
[あらすじ] いろいろあって、複弦バリトンウクレレのテールピースを自作するのだ。
金属板をペンチや金床に金槌で折り曲げて丈夫にし、
弦を通す穴をドリルで開けた。
エンドピンを外すのは元に戻せないとイヤなので、
板の真ん中にエンドピンを通す穴を開けることにした。
エンドピンは、先端が直径12.8㎜、
根元が10㎜だった。
根元のサイズに合わせた穴を、ぴったりの位置に開けたい。
そのほうが金属板がボディにぴったりフィットするだろう。
※
後から考えると、
ボディの裏側に引っ掛ける部分を折り曲げてから
穴を開けたほうが、穴の位置が調整しやすかったと分かる。
しかし、その時、
板の端っこをどう折り曲げると強いか、
考えが決まっていなかった。
だから、穴開けの作業を先にした。
※
大きめの穴を開けるためには、
ドリルでいくつも穴を開けて、それを金切り鋏で繋ぎ、
やすりで形を整える。
この作業を、私は今までやったことが無い。
経験が無いので、どうも腰が重い。
そのくせやり方を知っているのは、
電子工作をしようとしていた時期が有ったからだ。
電子部品を基板に半田付けなんかして、
それを金属のケースに据えて、コントロールつまみやボタンを
ケースに穴を開けて取り付け、
自分でラジオだのアンプだのエフェクターだのを作りたい、
と思っていたのだ。いや今もやりたいと思っている。
その勉強の中で、大きめの穴の開け方は知っていた。が、
やったことは無かったという次第。
エンドピンの頭を通して根元にフィットさせたい。
つまり、壁の釘に掛けるために、時計の裏に鍵穴型の穴が開けてあったりする、
ああいう形を開ければ良い。
根元の少し上が根元より細くなっているので、
瓢箪形の穴にすることにした。
ドリルの軸がぶれないように、軽く釘を打っておく。
というのが下の写真の段階。

※
最初は径3㎜くらいのドリルビットで穴を開けて、
その後、隣の穴やできあがり線と遠いところは、
4㎜のビットで穴を広げた。
穴同士が繋がると、残った金属部分がピロリとねじれもげる。
そういう部分を、金切り鋏で切り取る。
トップの写真がこの状態。
そしてギザギザと残った部分にやすりをかける。
薄い板なので、意外と簡単に穴が広がっていく。
少しやすってはエンドピンに当ててみてチェックする。
しばらくやっていたら、エンドピンが穴にするりと通った。
次は、一回り小さい、根元にぴったりの穴を作っていく。
いやそこを確かめるためには、細い部分が通るようにするのが先。
なので、瓢箪のくびれを広げる。
それから、瓢箪の上半身の穴をやする。
※
ぴたりと合う穴ができた。
次は、この板が回ってしまわないように、端がボディに引っ掛けるために
板の端を裏へ折り返す作業だ。
これまたやりにくそうな作業で、腰が重い。
つづく
金属板をペンチや金床に金槌で折り曲げて丈夫にし、
弦を通す穴をドリルで開けた。
エンドピンを外すのは元に戻せないとイヤなので、
板の真ん中にエンドピンを通す穴を開けることにした。
エンドピンは、先端が直径12.8㎜、
根元が10㎜だった。
根元のサイズに合わせた穴を、ぴったりの位置に開けたい。
そのほうが金属板がボディにぴったりフィットするだろう。
※
後から考えると、
ボディの裏側に引っ掛ける部分を折り曲げてから
穴を開けたほうが、穴の位置が調整しやすかったと分かる。
しかし、その時、
板の端っこをどう折り曲げると強いか、
考えが決まっていなかった。
だから、穴開けの作業を先にした。
※
大きめの穴を開けるためには、
ドリルでいくつも穴を開けて、それを金切り鋏で繋ぎ、
やすりで形を整える。
この作業を、私は今までやったことが無い。
経験が無いので、どうも腰が重い。
そのくせやり方を知っているのは、
電子工作をしようとしていた時期が有ったからだ。
電子部品を基板に半田付けなんかして、
それを金属のケースに据えて、コントロールつまみやボタンを
ケースに穴を開けて取り付け、
自分でラジオだのアンプだのエフェクターだのを作りたい、
と思っていたのだ。いや今もやりたいと思っている。
その勉強の中で、大きめの穴の開け方は知っていた。が、
やったことは無かったという次第。
エンドピンの頭を通して根元にフィットさせたい。
つまり、壁の釘に掛けるために、時計の裏に鍵穴型の穴が開けてあったりする、
ああいう形を開ければ良い。
根元の少し上が根元より細くなっているので、
瓢箪形の穴にすることにした。
ドリルの軸がぶれないように、軽く釘を打っておく。
というのが下の写真の段階。

※
最初は径3㎜くらいのドリルビットで穴を開けて、
その後、隣の穴やできあがり線と遠いところは、
4㎜のビットで穴を広げた。
穴同士が繋がると、残った金属部分がピロリとねじれもげる。
そういう部分を、金切り鋏で切り取る。
トップの写真がこの状態。
そしてギザギザと残った部分にやすりをかける。
薄い板なので、意外と簡単に穴が広がっていく。
少しやすってはエンドピンに当ててみてチェックする。
しばらくやっていたら、エンドピンが穴にするりと通った。
次は、一回り小さい、根元にぴったりの穴を作っていく。
いやそこを確かめるためには、細い部分が通るようにするのが先。
なので、瓢箪のくびれを広げる。
それから、瓢箪の上半身の穴をやする。
※
ぴたりと合う穴ができた。
次は、この板が回ってしまわないように、端がボディに引っ掛けるために
板の端を裏へ折り返す作業だ。
これまたやりにくそうな作業で、腰が重い。
つづく
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