4月下旬。
一年のうちでも一番気持ちの良い季節かもしれない。
花粉は終わっているし、日の出は早いし、寒くなくなったが暑くはない。
4時台に起きて、明るくなる頃に犬の散歩をする。
いやに爽やかだ。
母が退所して来る前に、今度ベッドを置く部屋の片付けと掃除とワックスがけをするには、
うってつけの日和だ。
けど。
風呂場の壁にペンキを塗るのにも、うってつけの日和だわよ。
風呂場の壁のハゲとカビっぽさが気になってから、かなりの月日が経っている。
もう、これ以上ほったらかしていたくない。
気が向いた。塗ろう。
ずっと、どんな色で塗るか、決めかねていた。
落ち着いた色にするか。明るい色にするか。
先日、片付けの中で、ペンキ缶が見つかった。
「浴室壁用」と書いてある。
ああ、塗らねばと思って、とっくに買っていたのだ。
買ってすぐに着手せず、後回しにするうちに忘れていたのだ。
「パールホワイト」。
そうか、明るくすることに決めたんだったな。いいだろう。
窓枠や窓ガラスやタイルや電灯やシャワーヘッドのフックを養生した。
脚立を友人Mから借りた。
準備万端。
ペンキを混ぜるべく、缶を振る。
チャプチャプ、と中身が揺れる感触が手に伝わる。
が、
なんとなく、
動いているのが一部分のような感じがある。
缶全体の中身が揺れていない。混ざっていない。
蓋を開けようとするが、買って置き忘れていたせいか、少し錆びている。
少し上がってきた蓋にドライバーを食い込ませるように叩き込んで、
やっとこじ開けた。
見ると案の定、中身は半ば固まりかけていた。
豆腐と上澄みのようになっている。
仕方なく、最寄りのホームセンターへ。
「畳3枚分」くらいは塗れる、という、買い置きと同じサイズの缶を買った。
ついでに、ローラー刷毛も買った。
天井も塗るには、ローラーが便利だろう。
新しいペンキをローラーで快調に塗る。
やはり買って良かった。
しかし、古い板壁はペンキをぐいぐいと吸い込む。
天井を一回塗っただけで、もう缶の半分以上を使っていた。
全体を2度塗りしたい。
そのためには、同じ缶を買って来ても足りないだろう。
再度、ホームセンターへ行き、大きな缶を買い足した。
天井と壁の角や、電灯やフックの周りや、狭いところは刷毛で塗る。
広い面はローラーで塗る。
ペンキはたっぷり有る。
天気予報では明日も爽やかな天気である。
つづきは明日。
とりあえず、最寄りの銭湯に行く。
露天も有って、極楽じゃわい。
https://www.youtube.com/watch?v=PGLKpWucEfQ
翌日、2度塗りする。
窓際や、湯のかかりやすい場所は、3度塗りした。
見違える。
明るい風呂場になった。
途端に、あちこちの細かい汚れがやたらと目に付くようになった。
夕方慌てて全体を掃除した。
入浴していると、今度はタイルの目地や浴槽のコーキングのひび割れなどが
目に付く。
補修はエンドレスだな。
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