犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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伐る

2019年04月15日 | Do it myself
庭木を伐らねばならない。
ほったらかしていると、ぐいぐい伸びる。
枝を張って、葉が増えるほど、成長が速くなる。
さぼればさぼるほど、加速度的に繁る。

東隣のおじさんが言う。
「この木はもうちょっと南に在ったんだけどね、ずれたね。」
その木の南側の木が伸びたので、反対側に成長したのだろう。

どれかが伸びれば、隣の木は光を求めて広がる。
繁るの連鎖がどんどん広がる。

もちろん、上にも伸びる。
周囲の木が繁ってくれば、光を求めて我先にと上に伸びる。

鎮守の森みたいにしたい。
なんて思っていたけれど、
お隣さんにしたら迷惑な話だ。
そもそも、自分の家の屋根も傷む。

木の幹が屋根に当たれば、風が吹いては屋根を傷める。
木の枝が屋根の上に張っていれば、落ち葉が屋根に積もって朽ちる。
雨樋も詰まる。
水はけが悪くなれば、家は傷む。



家に接して生えているクヌギを伐った。
6mくらいには伸びていた。
街灯に接して生えているシロダモを伐った。
これも6mくらい。
門先の花桃を伐った。
古くて朽ちかけた幹も有った。
庭の花桃を伐った。
枝が横に大きく張っていた。
去年、中途半端に伐った柳を伐り倒した。
電線に掛かって危なかったのだ。

6mある木に登りながら、枝を伐っていく。
足場を残して伐る。
隣家に張り出している枝を残しておく。
こうすると、上の枝を伐って落としたときに、残した枝の上に乗っかって、
隣家の庭に落ちずに済むからだ。

4mくらいまで登ったら、肩くらいの高さで伐る。
幹は40㎝くらいずつ伐っていく。
まず、落としても良い側からチェーンソーを入れる。
3分の2くらいまでいったら刃を抜く。
切り口の上と下を、ロープで結ぶ。
それから、さっきと反対の側からチェーンソーを入れる。
ぐらついてきたら慎重に刃を進める。

うまくやると、切り離された上の部分が、落ちないで幹の上にそのまま乗っかった状態になる。
チェーンソーはロープで他の枝に引っ掛けておいて、
切り離した丸太を抱える。
結んだロープをほどき、
安全な場所へぶん投げる。

この作業の繰り返しをしながら、木を降りてゆく。
適当に低くなったら、伐り倒す。



木の上は気持ちいい。
木の又でうまく体を安定させたら、休憩できる。
2階のベランダより高く登っているし、
ベランダとは全く別の位置だから、
見たことの無い景色が見える。



塀の上に登ったり、木に登ったりして、
以前より慣れていることに気付いた。
パルクールの基礎練習で、バランス練習をしているのも功を奏しているのだろうか。

慣れてみると、高いところは気分がいい。

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