔にならない。

ドリルで下穴をあけ、ネジで固定する。
しっかり取り付けることができた。
大概の体重をかけても大丈夫だろう。

写真、手前に写っているのは、以前、介護保険を利用して付けてもらった手すりだ。



今日わかったこと。

先日買ったばかりの水平器。
安かった。
まるで水平じゃない。

売り場で試してから買うべきであった。
まあ、基準の線を引き直せば使えないわけではない。
なんだか斜めで気持ち悪いけど。


コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。